
「自毛植毛の費用はどれくらいかかるの?」
「自毛植毛って高いイメージ....」
と思っている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
自毛植毛は患者様のご希望に合わせて、最適な移植本数やデザインを提案するため、価格や施術内容は患者様ごとに異なります。
ただ、一度治療を受ければ自然に髪が生え続けますので、長期間に渡って高い治療費を払わなければいけないといったこともありません。
費用について知りたい方は、まずは一度カウンセリングをお受けすることをオススメします。
この記事では、自毛植毛の基礎知識、自毛植毛の費用の目安、自毛植毛の費用を抑えるためのポイントについて解説します。
自毛植毛の基礎知識
最初に、自毛植毛の基礎知識について見ていきましょう。
自毛植毛とは?

自毛植毛とは、自分の髪を移植することにより、薄毛を解消する治療法です。自分の髪を使用するため、人工毛植毛などとは異なり、拒絶反応が起こることがなく安全で術後自然な仕上がりになることが特長です。
移植するための髪は、ドナー部である後頭部や側頭部から採取します。
後頭部や側頭部は、生え際や頭頂部が薄毛になっても髪が抜け落ちにくいことからも分かるように、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくくなっています。
したがって、後頭部や側頭部から生え際や頭頂部に移植した髪は、AGAの影響をその後も基本的に受けることなく、脱毛せずに生え続けます。
重度の薄毛で毛包が死滅した場合には、投薬治療で薄毛を解消することは困難です。しかし、自毛植毛なら、毛包が死滅した部分にも移植を行い、薄毛を解消することができます。
自毛植毛は、移植の施術を行えば、あとは移植された髪が自力で生え続けます。したがって、ランニングコストのかかる通院や投薬などのメンテナンスが基本的に不要であることもメリットです。
自毛植毛の費用は自己負担
自毛植毛は、保険診療とはなりません。美容整形などと同様に自由診療となりますので、費用は10割の自己負担です。
したがって、移植する髪の本数に比例し、費用が高額になることがあります。
ただし、上で解説した通り、自毛植毛で必要になるのは施術の際の費用だけで、その後のメンテナンスのための費用は基本的にかかりません。
そのために、場合によっては数十年の継続が必要となる投薬治療などと比較して、全体としてかかる費用の総額はかならずしも高額とは言えません。
長期的に捉えると、自毛植毛の方がコストがかからない場合もあります。
自毛植毛の費用の目安

次に、自毛植毛の費用の目安を見ていきましょう。
費用の目安は、一人ひとりの患者様の思いを大切にし、サイエンスと技術力をもって最善の医療で応える「親和クリニック」を参考としています。
自毛植毛の株数とは?
下記で使用している「株(グラフト)」とは、移植する"毛包"を数える単位のことです。
毛包とは毛根を包む組織のことで、一つの毛根につき約2~3本の毛髪が生えています。
MIRAI法
「MIRAI法(Minimum Invasive and Rapid Improvement)」は、2018年現在の自毛植毛技術として主流である「FUE法(Folicular Unit Extraction)」を、親和クリニックが更に発展させた手術法です。
従来の手術法と比較して、
- 頭皮をメスで切らないため、術後の痛みが少なく、傷跡も残りにくい
- 毛穴単位で採取・移植するため、高密度・大量移植ができる
- 手術が短時間で済むため、日帰りでの手術も可能
などのメリットがあります。
MIRAI法の手術費用は次の通りです。
- 初診料…無料
- 再診料 …無料
- 基本治療費…200,000円
- 植毛費用 …1株(毛髪2~3本)あたり900円
- 浅めのM字修正(400株・1,000本)にかかる費用の総額…560,000円
NC-MIRAI法
「NC-MIRAI法(ナチュラルカバーリングミライ法)」は、MIRAI法を更に発展させた手術法です。
MIRAI法は、ドナーを採取する際に、後頭部の採取部分を刈り上げる必要があるため、特に見た目が大切な経営者や営業マンの場合なら、手術後の行動が制約されることがあるのが欠点です。
それに対してNC-MIRAI法は、採取部分を刈り上げることなしにドナーを採取するため、手術を行ったことが見た目からは全く分からないことがメリットです。
ただし、NC-MIRAI法はMIRAI法と比較して、手術の難易度が高くなり、手術時間がより長くかかるため、費用はやや高めになっています。
NC-MIRAI法の手術費用は次の通りです。
- 初診料…無料
- 再診料 …無料
- 基本治療費…300,000円
- 植毛費用 …1株(毛髪2~3本)あたり2,000円
- 浅めのM字修正(400株・1,000本)にかかる費用の総額…1,100,000円
United MIRAI法
United MIRAI法は、MIRAI法とNC-MIRAI法とを組み合わせることにより、術後の見た目の問題をできる限り避けながら、価格を低く抑えるものです。
ある程度髪が長い場合であれば、刈り上げが髪で隠れる部分にMIRAI法を適用し、それ以上にドナーが必要な場合には、NC-MIRAI法で刈り上げをせずに施術します。
MIRAI法とNC-MIRAI法を5:5で適用した場合に、やはり400株を移植するために必要な費用は次の通りです。
- 初診料…無料
- 再診料 …無料
- 基本治療費…250,000円
- 浅めのM字修正(400株・1,000本)にかかる費用の総額…
250,000円 +900円×200株(MIRAI法)+2,000円×200株(NC-MIRAI法) = 830,000円
※上記の価格は全て税抜き価格となっております。
自毛植毛の費用を抑えるためのポイント
最後に、自毛植毛の費用を抑えるためのポイントについて見ていきましょう。
モニター募集やお試しプランを利用する

モニター募集やお試しプランを利用することは、自毛植毛の費用を抑えるためにはおすすめだと言えるでしょう。
モニターになると、クリニックの自社サイトやパンフレットに症例として撮影・掲載されることを条件に、治療費が優待されることがあります。
モニターの割引率は、顔写真掲載の有無などの条件によって変わります。
親和クリニックの場合には、次の4つのモニタープランが設定されています。
- 症例写真の掲載(顔写真の掲載なし)…10% OFF
- 症例写真と体験談の掲載(顔写真は院内資料のみ)…20% OFF
- 症例写真と体験談の掲載(顔写真はHP・パンフレット・院内資料のみ)…30% OFF
- テレビ・雑誌を含めた全ての媒体への症例写真・顔写真・体験談掲載 …50% OFF
治療と同時に生活習慣も見直す
治療と同時に生活習慣を見直すことも、自毛植毛の費用を抑えるポイントの1つです。
医学的には解明されていませんが、生活習慣を改善することが薄毛の症状改善に影響を与える場合があるようです。
移植した毛髪が定着しないと、再度移植をする必要があるために、その分施術費用がかさみます。
頭皮環境に良くないとされる、注意すべき生活習慣は次の通りです。
睡眠不足
睡眠中には成長ホルモンが豊富に分泌され、髪が活発に成長すると言われています。
睡眠が不足すると、髪の成長は阻害されます。
偏った食生活
食生活が偏ることにより、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの必要な栄養素が不足すると、髪は十分に成長できなくなります。
また、脂質・糖質・塩分の摂りすぎは頭皮の血行を阻害するため、必要な栄養素を毛母細胞が受け取れなくなります。
ストレス
ストレスは自律神経を乱すため、頭皮の血行が阻害されます。
日頃ストレスを感じている場合には、効果的なストレッチなどを行い、リラックスし、ストレス発散を心がけましょう。
アルコールの過剰摂取・喫煙
アルコールの過剰摂取と喫煙は、頭皮の血行を阻害し、髪の成長を妨げます。
頭皮環境を健康に維持するためには、お酒は適量、タバコは禁煙を心がけましょう。
運動不足
運動不足は、頭皮の血行不良・自律神経の乱れ・生活習慣病などを引き起こすことがあり、髪の成長にはいずれもマイナスです。
間違った洗髪
洗浄力が強すぎるシャンプーを使用すると、刺激によって頭皮を傷めることがあります。
また、爪を立てるなどして頭皮をゴシゴシと擦って洗うと、同様に頭皮を傷めてしまいます。
早めに薄毛治療専門のクリニックを受診する
自毛植毛の費用を抑えるためには、薄毛が気になりだしたら早めに薄毛治療専門のクリニックを受診することが重要です。
自毛植毛は、移植が必要となる範囲が大きくなるほど費用が高額になるからです。薄毛が進行する前に治療をすれば、費用を抑えられることもあります。
また、メディカルローンを利用すれば、次月の支払額を抑えることができます。
親和クリニックでは、60回払いなど長期のメディカルローンを低金利で提供しています。
自毛植毛についてはクリニックに相談してみよう

自毛植毛は、費用は確かに安いとは言えません。
しかし毛包が死滅してしまい、毛穴の無くなった頭皮に、新しく髪を生やす方法としては唯一の治療法であり、症状の進行を抑えるだけの投薬治療などと比較して、目に見えて結果の出る治療法であると言えます。
自毛植毛を受けるか受けないか迷った場合は、薄毛治療の専門クリニックでカウンセリングを受け、どのような治療をすれば費用対効果が高いのか、まずは相談してみましょう。
親和クリニックでは、カウンセリングは無料でお受けいたします。
医師・専門カウンセラー・看護師の3者体制で多面的にカウンセリングを行うことにより、患者さまのご不安やお悩みを解決に導きます。
まずは、カウンセリングに足を運んでみては、いかがでしょうか。