親和クリニックの医師陣が出演

OBCラジオ大阪
藤川貴央のクリニックレポート
第64回

フケについて

藤川貴央のクリニック・レポート第64回出演、親和クリニック図師医師とパーソナリティの藤川アナ
放送日
2022.3.19
出演
親和クリニック医師図師伸一郎
主な内容
「フケについて」

清潔感を保つのに欠かせないターンオーバー

藤川アナ

今回も図師先生にお話をしていただきます。よろしくお願いいたします。

図師

よろしくお願いします。

藤川アナ

今回はフケについてです。春から新生活が始まります。身だしなみや清潔感というのは本当に大事ですね。新しい制服やスーツの上にフケが落ちてしまっていると、気になってしまいます。悩んでいらっしゃる人が多いでしょうね。

図師

多いですね。例えば、フケに限らず、不潔に感じられることは社会人としてはマイナスだと思われます。どんなに顔が良かったり背が高かったりしても、不潔感だけですべてを台無しにしてしまいます。特にフケは目立ちますので、気をつけた方が良いと思います。フケと匂いなどに注意を払い、トータルで清潔感を演出していかなければ上手く行かないと思いますね。

藤川アナ

特に今の世の中、ものすごく清潔さというものに敏感になっていますね。先生、そもそもフケというのは何でしょうか。

図師

頭に限らず体全体ですね。フケというより、身体のアカといいますね。

藤川アナ

フケとアカは同じようなものですね。

図師

そうですね。皮膚は永遠に古い皮膚を落として下から新しい皮膚が生まれ変わるという、ターンオーバーを繰り返しています。古い頭皮の角質がポロポロと落ちてきたものがフケです。なので、誰でもフケが出るのは当然です。フケが出る人は不潔ということではありません。ターンオーバーがうまく循環できている人は、目立たない程度にテンポよくフケが落ちていきます。しかし、ターンオーバーが悪い人や不潔にしている人はまとめてフケがボロッと落ちるので、目立ってしまいますね。

藤川アナ

肌のターンオーバーがうまくいっていない状態であるということですね。

図師

そうですね。それに加えて、乾燥やシャンプーなどの外的な要因もあります。内的要因であるターンオーバーと外的要因の両方を考慮して、改善すべきであると思います。


シャンプーとターンオーバーについて

藤川アナ

「毎日しっかりシャンプーしているのに、フケがいっぱい出てしまいます」という方も当然いらっしゃるでしょうか。

図師

もちろん、いらっしゃいます。

藤川アナ

気の毒ですね。

図師

シャンプーの場合はすすぎ残しをしてしまうこともあります。他にも乾燥のし過ぎや、ドライヤーの当て過ぎによるものですね。特に、乾燥によるフケというのは秋から冬にかけて多いですね。

藤川アナ

今、乾燥性のフケというお話がありましたが、脂っぽい頭皮の方はフケが出るのかなと思っていた一方で、乾燥肌の人にも出ているのですね。

図師

乾燥肌は冬場がピークです。逆に皮脂が少な過ぎて出てしまいます。また、朝もシャンプーをするくらい清潔なのが好き過ぎる人は、洗い過ぎるが故にターンオーバーが追いつきません。皮膚の古い角質というのは、ある程度落ちますが、洗い落とし過ぎて次の角質が出てくるが、それもすぐに落とされてしまう。ターンオーバーが狂ってしまうことで、次々と角質を作っていかなければならない状態になります。

藤川アナ

常にボロボロと落ちてしまうことですね。

図師

角質は周りの刺激から守っているわけですから、今度はかゆみが出てくる。かゆみが出てくるとまた掻きますよね。すると、出たての角質を再度落としてしまうという、結果的に目立ってしまいます。

藤川アナ

悪循環ができてしまうということですね。

図師

乾燥性のフケの場合は肩が目立ちますね。特に、黒いスーツを着ていると肩が目立ちます。皮脂が脂っぽいフケですと、ベタついてしまって肩まで落ちてこないので、髪の毛の中に多くの白いフケが見えますよね。

藤川アナ

髪の毛の中にとどまるのですね。

図師

それが過剰に分泌されることで、あぶら症といわれるように過剰に分泌されます。ただし、シャンプーのすすぎ残しという場合もありますけれども。

藤川アナ

まずは、シャンプーの泡をしっかりすすぐと言うのは大事ですね。

図師

はい。


菌の繁殖について

藤川アナ

過剰に脂が出てしまうということは、病気の可能性もあるのでしょうか。

図師

はい、ありますね。脂漏性皮膚炎という病気もあります。全体的に広がる場合はそのような体質であると思いますが、部分的にできている場合は、他の部分と比べて頭皮環境が異なっているので皮膚病の1つだと言えます。広がりが大きいと、水虫菌というものが頭皮環境をさらに不潔にしてしまう場合もあります。

藤川アナ

水虫菌は頭皮にも感染するのでしょうか。

図師

足にできる場合は水虫。体にできる場合ですと白癬菌。股にできる場合ですとインキンタムシのようなカビが感染して生えていきますね。

藤川アナ

同じものが原因なのですか。

図師

違う場合もありますが、結果的には同じもので、大きな括りでいうと頭の中にカビができる場合もあります。

藤川アナ

それは怖いですね。

図師

体に白癬菌ができている部分を掻いた手で、そのまま頭を掻いてしまうと菌が頭皮に感染しますね。

藤川アナ

そういうことがあるのでしょうか。

図師

それはそうです。

藤川アナ

水虫を掻いた手で頭掻いてフケがいっぱい出るようになったことがある。

図師

水虫も家族内で感染してしまう。お風呂マットからも感染しますから。

藤川アナ

怖いですね。すると、フケが多く出ているからといって、シャンプーを変えてみたりドラッグストアに行ってみたりするのではなくて、まずはお医者さんに相談することが近道ですね。

図師

そうですね。そこでカビが生えていることや脂漏性皮膚炎であることを診断されたら、皮膚科で診断を受け、それに合わせた薬を処方してもらう方が良いと思います。場合にせよ、フケの一部を顕微鏡で見てもらう検査までしてもらえますから、自分で痒み止めを勝手に塗ると悪化する恐れがあります。

藤川アナ

はい、きちんとお医者さんに行かなければなりませんね。私の勝手なイメージですが、フケが出てしまう人はフサフサな髪の毛であるというイメージを持っていました。もちろん薄毛の方もフケができるわけですね。

図師

薄毛ですから、フケが落ちてもすぐにどこかへ行ってしまいます。引っかかるものがないので。

藤川アナ

それで目立たないということですね。

図師

特に乾燥性の人の場合は、髪の毛がなければフケがどこかへ行ってしまう。目立たない、留まるところは無いですね。

藤川アナ

すると、薄毛の人こそ自分の頭皮の環境悪化に気がつきにくいのかもしれない。

図師

そうですね。色が変わると分かりやすいと思いますね。薄毛である、反対に、頭髪が豊富であろうが、角質が落ちることは生きている以上、それを繰り返して生きているわけですから、確実にそれが出ているのです。


年齢との関係について

藤川アナ

フケは年齢に関係あるのですか?

図師

皮脂に関しては年齢の関係があります。特に若い男性の場合ですね、皮脂が原因となるので、20~60歳ぐらいまで大体満遍なくありますね。なぜかというと、男性ホルモンが大きく影響していることにあるからです。女性の場合はだいたい30歳ほどでギトギトとしたフケが出ますね。あとはもう乾燥性です。

藤川アナ

フケのピークにおいて、男女の違いはあるのでしょうか。

図師

はい。フケのピークは男性の方が長いですね。それに対して、女性の場合は乾燥性があります。洗い過ぎる場合など。

藤川アナ

放置せずにきちんと対策していかなければなりませんね。先生、まとめとして、フケが出ないようにするには、どのようなものが必要であるのかを改めて教えていただけますか。

図師

はい。まず、ターンオーバーを崩さないための髪のケアですね。ヘアドライヤーも気をつけるということですね。自分で脂っぽいということが自覚されている方は、清潔に心がける。少しフケが増えてきた人の場合ですと、シャンプーで髪の毛が落ちるのが怖いからあまり洗わない人が多いですよね。

藤川アナ

抜け毛が排水溝に流れていく光景を見たくないということでしょうか。

図師

そうですね。ちょっと洗ったらあまり流さないとか。そういうのは毛穴に皮脂が集まってしまう原因にもなりますね。

藤川アナ

気持ちは分かりますけども。

図師

抜け毛が多い時は、バスタオルで拭くのも怖いですよね。

藤川アナ

そうですね。


ストレスとの向き合い方

図師

ストレスが溜まると血管がギュッと縮みます。それは血管にも良くありませんし、抜け毛の原因にもなります。その対策として、規則的な睡眠を取ることでストレスを解消していく必要があります。あとは、ビタミンB2とB6をバランス良く摂った方が良いですね。私は毎日摂っています。

藤川アナ

豚肉やチーズなどですか。

図師

そうですね。あとはレバーもですね。毎日、食べ物やサプリメントでビタミンB2を摂ることで皮脂のバランスを保ちます。また、B6は皮膚のターンオーバーを整えます。私はフケの対策のみならず、皮膚の吹き出物や口内炎を防止するために、ビタミンB2とB6を毎日何10年もの間飲み続けています。

藤川アナ

毎日、朝昼晩。良いですね。ドラッグストアに行くと、ビタミンB2、B6と書いてあるサプリメントがありますよね。そういうもので改善できるのですね。

図師

そうですね。改善できるのは本当で、ビタミンB6で普通に改善できていますね。

藤川アナ

帰りに買って帰りますね。先生、親和クリニックでもフケの治療はできるのでしょうか。

図師

治療までは行いませんね。薄毛で悩まれていると思いますが、頭皮を観察すると、脂漏性皮膚炎であったりカビが生えていたりなど、手術の妨げになりますので「先に皮膚科で治療されてはいかがでしょうか」とおすすめしますね。治療そのものは当院では行いませんが、アドバイスはしています。

藤川アナ

まずは親和クリニックに来ていただいて、カウンセリングを受けていただくことで、しっかりお医者さんが見てくださいます。そこで頭頭皮の環境をまずは改善した方がいいですよと言うことなのですね。良く分かりました。本日は親和クリニックの図師先生より、フケについてお話をしていただきました。先生、どうもありがとうございました。

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