TECH

植毛の技術革新について

親和クリニックでは、薄毛治療において患者さまより最も求められる「結果」を出すことに全力を注いでおります。

ご満足いただける結果をご提供するため、常に最新の技術や治療法などの情報を収集し、慎重に検証・検討した上で積極的に取り入れております。また、特に低侵襲植毛を行う親和クリニックの自毛植毛で欠かせない『ハンドピース』に関しては、既製品ではなく独自に研究開発し、徹底的な検証を行い、より痛みがなく傷跡が残らず、高生着率の植毛が可能にできる「究極のハンドピース」を求め開発を継続しております。他にはない、親和クリニックの高い技術力があるからこそ、精度の高いハンドピースによる治療が実現できています。

進化するハンドピース

【第1世代】従来型ハンドピース

【第1世代】従来型ハンドピース

メスを使わない自毛植毛専用において長年使われてきた旧型のハンドピースです。
内部のモーターによる回転と吸引力を発生させる機能があります。
機器の先端に精密なパンチブレード(極細の金属管)を装着して手術が行われます。
回転が安定しないことや、メンテナンスに手間がかかることが欠点でした。


【第2世代】独自開発ハンドピース(初期)

【第2世代】独自開発ハンドピース(初期)

全体的な検証を行い、各部をリニューアルしました。
機械の精度が向上し、最高4700rpmの安定した高速回転と、レスポンスの良い吸引を発生させることが可能となり、親和クリニックの低侵襲・短時間・高精度の手術を実現し得る機器となりました。


【第3世代】新開発ブルーハンドピース

【第3世代】新開発ブルーハンドピース

各部の更なるリニューアルを行い、更なる精度の向上が実現しました。
重心のブレを押さえ、回転が安定したことにより、術者の操作中の負担が軽減しました。
このことにより、3000株を超える大量移植や難易度の高いNC-MIRAI法においても精度の高い手術を維持できます。


【第4世代】新形状シルバーハンドピース

【第4世代】新形状シルバーハンドピース

モーターの位置を変更することにより、手術で発生する水分や油分がモーターに影響しない構造となり、さらに安定した手術を実現できるようになりました。
また装着するパンチブレード長が短くなったことにより、詰まりに対する対応が容易になりました。
分解方法も改良し、モーターの耐久性が向上しました。


国内最小径級0.5mm台のパンチブレードを開発

国内最小径級0.5mm台のパンチブレードを開発

ハンドピースに装着し、メスの代わりに植毛ホールを作成するパンチブレード。ハンドピースと合わせて自毛植毛手術の要の部品ですが、親和クリニックでは、このパンチブレードを、従来の0.6mm経からさらに細い、0.5mm経に縮小したサイズを開発しました。これにより、より高密度で、傷口を最小に抑えた頭皮への負担が少ない自毛植毛が可能になりました。加えてより既存毛を傷つけずに植毛ができるのでショックロス※1 のリスクをさらに軽減、また0.5mmのホールに0.8mmの株を移植するのでさらなる脱落の防止を実現しました。

  • 1 植毛後に周りの既存毛が一時的に抜け落ちること
  • 使用するパンチブレードの直径は患者さまの株の状態によって使い分けます

ハイスピードメガセッションの記録更新

音田総院長がMIRAI法手術で3,200グラフトを92分で採取!

音田総院長による3,200グラフト92分の手術風景

親和クリニック独自開発のモーターハンドピースと0.85mm高性能パンチブレードを駆使し、音田総院長が3,200グラフトの採取を92分で達成しました。

これは医師個人の熟練度もさることながら、確立されたチーム医療による効率的なプロシージャ、独自開発の高性能専用機器の存在があって初めて実現しうるものです。

自毛植毛の手術は、心臓の移植手術と同じように「早さと正確さ」が求められる治療技術といえます。

親和クリニックは皆様に最先端の薄毛治療を提供する為、こらからも研鑽を積み重ねていきます。


2017年5月、ハイスピードメガセッションの手術時間の最短記録を達成!

ハイスピードメガセッション手術

2017年5月、音田総院長が率いる新宿院のチームが、3000株のMIRAIミライ 法による手術時間の最短記録を更新しました。患者さまの身体への負担をより軽減するため、手術方法の改良により、手術開始から終了までの正味時間が4時間44分と不可能とされていた5時間の壁を超えました。術式によらず、3000株の手術を5時間以内で行うことができるところは世界でもほとんど存在しないものと思われます。これは親和の高い技術力、チーム医療がなしうる業です。


2017年、 NC-MIRAI法における株採取速度の最短記録達成!

NC-MIRAI法施術

2017年、音田総院長率いる新宿院のチームが、NC-MIRAI法の株の採取において最短記録を更新しました。1500株を70分で採取完了し、一時間当たりの採取速度は1275株/時間となります。一般的な通常の刈り上げるFUE法において、熟達した植毛医の平均採取速度は400-800株/時間、ロボットでも600株/時間とされています。長い髪が存在する状態で行うNC-MIRAI法は、技術的には数段難しい手術ですが、それを一般的な刈り上げした短い髪の状態でおこなうFUE手術より短時間で採取した驚異的な結果です。世界でも最速の部類の記録であると思われます。


2016年5月、 MIRAI法における株採取速度の最短記録達成!

MIRAI法施術

2016年5月、音田総院長がMIRAIミライ法における株採取速度を更新しました。1700株を約42分で採取完了しました。株の切断はほとんどありませんでした。採取速度を計算しますと1分あたり、40.48株を採取しており、時間に換算しますと一時間当たり2428株を採取しています。これは実測の株採取速度としては世界最高速度に分類されるスピードです。


2016年、高密度自毛植毛MIRAI法 4,000株を5時間台で達成!

自毛植毛手術風景

高密度自毛植毛(MIRAIミライ法) で、4,000株手術全てを5時間58分で完了。
この大量の植毛を短時間で行うドクター、スタッフの熟練した技術力により患者さまの身体への負担やリスクを軽減し高い生着率を実現します。


2015年、NC-MIRAI法で1032株/時の最高記録達成!

NC-MIRAI法の仕上がり

親和クリニックは最高難度と呼び声の高い「採取部分を刈り上げない自毛植毛術=NC-MIRAI法」で1時間あたり1032株の世界最高の植毛数を記録しました!
NC-MIRAI法では採取部分を刈り上げないため、術後も採取部分である後頭部は自然な仕上がりで植毛手術をしたようには見えないのが特徴です。

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