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女性の生え際が薄くなる理由は?

女性の薄毛は一般的には、分け目を中心に全体的に広がるケースが多く、生え際のラインが変わってしまうほど後退することは少ないと言われています。
しかしながら、稀に、生え際が後退したと感じる症状を訴えられる方もいらっしゃいます。

ここでは、びまん性脱毛症や、女性男性型脱毛症(FAGA)とは少し異なる、女性の生え際の薄毛に関して詳しく解説をしていきます。

女性の生え際が後退する主な原因

牽引性(けんいんせい)脱毛症

牽引とは、大きな力で引っ張ること。引き寄せること。の意味です。
文字通り、髪の毛を引っ張ることにより起こる脱毛です。

  • ポニーテール・三つ編み・編み込み・お団子ヘア等、毎日同じ位置で結び続ける。
  • カチューシャやヘッドアクセ・ヘアアイロンで同じ箇所を引っ張り続ける。
  • エクステンションで常に髪が引っ張られる。

このようなことを毎日続けていると、日常的に同じ部分に牽引の負担がかかり、結果として、生え際の髪にも大きな負担がかかり、血行が悪くなり、髪の毛が抜けやすくなります。

牽引性脱毛症は、同じスタイルをずっと続けていることでおこりますので、年齢は関係ありません。おしゃれや身だしなみの為にしていることが、結果として牽引性脱毛症になってしまうこともありますので、毎日同じ負担がかからない様に、髪型を変えるなどの工夫が必要です。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンには【妊娠できるように体を整え、妊娠したら、その状態を維持し、無事に出産する】という目的がある為、血管を強くして血行を良くしたり、全身の働きを高めて、若々しい体を維持していく働きをします。

その為に、2種類のホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が約28日のサイクルでそれぞれ多くなったり、少なくなったりバランスをとりながら分泌されています。
女性なら経験のある月経前に気分や体調が不安定になったり、吹き出物ができたり・・これも全てホルモンの関係によるものなのです。

特に、「エストロゲン」は女性らしい髪の毛を作る役割もあります。エストロゲンにはコラーゲンの合成を促す働きがあり、髪の毛の艶やハリも向上させることも最近の研究で分かっています。
「エストロゲン」の分泌が少なすぎると、肌や髪の艶がなくなり、抜け毛が多くなっていきます。出産後に抜け毛が多くなると言われますが、これもホルモンバランスによる影響です。

また、女性ホルモンよりも男性ホルモンが優位になってしまうことで起こるのが女性男性型脱毛症(FAGA)です。
では、「エストロゲン」は多いほどいいのでは!と思いがちですが、そういうことでもなく、分泌量が多すぎると乳がんや子宮ガンのリスクが高まるとも言われています。

よって、双方のバランスが大切。ということになります。よく、美容のお話しでもホルモンバランスが重要と聞くのはこのような観点からなのです。

頭皮環境の悪化

頭皮の汚れには、ほこりや花粉、雨、たばこの灰等、外部からのものと、皮脂や汗、古い角質等、内部からのものがあります。
肌に合わないシャンプーや薬剤の使用、皮脂汚れ、整髪料の洗い残しなどによって、頭皮が炎症を起こし、髪の毛が抜けることもあります。

このような要因の汚れが放置されると、毛穴が詰まり、髪の毛が十分に成長できなくなったり、新しい髪が生えてもすぐに抜けてしまうということもあります。

生活習慣の乱れ

髪の毛は毛母細胞が毛細血管から栄養を摂って毛質に変化し、毛髪になっていきます。
つまり、充分な栄養をとらなければ、栄養素が髪の毛まで行き渡らなくなってしまいます。
髪の毛に栄養が行くまでに、身体のどこかが弱ってしまっていたら、そこに栄養が注がれます。その為、髪の毛の栄養不足が起こり、身体の内部に不健康な状態があると、髪の毛にも影響してくる可能性が考えられています。

ストレスの蓄積

ストレスによってホルモンバランスが乱れるのは、脳でセロトニンの分泌が減るからと言われています。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、幸福感や精神的な安定を感じさせる物質です。
セロトニンが減ると、他の神経伝達物質が優位に働くようになります。この神経伝達物質が性ホルモンの分泌と大きく関わっており、ストレスが脳内伝達物質のバランスを乱すことで、性ホルモンの分泌量のバランスを乱してしまう為、ストレスがホルモンバランスを乱してしまい、先に述べたようなホルモンバランスの乱れに繋がっていくのです。

とは言え、特に、頭皮環境・生活習慣の乱れ・ストレスの蓄積に関しては、これが直接的にすぐに薄毛に繋がるという単純なものではありませんので、身体にとって良いことは髪の毛にも良く、身体にとって良くないことは髪の毛にも良くない。ということであり、何はともあれ、全てにおいて健康的に過ごすことが重要であるということになります。

女性のための生え際の薄毛対策

生え際の薄毛の主な原因が判明したところで、そのまま原因について何も対策をせずに放置していては薄毛は進行し、取返しのつかない事になるかもしれません。
生え際は特にお顔の印象を左右する大変重要な箇所でもあります。
キチンとした対策を行い実行していくことが大切となります。
その対策方法について説明していきます。

発毛剤や育毛剤を使用する

まずは、【発毛】と【育毛】の違いについてご説明します。
【発毛】とは、明確に1本と数えることができる髪の毛の本数が増えることを発毛と言います。
産毛や1本と数える事が出来ない細い髪の毛が発毛剤を使用することで強く・太くなることを示します。
【育毛】は、今生えている髪の毛を伸ばして成長を促すことを言います。
一言でいえば、頭皮や毛根の汚れや老廃物を取り除いて、髪の毛を育つ環境を整えて髪の毛の健康を保つことです。

発毛剤では、「ミノキシジル」含まれたものを使用していただくことをお勧めします。
ミノキシジルは日本皮膚科学会が定めたガイドラインにおいて推奨されている、国内で使用を唯一認められた発毛効果が期待できる成分です。
クリニックではもちろんこと、薬局やドラッグストアでも購入することができます。

育毛剤は髪の毛の成長が認められた成分や植物や古来から使用されてきた薬用成分が主に使われています。
育毛剤は、髪の毛を成長させるために数多くの成分を入れているものが多く、多いものでは30種類以上の育毛効果の出る成分を入れているものもあります。
たくさんの成分が含まれていても、育毛剤には副作用がほとんどないこともメリットと言えるでしょう。

定期的に髪型を変える

いつも同じ髪型、同じ分け目にしていて頭皮に負担をかけ続けることはよくありません。
頭皮に負担がかかると血行が悪くなってしまい髪を作り出す細胞にも負荷がかかってしまいます。
分け目の薄毛が気になるのではあれば、まずは分け目を変えてみることで髪の毛への負担が軽減され症状の改善が期待できるかもしれません。
髪型を変えることでも気分転換にもなりますし、今までしたことのない髪型にチャレンジする事も新しい自分の発見になって楽しいかもしれません。

生活習慣、食生活の改善

薄毛には日常生活が密接に関係していると言われています。
まずは、生活習慣を見直すことが重要となり、改善することで頭皮状態を整えて健康な髪の毛が生える環境を作ることが大切になります。
規則正しい生活を送ることがまずは大前提です。
忙しい毎日の中でも夜更かしをせずに睡眠時間をしっかりと確保すること。
また、栄養素によって作られる髪の毛のためにもバランスの良い食事を心がけること。
特に発毛をサポートすると言われている栄養素を意識して摂取するのも良いでしょう。

その代表例が、たんぱく質や亜鉛です。
たんぱく質は卵や大豆製品、乳製品、肉類では脂肪の少ない赤身肉、魚介類では一般的に白身魚が多いと言われています。
亜鉛では魚介類ではかカキやするめ、肉類ではレバーが多いとされています。
ひき肉や卵黄や納豆も亜鉛を多く含みます。
また、日常無理のない程度の運動も血行を良くしていき、頭皮環境を整える上では大切になってきますので意識して行うようにしましょう。

ストレスを発散する

毎日忙しくしている人が多いこの時代にストレスはつきものです。
ため込まずに発散することも大切です。
ストレス発散方法は買い物をしたりおしゃべりをしたり映画を見たり人それぞれです。
自分なりのストレス発散方法で解消するようにしましょう。

女性におすすめしたい親和クリニックの生え際の薄毛対策

発毛剤や育毛剤の使用、生活習慣の見直しももちろん重要ですが、毛根がなくなってしまったところに「生やす」ということは難しいのが現状です。
新たに髪の毛を「生やす」ためには自毛植毛しか方法はありません。
そこで、自毛植毛や当院の手術方法についても詳しく説明していきます。

自毛植毛とは

自毛植毛とは、ご自身の後頭部の毛髪を細胞ごと移植する皮膚移植手術の一種です。
自毛植毛はご自身の髪の毛を移植するため、人工毛植毛と違って拒絶反応も起こりづらく、仕上がりもとても自然です。
また、一度移植した髪の毛は、生着すれば他の髪の毛と同様に生涯に渡って生え変わり続け、髪が伸びると自然な髪型になります。

自毛植毛の方法

親和クリニックでは、3種類の自毛植毛方法があります。まず、自毛植毛は、
➀後頭部から毛髪の株の採取
➁移植ホールの作成
➂株の移植
この3段階で行います。髪の毛一本一本を丁寧に選別し、メスを使わずに専用の移植機器で移植をします。そのため、痛みや体へのリスクを最小限に抑えることができます。
手術自体は日帰りで行うことができ、術後の傷跡が極めて小さいため、術後の通院は基本的に不要です。

それでは、当院の自毛植毛の手術方法ついて詳しくご説明したいと思います。

MIRAI法

MIRAI法では、採取する後頭部を広範囲にバリカンで1mm程度の長さに刈り上げます。
メスを使わず、電動パンチブレードという機械を使って、毛包単位で一株一株、手作業で採取していきます。
刈り上げた部分は術後伸びてくるまでの間、必要に応じてカバーシートと呼ばれる編み込み式の部分ウィッグで隠すことが可能です。
次に、移植したい部分にホールを作成します。当院では、直径0.5mm-0.6mmの機械を使って穴を開けていきますが、これは世界で最小の細さです。そのため、傷跡も小さく、高密度に移植することが可能です。こうして作成したホールに株を移植します。直接株に触れることなく、空気圧式のインプランターを使って素早く移植をしていきます。

NC-MIRAI法

NC-MIRAI法は、後頭部をバリカンで広範囲に刈り上げずに行える当院オリジナルの方法です。医師がハサミで1本1本カットしながら株を採取していくため、術後もヘアスタイルの変化がなく、傷跡をご自身の髪の毛で隠すことができる方法です。
非常に緻密で手間のかかる手法ですが、経営者や人前に出ることが多い職業の方や女性にも大変喜ばれ、選ばれている方法です。

United MIRAI法

United MIRAI法はMIRAI法とNC-MIRAI法をミックスさせたオリジナルの方法です。
一人ひとりの髪の長さや頭髪の状態に合わせて、医師がオーダーメイドでバランスを調整し、ご自身の髪の毛で隠せる範囲だけは刈り上げるMIRAI法で採取し、残りの部分は刈り上げないNC-MIRAI法で採取します。
したがってMIRAI法のようにカバーシートをつける必要はなく、ご自身の髪の毛で採取部を隠すことが可能な新しい方法です。
また、術後の傷跡はNC-MIRAI法と同様に目立たず、コストも抑えることが可能です。

生え際の薄毛も改善できる!適切な治療で早期対策を

このように、一般的な分け目からではなく、生え際から後退してくるケースにも様々な原因や治療法があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
昔から「髪は女の命」と言われていますが、近年、男性だけではなく女性も薄毛に悩まれる方が多く、当院にもたくさんの女性の患者様がご来院されておられます。
非常にデリケートな悩みのため、だれにも相談できず一人で抱え込んでしまいがちですが、正しい適切な治療で改善することができます。
原因やライフスタイルなどに合わせ、早めの対策を取ることが重要になってきますので、ひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。

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