親和クリニックの医師陣が出演
藤川アナ
『藤川貴央のクリニックレポート』。
こんばんは、ラジオ大阪アナウンサーの藤川貴央です。年齢や性別に関係なく薄毛は悩みの種ですよね。見た目も気になりますし、精神的にもつらいです。私も20歳の頃から薄毛に悩んでいましたが、自毛植毛の親和クリニック大阪院で手術を受けて、そんな悩みも解決しました。身も心もスッキリ、頭はフッサリ!
この番組では、皆さんにも同じ悩みを少しでも解決していただこうと、毎月1週目と3週目は親和クリニックの先生に薄毛や髪の毛に関するお話を伺います。それでは、聞き逃すことのできない15分間、よろしくお付き合いください。
藤川アナ
先生、親和クリニックの先生方による新刊、『薄毛は医療で治す』という本が7月の終わりに出ました。おめでとうございます。
図師
新聞広告にも載りまして、すごい反響があるようです。
藤川アナ
私も読ませていただいたのですが、とても分かりやすく、悩んでいらっしゃる患者さんへの思いやりというか、愛情があふれていますよね。寄り添う気持ちが随所に現れていて、悩んでいる方には絶対に読んでいただきたい一冊です。
先生は第4章を執筆されたのですね。先生のご担当のところは、どのような内容か教えていただけますか?
図師
実際にカミングアウトされて本の帯にもなっていらっしゃいますが、Mr.マリックさんが2021年2月に親和クリニック新宿院で自毛植毛手術を受けられました。この間は5ヶ月健診をして、結構、生えてきて感動されていました。そのMr.マリックさんの手術を例に、手術の始まりから終わりまでの流れを分かりやすく説明させていただきました。
藤川アナ
これを読めば不安は全て払拭できますね。日帰りで手術を終えて翌日から仕事ができることが、はっきり分かります。Mr.マリックさんは、それほど髪の毛が薄い印象がありませんでしたが…。
図師
前回お話ししたように、私は四十何年のお付き合いですから、しょっちゅうお会いしていたんです。同窓会なんかで久しぶりに会うと分かるんですが、よく会う人は、あまり分からないじゃないですか?だから、私もあまり気が付いていなかったんです。でも、実はマリックさんと楽屋で一緒になることがあって。
藤川アナ
マジシャンのDr.ZUMAとして一緒になるときですね。
図師
そうです。出番前にパウダーのようなものを振っていらっしゃったんです。それを、スプレーで固めて、メイクにも頭にも時間をかけていらっしゃいました。それで、これは悩まれているんだなと。付き合いが長くても人のコンプレックスには、あまり触れられませんからね。
実はマリックさんは、ほっぺたにシミができたときに、娘さんが通っていらっしゃる美容皮膚科に行ってレーザーで取ったんだという話を電話でおっしゃっていたんです。それで、やっぱり、マリックさんも見た目を気になさっているんだなと思って、「いっそのこと頭もやってみませんか」と、いきなりダイレクトに差し込んだんです。
藤川アナ
図師先生のご提案だったんですね。
図師
そうです。私が今度、新宿院に行くので先生とも会ってもらえませんかという話をして、じゃあ一回話を聞いてみようと、それでトントン拍子に進みました。
藤川アナ
マリックさんの髪型はオールバックですよね。
図師
前頭部から薄くなっていくタイプではなくて頭頂部なので、分かりづらかったんです。ただ、パウダーでボリュームアップするには、引っ掛ける産毛がないといけないのですが、その髪の毛すらなくなってくるとパウダーという方法も使えなくなります。それで、オールバックのてっぺんが、ぺたんこになりつつありました。
藤川アナ
それが、今はだいぶフワッと。
図師
マリックさんの言葉を借りれば、「マジックは嘘の世界をリアリティーあるように見せる」と。マジシャンはどこまで魔法使いに近づくかということですから、リアリティーをどこまで追求するかなんですが、マリックさんは「これはリアルだ」と言っていましたね。
藤川アナ
本にも「あっという間でした。薄毛治療の超魔術です」と書いてありますよね。その通りです。超魔術師が超魔術だと認めたのですね。
藤川アナ
図師先生は、中学生のときからMr.マリックさんと親交がございましたが、まさか出会った頃にはマリックさんの髪の毛の手術を将来ご自身がすることになるなんて思ってもみないですよね。実際、マリックさんが喜んでいらっしゃるのをご覧になって、どのようにお感じになりましたか?
図師
これは70代までマリックさんが現役で活躍しているからこそで、スポットライトを浴びる立場ではなければ、いまさらいいやとなっていたかもしれません。あとは時代の巡り合わせですね。親和クリニックの最新技術は最近のことですから、訪ねてこられる患者さまは「自毛植毛が私が40代の頃にあったら良かったのに」とおっしゃいます。60~70代の方は、もっと早くやりたかったと。
逆に20代の若い患者さんには「僕は20代にして、こんな手術を受けなければいけないなんて不幸ですよね」という方がいらっしゃいますけど、実はラッキーなんですよ。この技術のある時代に生まれているわけですから。今の60代の方が20代の頃は、受けたくてもなかったんです。若いうちから自毛植毛をしておけば生涯にわたって享受できるわけですから、絶対に不幸ではないと思います。
藤川アナ
そう思います。私も2019年、32歳のときに親和クリニックで手術を受けましたが、本当にやってよかったと思います。この本の中にもありますが、現状で最も良い根本的な治療法は自毛植毛手術だと断言できるわけですよね。
図師
そうですね。何かを付け加えたり、結び付けて、ばれるんじゃないかという隠し事がないという心の重荷を置いちゃっているところが、すごく精神的に楽なんです。
藤川アナ
薄毛の悩みは四六時中ずっと頭のどこかにあるものですもんね。
図師
バスに乗ったら後ろの人から見られているんじゃないかとか?
藤川アナ
エスカレーターやエレベーターの監視カメラで自分の後ろを見て、こんなに!?というような、そういうのはしんどいですもんね。この心の重荷を置いて、隠すのではなくて治す。
図師
心は手ぶら状態で外に出ていけます。あれ忘れてないか?と鞄の中を探すんじゃなくて、手ぶらで出ていけると。
藤川アナ
おっしゃる通り。心が手ぶらというのは、良い表現ですよね。実際に振り掛けるパウダーを忘れていないか、いつもの整髪料が切れていたらどうしよう、カツラを忘れたらどうしようと。
図師
傘がないのに急に雨が降り出して、あそこまで走れるかという心配もないわけです。
藤川アナ
親和クリニックのNC-MIRAI法、あるいはMIRAI法、こういう手法が登場する前はメスで切り取っていたんですね。これは大変な手術になってしまいます。それが、切らずに済むようになったと。
図師
そうなんです。手術というと聞こえはいいですが、同意の上で怪我をしてもらうことなんです。
藤川アナ
あえて怪我をするということですね。
図師
あえて怪我をさせてもいいですねという同意書を書いてもらうわけですから、切ったり縫ったりして治りが遅いと社会復帰も遅れます。
藤川アナ
マリックさんもおっしゃっていますが、手術を受けた翌日に普通にテレビのお仕事をされていますよね。実際、私も手術を受けた翌日、普通に勤務ができました。ここが大きいです。
図師
手術の当日だけは、頭を包帯でぐるぐる巻きにされるので大ごとなことをしたのではないかと思いますけれども、念には念を入れて止血をしているだけの話で。
藤川アナ
翌日は外せますし、翌日クリニックに来て髪の毛を洗ってもらえる、これが嬉しいですよね。自分でやるのは、少し怖いですもんね。洗ってもらって清潔にして、あとは普通に生活ができる。これが低侵襲といいますか、傷が治りやすい、最小限の傷で治療するということなんですよね。先生、改めてすごい技術ですね。
図師
そうですね。
藤川アナ
先生ご自身は植毛の世界に入られて、親和クリニック独自の器具や技術を目の当たりにされて、どのようにお感じになりましたか?
図師
実は私は植毛の世界で切る手術をやったことがないんです。既にその手法はマイナーになりつつあったものですから、最初から親和クリニックの最新技術しか身に付けていなかったので、自分の中で比べたことはありません。ただ、考え方としては低侵襲で理にかなった非常に良い手術だと思います。
医療を提供する側としては、これはうまくいくかな?と思いながらしたくありませんから、明らかに結果が出るものでないと自信を持ってお勧めできないんですよね。結果が出る、メンテナンスフリーである。そして、1回終われば、ずっとお付き合いする必要はありません。
例えば、友達に弁護士や医者がいたら安心ですよね。ところが、その人たちにしょっちゅうお世話になるということは、しょっちゅう嫌なことが身に降り掛かっているということなんです。頻繁に弁護士や医者にお世話になっているというのは、あまり良いことでありません。ですから、親和クリニックに頻繁に通うことはないんです。手術をする、半年健診、1年健診をする。もうちょっとやってみようかなと、もう一回手術をする。ですから、一生のうちに何回かなんです。一方、カツラや増毛はどのぐらいの割合でサロンに行かなければいけないことか。
藤川アナ
メンテナンスが必要ですもんね。
図師
すごいサイクルの短い車検をやっているようなものです。
藤川アナ
おっしゃる通りですね。
図師
費用のことも考えると、長い目で見たら自毛植毛を一度やっておくとメンテナンスフリーだし、何しろ心の重荷がないだけでも楽ですよね。もう車検は要らないんです。
藤川アナ
良い例えですね。カツラは1ヶ月2,500~3,000円でいけますよという謳い文句であっても、カツラ本体の値段も高いですし。
図師
1個では済まないですよね。
藤川アナ
メンテナンスのときの替えが要りますから、絶対に2個必要ですもんね。そうなってくると一回思い切って自毛植毛手術するほうが、安く済むケースも多々ありますね。
図師
その通りです。
藤川アナ
そういうことも分かりやすく、この本にまとめてあります。何よりも薄毛に悩んでいらっしゃる方に寄り添う言葉があふれている素晴らしい本なので、悩んでいらっしゃる方はぜひ読んで、クリニックにカウンセリングの予約をする。お医者さんに見てもらうのが第一歩です。
おしまいに先生が患者さんに向き合う上で、一番大事になさっていることを教えていただけますか?
図師
何よりも自分のコンプレックスともう一回正直に向き合って、今はそれを解決する手段があるんですから、それを利用しない手はないと思います。
藤川アナ
患者さんの悩みに寄り添うということですよね。先生、ありがとうございました。今回も親和クリニックの図師先生に『薄毛は医療で治す』、この新刊についてお話を伺いました。先生、ありがとうございました。
図師
ありがとうございました。
藤川アナ
いかがでしたでしょうか? もうお別れの時間になってしまいました。ここまでのお相手はラジオ大阪アナウンサー、藤川貴央でした。それでは、また来週、お耳にかかりましょう。
薄毛は医療で治す
■著者:音田 正光 中山樹一郎/滝田賢一/福島俊彦/安藤善郎/図師伸一郎
■発行:幻冬舎
■販売:2021年7月30日
■体裁:新書(本体800円+税)、電子書籍(オールカラー)
■販売:全国有名書店、amazon、楽天、Appleなどの大手電子書籍取扱いストア