DOCTOR COLUMN

生え際に産毛!ミノキシジルで生えてきたら?
より確実な薄毛対策も解説

おでこの生え際が後退する、頭頂部の髪の毛が薄くなる、剃り込みがM字になるなど、薄毛にはいくつかのタイプがあります。薄毛になる原因もさまざまで、いくつかの原因が複雑に絡み合っている場合も少なくありません。

そのため、ミノキシジルなどで薄毛治療をして生え際に産毛が生え始めても、新たな理由が生じて再び髪が抜けてしまう可能性もあります。せっかく生えてきた髪を産毛止まりにせず、太く長い状態に育てるにはどうすれば良いのでしょうか?

そこで今回は、年間1500件以上の薄毛治療を行う親和クリニックが、生え際に生えてきた産毛を太くする方法を解説します。

この記事を読めば、生え際の薄毛をより確実に治す画期的な治療法もわかります。

親和クリニックでは、薄毛でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。薄毛のお悩みをお聞きした上で、最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

生え際の薄毛の原因と治療法

まず、生え際の薄毛を引き起こす原因と主な治療法について知っておきましょう。

●生え際の薄毛を引き起こす主な原因

生え際の薄毛を引き起こす原因としては、以下のようなものが挙げられます。

・AGA(男性型脱毛症)
・加齢によるホルモンバランスの乱れ
・生活リズムの乱れ
・睡眠不足
・ストレス
・間違ったシャンプーの仕方
・間違った頭皮ケア
・遺伝

生え際の薄毛の原因は多岐にわたります。また、これらの原因のいくつかが複雑に絡み合って薄毛を引き起こす場合も多いです。

一般的に薄毛の改善には3~6ヶ月もの時間がかかるといわれており、薄毛を治すには長期戦に挑む覚悟が必要です。ところが間違ったケアをしてしまうと、お金と時間をかけて打った対策が無駄になってしまう場合があります。

特に薄毛の原因がAGAである場合、いくら高い育毛剤を使っても髪の毛を取り戻すことはできません。なぜなら、AGAは男性ホルモンの1種であるテストステロンが5αリダクターゼの影響を受けてDHT(ジヒドロテストステロン)に変化するという非常に複雑なメカニズムで進行する脱毛症だからです。こうした複雑な原因に市販の育毛剤はアプローチできません。

また、AGAは進行性の脱毛症であり、時間の経過とともに薄毛の範囲がどんどん拡大していきます。そのため、生え際の薄毛の原因を正確に見極め、適切な治療を行うためには、薄毛治療専門のクリニックに早めに相談することがおすすめです。

親和クリニックでは無料カウンセリングを実施していますので、どうぞお気軽にご来院ください。


●薄毛治療の主な方法

薄毛治療の主な方法として次の2つが挙げられます。

投薬治療

プロペシア、ザガーロなどAGA治療に効果のある内服薬やミノキシジル外用薬を使って、薄毛を改善していきます。 プロペシアとザガーロには、髪の健全な成長を妨げる物質「ジヒドロテストステロン(DHT)」の発生を抑制する働きがあります。DHTは、男性ホルモンの1種であるテストステロンが、還元酵素5αリダクターゼと結合することで生成されますが、プロペシアもザガーロも5αリダクターゼの働きを阻害することで、DHTの発生を抑えることができます。

また、ミノキシジルには血流を促進し、髪の成長を促す発毛効果があります。プロペシアやザガーロには発毛効果は期待できません。一方、ミノキシジルにはAGAの進行を抑制する効果は期待できません。そのため、内服薬でAGAの進行を抑えつつ、外用薬で発毛を促すことで効果的な薄毛改善が期待できます。

いずれも効果を実感するには最低でも3〜6カ月が必要です。ただし、生え際に産毛が生えるなどの効果が実感できても、投薬治療は続けてください。投薬治療を続けることで、太く長い髪が成長して薄毛が徐々に改善されていきます。

植毛

頭頂部や生え際などの薄毛が気になる部分に、自分の髪の毛や人工毛を移植する方法です。 植毛には自毛植毛と人工毛植毛の2種類があり、自毛植毛ではAGAの原因となる男性ホルモンの影響を受けていない髪の毛をドナー株として移植していきます。

一方、人工毛植毛は合成繊維などでできた毛髪を移植する方法です。人工毛植毛の場合、理想のヘアスタイルをすぐに手に入れられるのがメリットですが、アレルギー反応や炎症などのトラブルを引き起こす危険性があります。

安全で確実な薄毛治療を目的とするのであれば、自毛植毛がおすすめです。自毛植毛は、自身の髪を利用するため、拒絶反応の心配がほとんどありません。自毛植毛後に定着した毛髪は、その場で半永久的に生え変わり続けます。自分の髪が伸びていきますので、風合いが自然でバレにくく、朝晩のメンテナンスや通院の手間暇もありません。

薄くなった生え際の髪を回復できるので、自毛植毛なら薄毛のお悩みを根本から解決できます。洗髪や散髪も今まで通りに行えますし、パーマやヘアカラーも楽しめるようになります。薬を使い続ける必要もないため、ストレスフリーの毎日を取り戻すことができます。

薄毛治療を始めてから、新しい髪が生え揃うまでの流れ

薄毛治療を始めてから、新しい髪が生え揃うまでの流れをご紹介します。

●一時的な脱毛

薄毛治療を始めてすぐに髪の毛が抜け落ちることがあります。この現象は、薄毛治療によって成長が始まった新しい毛が古い毛を押し出すために生じるものです。

一時的な脱毛に過ぎないので、あまり心配しすぎないようにしましょう。薄毛治療の効果を無駄にしないためにも、自己判断で治療を中断しないことが大切です。しばらくすると脱毛は治まり、徐々に薄毛が改善されていきます。

一時的な脱毛で不安な場合は、担当の医師に相談してください。


●産毛の生成

薄毛治療を続けているうちに、生え際などから産毛が生えてきます。産毛が生えてきたということは、薄毛治療の効果が現れている証拠です。

ただし、毛根のヘアサイクル が休止期に入っていた場合は、産毛がなかなか生えてこないことがあります。産毛が生え揃う時期として、治療開始から3〜6カ月程度を見込んでおくといいでしょう。

また、産毛が生えてきたからといって、治療を中断しないことが大切です。薄毛を改善するためには、治療を継続し続ける必要があります。


●健康な髪の毛へと成長

産毛は薄毛改善の兆しとはいえ、まだ成長段階の髪の毛です。生えてきた毛を太く長く育てるには、治療と同時に生活習慣の改善を図ることが必要になります。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠時間の確保、適度な運動を習慣化し、ストレスの発散を心がけて、健康な髪の成長を促進していきましょう。

生活習慣を改善することによって頭皮環境も良好に保たれ、産毛から健康な髪へと成長を遂げるでしょう。新しい髪の毛が生え揃うまで、だいたい半年〜1年以上はかかります。すぐに薄毛治療の効果を感じられなくても、途中で諦めず根気よく治療を続けましょう。

生え際に産毛が生えてきたら特に気をつけたいこと

発毛が成功するか失敗するかは、産毛をしっかりとした髪の毛に育てられるかどうかにかかっています。 以下の点に注意して、薄毛治療を続けていきましょう。

●産毛が生えてきても治療を継続する

生え際に産毛が生えてきても、そこで薄毛治療は終わりではありません。薄毛は以下のステップで改善されていくため、治療を根気強く続ける必要があります。

1. 生え際などに産毛が生えてくる
2. ハリ・コシとも強い髪の毛が成長する
3. 頭髪全体がボリュームアップする

多くの人が、産毛が生えた段階で薄毛治療が完了したと思い、投薬治療を止めてしまいます。しかし、投薬をやめてしまうと、すぐに脱毛症が再び進行を始めてしまうため、投薬治療は継続する必要があります。

生え際などに現れた産毛は、休止中の毛根が活動を始めた証拠です。しかし、その毛根が正常な機能を取り戻すためには、さらに多くの栄養や頭皮に悪影響を与える生活習慣の排除が必要になります。

産毛が生えてきたことに油断して薄毛治療を止めてしまえば、せっかく生えた産毛が太く健康的な髪の毛に育たず、早々に抜けてしまいます。生え際に産毛が生えても、そのまま薄毛治療を継続していきましょう。


●生活習慣を整える

産毛が生え始めた時期に大切なポイントは、栄養バランスを整えて、太く長い髪に育てていくことです。生えてきた産毛を成長させるため、そしてまだまだ眠っている毛根を活発にさせるためにも、より多くの栄養をとっていくことが大切です。

薄毛を改善するためには、特に以下の栄養素を積極的にとりましょう。

・タンパク質
・亜鉛
・オメガ3脂肪酸
・ビタミン群
・鉄分

こうした栄養素は、サプリメントなどからも手軽に摂取することができます。しかし、長期的に活発に発毛できる体質に変えていくことを考えるのであれば、できるだけ普段の食事から必要な栄養素をしっかりと摂取していきましょう。

その他にも、ストレスの発散や睡眠不足の解消、正しいシャンプーやヘアケアで、頭皮を健康に保つことも大切なポイントです。髪の毛のボリュームが満足な状態に戻るまでには、最低でも6ヶ月間は必要です。薄毛の改善には時間がかかりますが、薄毛治療とあわせて生活習慣も見直すことで、薄毛は効果的な改善が期待できます。生え際に生えてきた産毛が抜けてしまわないように、栄養バランスの良い食事を心がけていきましょう。

生え際の産毛を成長させるための正しい洗髪方法

毎日のシャンプーは頭皮環境を整えるための大切な習慣です。ここでは、正しい洗髪方法の手順をご紹介します。

●シャンプー

まずシャンプーの前にブラッシングをしてホコリやフケを落とします。次にぬるま湯で髪を予洗いします。この過程を踏むことで、毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすくなるでしょう。

シャンプーはいきなり頭に塗布するのではなく、手のひらでしっかりと泡立ててから使います。シャンプーを頭皮全体になじませたら、やさしくマッサージするように洗ってください。ごしごしと強く擦ったり、爪を立てて洗ったりするのはNGです。シャンプー後は洗い残しのないようにしっかりすすぎましょう。


●リンス・トリートメント

リンスやトリートメントは髪の毛のダメージの補修を目的とするものです。頭皮ではなく、毛先を中心に塗布するようにしましょう。シャンプー同様、洗い残しのないように丁寧にすすいでください。


●髪を乾かす

タオルで水分を拭き取ったら、自然乾燥させずにすぐにドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥させると雑菌が繁殖しやすくなり、髪がダメージを受けやすくなるのでおすすめできません。

ドライヤーは頭から15~20cm程度離してかけます。髪の痛みを最小限にするために、同じ箇所にドライヤーの熱を当て続けないように注意しましょう。

生え際に産毛が生えたら、太く長く育てて薄毛を改善しよう

髪の毛を産毛から丈夫な毛に育てることができれば、薄毛は少しずつ改善していきます。 そのためには薄毛治療を地道に続けることが大切です。 産毛が生えてきたからといって、薄毛治療を中断すると、努力の末に芽生えた毛の成長を妨げる恐れがあります。

産毛を太く長い毛に育てるには、クリニック治療を続けながら、髪に必要な栄養素をバランスよく摂取して、十分な睡眠時間を確保するなど、生活習慣を整えることが大切なポイントになります。

新しい髪が生え揃うまでの期間は、およそ半年から1年が目安です。焦らず根気よく薄毛治療を続けましょう。

より確実に薄毛を解消するなら自毛植毛がおすすめ

自毛植毛のイメージイラスト

自毛植毛は、AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を、生え際など薄毛が気になる部分に髪を作リ出す毛根の器官ごと移植する外科手術です。

「手術」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、親和クリニックの最新式の自毛植毛はメスを使わないため、痛みやダウンタイムがほとんどありません。超極細のパンチブレードを使って毛髪の採取と移植をスピーディに行うため、日帰り手術が可能です。翌日にはクリニックで洗髪もできるほど回復が早いのも大きなメリット。

何より、一度移植して定着した毛根は、普通の髪と同じように何度でも生え変わります。薄毛になった部分に自分の毛髪を回復できるので、自毛植毛は薄毛の根本的治療が可能な唯一の方法とも言われています。

生え際の薄毛は、AGA治療薬が効果を発揮しにくい場合もあります。また、かつらや増毛などの対策は周囲に違和感を与える心配もあります。しかし、自毛植毛なら風合いが自然でバレにくく、AGAの進行によって毛根が死滅した部分でも発毛が可能です。

自毛植毛は薄毛治療の最後の切り札ともいえる画期的な治療法。薄毛の進行が気になりだしたら、自毛植毛についてもぜひご検討ください。

親和クリニックでは、生え際の薄毛でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。新宿、銀座、名古屋、大阪、福岡に5院があり、お仕事帰りやおでかけのついでに立ち寄れる便利な立地となっています。また、遠方の方のためには無料メール相談も受付しています。

自毛植毛なら生え際の薄毛を改善することはもちろん、ヘアラインの矯正も可能です。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞ気軽にご来院ください。

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