親和クリニックの医師陣が出演
藤川アナ
『藤川貴央のクリニックレポート』。
こんばんは、ラジオ大阪アナウンサーの藤川貴央です。年齢や性別に関係なく薄毛は悩みの種ですよね。見た目も気になるし、精神的にもつらいです。私も20歳の頃から薄毛に悩んでいましたが、自毛植毛の親和クリニック大阪院で手術を受けて、そんな悩みも解決しました。身も心もスッキリ、頭はフッサリ!
この番組では、皆さんにも同じ悩みを少しでも解決していただこうと、毎月1週目と3週目は親和クリニックの先生に薄毛や髪の毛に関するお話を伺います。それでは、聞き逃すことのできない15分間、よろしくお付き合いください。
藤川アナ
さて、今回も親和クリニック大阪院のカウンセリングルームからお送りいたします。安藤先生、よろしくお願いいたします。先生、私が親和クリニック大阪院で植毛手術を受けてから1年以上が経過しましたが、ここから先のケアについて簡単に教えていただけますか。
安藤
術後に対するものとしては、特別なことはありません。
藤川アナ
感覚的には手術前と全く変わっていませんね。
安藤
ただ、男性型脱毛症に対するケアは引き続き継続していったほうが良いでしょう。薄毛の要因になるものは避けるということに尽きるのではないかと思います。
藤川アナ
飲み薬をやめてしまうのではなく飲み続けながら、今の自分の毛をAGAから守っていくということですよね。できるだけ長持ちしてほしいなと願うばかりです。
藤川アナ
寒くなってまいりました。今回は「冬の季節と薄毛」についてお話を伺ってまいりたいと思います。春と秋は薄毛の季節といわれていますけれども、寒い季節に入る冬はどうですか。
安藤
基本的に気温は薄毛と直接関係はありません。ただ、冬は冷えますから頭の血管が収縮するために血流が細くなります。もう一つ、日本の冬の場合、乾燥傾向にありますので、そういう意味では薄毛に対する要注意事項として挙げられるかと思います。
藤川アナ
血行が悪くなると、どうして薄毛に繋がっていくのでしょう?
安藤
やはり、髪の毛そのものは生き物ですから、水分、十分な栄養、それを供給するための血流がないと頭皮に悪い影響を与えるため毛が育たなくなります。
藤川アナ
では、乾燥はどういう影響を及ぼすのですか?
安藤
皮膚そのものは、皮脂腺から水分を分泌して潤っています。脂肪や脂質の膜が表面にあるわけですが、乾燥するとそれが全部乾いてしまうので、皮膚の細胞が露出していきます。そうすると、頭皮のダメージに繋がっていくんです。
藤川アナ
守ってくれるものがなくなってしまうということですね。
安藤
そうですね。それが、悪条件となります。
藤川アナ
きちんと保湿をして、血行を良くすることが大事なのですね。気温による薄毛への影響はあまりないということでしたが、世界中を見ると、例えば、北欧や赤道直下など、いろいろな地域があります。薄毛の人が多い地域はあるのでしょうか。
安藤
私も詳しいことは分かりません。ただ、一般には、南のほう、赤道直下の暑い国は紫外線が強いところです。人間はもともと紫外線を避け、身を守るために毛が太くなるように進化しています。ですから、薄毛の方は少ない傾向があるといわれています。
藤川アナ
赤道直下の国の人は毛が太くて、しっかりしている。うらやましいですね。
安藤
紫外線を避けるためですね。
藤川アナ
人間の体は不思議ですよね。逆に日照時間が短い北欧の人は毛が細いのですか。
安藤
紫外線の多い地域と違って髪の毛が少なく地肌が露出している傾向があるので、そういう意味で薄毛には注意が必要かもしれません。
藤川アナ
紫外線と乾燥、そして血行を良くする、これは季節を問わずケアしていかなければいけないところなのですね。やはり血行を良くするためには、体そのものを温かくしておくことが大事でしょうか。
安藤
それが一番ですね。
藤川アナ
薄毛防止になる、今の寒い季節にぴったりな温かい食べ物といえば、どのようなものですか。
安藤
温かくて栄養のあるものであったら何でもいいと思います。冷たい食べ物で体を冷やすと全身が冷えてきますし、血流も非常に乏しくなってきますので、あまり良くありません。
逆に例えば、温めた日本酒やワインは非常に体が温まって、血液の循環も良くなるし、ストレスも解消されるし、老化現象防止にもなります。そういった意味では、お酒を勧めるわけではないですけれども適度に摂るのは非常に良いかもしれません。
藤川アナ
おでんと熱燗、あるいはお鍋と熱燗。お酒を飲みながら温かい鍋を囲む、最高ですね。これで薄毛対策になるのであれば、私は毎日、薄毛対策をします。
安藤
ただ、有意差があるとも私は思いませんけれども、気持ち的にそういうのもいいのではないかと思います。
藤川アナ
アルコールは薄毛にとってはいかがですか。
安藤
直接的な影響はありません。ただ、血管を拡張しますから血行を良くして、ストレス解消にもなるでしょう。
藤川アナ
最高ですね。温かいものの中にはキムチ鍋や辛いカレーなど刺激物もありますが、それはどうですか。
安藤
絶対にいけないということはなく、何を食べても構いません、ただ、汗をかいて、強い刺激が毎日続くようでは、頭皮に対する汗そのものの影響があるので。
藤川アナ
毛穴が詰まってしまうということでしょうか。
安藤
そうですね。ですから、手術した後は「刺激のあるものは食べないほうがいいでしょう。汗をかかないほうがいいでしょう」と言われたかもしれません。
藤川アナ
言われました。乾燥から守りながら血行をよくする、ストレスを解消する、体の調子を整えておくのが冬の時期の薄毛対策として必要なことですね。
保湿は、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。
安藤
皮脂を取って、肌を乾燥させるものは使わないことですね。シャンプーでも何でもそうですが、中には界面活性剤が入っているものもありますし、肌に合わないものは使わないほうがよいでしょう。
化粧品も同じです。皮脂が取れて乾燥して肌荒れしてしまいます。ワセリンなどの保湿剤は塗っても構いませんが、乾燥を誘発するものは避けたほうがよいでしょう。
藤川アナ
使ってみて、これはカサカサするなというものは使用を中止したほうがいいということですね。よく分かりました。
藤川アナ
先生、今日は2020年、最後のご出演になるのですけれども、大変な1年でしたね。先生にとって、2020年を振り返ってどのような1年でしたでしょう?
安藤
いろいろな意味で非常に充実した年でした。藤川さんに出会い、ここでしゃべりながら私も非常に勉強になりましたので、感謝申し上げます。
藤川アナ
先生のトークも、ものすごく滑らかになりました。先生ご自身も、とても楽しんで喋ってくださっているのが伝わってきて、私も嬉しかったです。引き続きコロナは心配ですね。
安藤
これだけは本当に、そうですね。
藤川アナ
2021年は、どのような年にしたいと思っていらっしゃいますか。
安藤
薄毛に悩んでいる方には、まず第一歩を踏み入れて積極的に診察を受けていただいて、我々もそれに対して対応していきたいと思います。今後とも、よろしくお願いします。
藤川アナ
一人でも多くの方の薄毛の悩みが解消されて、明るい未来に向かっていける2021年になるといいですね。安藤先生、今年も1年お世話になりました。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
安藤
こちらこそありがとうございました。良いお年をお迎えください。
藤川アナ
今日は親和クリニックの安藤善郎先生に、「冬の季節と薄毛」についてお話を伺いました。ありがとうございました。
温めることで頭皮の血行は良くなりますので、冬は帽子を被って頭を温めるのも有効だそうです。ただし、汗のケアには同時に注意してくださいねと、安藤先生はおっしゃっていました。
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お別れの時間になりました。ここまでのお相手はラジオ大阪アナウンサー、藤川貴央でした。では、また来週、お耳にかかりましょう。
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