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薄毛治療 情報の海に溺れないために その2

VOL.6 薄毛治療 情報の海に溺れないために その2

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」を最大限活用するために、まずは、病気の本質を理解しましょう。

男性型脱毛症とは、元気に成長する髪の毛が減り、髪の毛が細く短くやせ衰えてしまい、ついには頭皮まで髪の毛が出てこられなくなってしまう状態です。
男性では頭頂部、前頭部(生え際、M字部分)に見られます。
日本人の場合、20代後半から30歳代に始まることが多く、年齢別の頻度は、20代で10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40%〜です。
つまり、3人に1人以上は何らかの悩みを抱えていることになります。

これだけありふれた病気なのですから、恥ずかしがらずに専門医に相談してみてはいかがですか。さて、話を戻します。
男性型脱毛症には、男性ホルモンが悪さをしていることは、ご存じの方が多いと思います。血液中の男性ホルモンが毛根にある毛乳頭細胞(髪の元になる大事な細胞です)に作用するためには、それを受け取るキャッチャーミットみたいな装置(受容体)が必要です。
男性型脱毛症で後頭部、側頭部の髪が薄くならないのは、この受容体が少なくせいで、男性ホルモンの影響を受けにくいからなんですね。また、受容体とホルモンの結び付く力にも差があり、男性型脱毛症の最大の敵:ジヒドロテストステロン(DHT)は、テストステロンよりもこの力が強いのです。
この理屈が分かると、治療の内容も良く理解出来るようになりますよ。

親和クリニック名古屋 院長 福島俊彦

福島 俊彦

親和クリニック名古屋院 院長

福島 俊彦 TOSHIHIKO FUKUSHIMA

日本外科学会 指導医 専門医  日本内分泌・甲状腺外科学会 専門医  日本甲状腺 学会 専門医
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医  日本がん治療認定機構 暫定教育医・認定医  日本超音波医学会 専門医
平成29年 名古屋院院長就任

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