親和クリニックの医師陣が出演
藤川アナ
『藤川貴央のクリニックレポート』。
こんばんは、ラジオ大阪アナウンサーの藤川貴央です。20歳の頃から薄毛を気にしていた私。一念発起しまして自毛植毛の親和クリニック大阪院で、自分の後頭部の毛を毛根ごと採取して、薄い部分に植えるという自毛植毛の手術を受けてきました。これで薄毛の悩みともさよならです。
この番組では、皆さんにも同じ悩みを少しでも解決していただこうと、毎月1週目と3週目は親和クリニックの先生方に薄毛に関するお話を伺います。それでは15分間、よろしくお付き合いください。
藤川アナ
私が親和クリニック大阪で自毛植毛の手術を受けてから、8カ月と2週間が経過いたしました。早いものですね。先生、今日は私の手術前の写真を持ってきてくださっていて一緒に見たのですが、随分と変わりましたね。
安藤
そうですね。非常にボリューム感が増してきて、効果があったと思います。
藤川アナ
私自身も、薄毛をほとんど悩みと感じないぐらい随分と小さくなったと思っています。ここからさらに半年後が完成ですから、髪の毛はもう少し増えるのですか。
安藤
今は8カ月ぐらいですからボリューム感としての目的は達成する時期ですが、髪の毛はさらに長さと太さを増していきますので、最終的には術後1年が評価のポイントになります。
藤川アナ
嬉しいです。では、もう少し楽しみにしています。かゆみや痛みなどのトラブルもなく、手術前と全く変わらない状態になりました。
安藤
良かったですね。
藤川アナ
中には突っ張った感じが残る人も?
安藤
突っ張った感じが一番多いかと思いますが、これも時間とともになくなっていきます。
藤川アナ
私みたいに、全然という人もいるのですね。
安藤
もちろん移植する株数にもよります。
藤川アナ
順調に来ております。ありがとうございます。
さて今回は親和クリニックの「MIRAI法」について詳しくお話を伺います。改めてMIRAI法とは、どういう技術なのか教えていただけますか。
安藤
MIRAIという横文字は、低侵襲の手術を迅速にやるというMinimum Invasive and Rapid Improvementの頭文字を取って付けられた名前です。
藤川アナ
その頭文字を取って、うまいことMIRAIと。よくできていますね。
安藤
ありがとうございます。
藤川アナ
この技術は親和クリニック独自のものなのですね。
安藤
6~7年前に開院したときに命名した名前で、うち独自のネーミングです。
藤川アナ
先週はFUE法について詳しくお話を伺いました。一つひとつ毛根をくり抜いて植えていくという手術ですよね。MIRAI法は、このFUE法をさらに進化させたという認識でよろしいのでしょうか。
安藤
もちろん、くり抜いていくための機械、あるいはホールを開ける際のモーターを開発して、親和クリニックオリジナルの集大成としてできた治療法です。
藤川アナ
MIRAI法を確立するまでは、どういった手術でしたか?
安藤
自毛植毛の歴史と絡むのですが、元々は1940年頃に日本人が初めて自毛植毛手術を発表しました。
藤川アナ
初めては日本人なのですね。
安藤
それはパンチグラフト法といって、皮膚ごと小さな円形に株を採って、それを小さく開けた穴に植えるという作業でした。それが20年後にアメリカで公表され主流になって、パンチグラフト法がどんどん施術されるようになりました。
さらに今から20年ほど前の2,000年には、皮膚を約1~2cm横に切って、株分けして採取するストリップ法という毛包単位の移植が主流でしたが、その後2,000年を過ぎてからは、段々とFUE法というくり抜くタイプの手術に移行していきました。
もちろん今でもストリップ法をされている施設はありますが、その欠点を改善する全く違う方法としてMIRAI法を用いるようになりました。それを親和クリニックの技術としてアピールしています。
藤川アナ
帯状に皮膚を切り取る手術は、やはり痕も残りますし。
安藤
痕も残るし、痛い、採取できる株に制限もありますし、仕上がりの密度も低く、生着率に問題があります。とにかくメスを使うので、痛くて侵襲が大きい手術です。それに対して侵襲の少ない手術ということで、MIRAI法が出てきました。
藤川アナ
くり抜く手術の中でも使う機具がかなり改良されていると。
安藤
親和クリニックでは、くり抜くためのパンチブレードは世界でも最小といわれる、かなり細い器具を使っています。そして、それよりもさらに細いパンチブレードでホールを作成します。
藤川アナ
毛穴を作るのですね。
安藤
そうですね。パンチブレードのみならず、モーターでハンドブレードを誘導してくり抜くわけですが、それも独自に開発した優れた性能を持つモーターです。そのように独自で開発して優れた結果を出しています。
藤川アナ
くり抜く株よりも一回り小さい毛穴を開けるとおっしゃいましたけれども、それは開けた毛穴よりも、くり抜いた株のほうが大きいということですよね。それで、うまく入るのですか。
安藤
パンチブレードには微妙にサイズの違う2種類があって、ホールを開ける器具も2種類の小さいサイズがあります。採った株の太さによって種類を変えるのですが、ただ基本的に少し大きめに採って、それより小さい穴に入れます。そうすると株そのものの不安定性がありません。
藤川アナ
グラグラしないと。
安藤
空気圧式のインプラントを使って機械で入れると、スポッとはまるので安定した移植が行えます。そうするとパッキングされて出血も少ないのです。
藤川アナ
小さい穴に大きい株をグッと押し込むと、抜けにくいし治りやすいということですね。
安藤
出血もしないし、グラフトそのものの不安定性がありません。
藤川アナ
グッとしっかり入るわけですものね。やはり、これも親和クリニック独自で開発した器具があるから、そういったことができるのですね。
安藤
できるだけ細いパンチブレードを使いますので、それだけ濃密にグラフトを移植できるというメリットがあります。
藤川アナ
実際にMIRAI法で施術を行っていらっしゃる立場からご覧になって、やはり一番いい方法といえるのでしょうか。
安藤
昔のやり方の経験はないですが、理屈で考えてみると今のやり方が理想的だと思います。MIRAI法の何がすごいかというと、ハイスピード・メガセッションという言葉がありますが、スピーディーな移植で高い生着率を誇るところです。1日に4,000~5,000株を移植するときもあります。
もう一つは、スーパーデンスパッキング(超高密度移植)といいますが、すごく細いパンチブレードでやっていきますので、1平方cmあたり50~60、マックスでは80~100株を入れることができます。これは一般のクリニックの2~3倍の密度です。
そういう意味では、日帰り手術でとにかくスピーディーに高密度に移植できるという、この上なく優れた技術だと思います。
藤川アナ
理想的な技術なのですね。自毛植毛手術を考えている方は、一度ぜひ親和クリニックに相談にいらしていただきたいと思います。
今日は親和クリニックの安藤善郎先生に「MIRAI法の技術」について詳しくお話を伺いしました。安藤先生、ありがとうございました。
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