AGA(男性型脱毛症)は、日本人男性の薄毛の原因の9割以上を占めると言われており、50代以降では約2人に1人が発症すると言われています。20代では10%、30代で20%、40代で30%と年齢と共に発症率が高まり、AGAでお悩みの方は増えていきます。
しかし、薄毛は医療で治せる時代です。早めに治療を始めれば、より効果的に薄毛を改善することもできます。
このページでは、薄毛が気になりつつもどう対処したら良いのかわからないとお悩み方向けに、AGAの原因や仕組み、治療方法を解説します。
この記事を読めば、ほぼ確実に発毛できる画期的な治療法もわかります。
親和クリニックでは、薄毛でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
この記事の監修者
監修医師
親和クリニック 総院長
親和クリニック 総院長
自毛植毛の最前線で施術を行う総院長。数千にものぼる施術経験を元に、自然かつ確実に生える自毛植毛を実現する。カウンセリングではどんな疑問にも丁寧に解説することを心がけています。
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンが影響する進行性の脱毛症です。「Androgenetic(男性ホルモンの)Alopecia(脱毛症)」の頭文字を取っています。男性の加齢による薄毛の原因は、このAGAを発症している場合が多く、日本語では「男性型脱毛症」と訳されますが、女性にも男性ホルモンは存在するため、女性の薄毛の原因にもなります。
AGAは中高年男性の脱毛症というイメージがありますが、発症する確率は20代で10%、30代で20%もあるため、若い世代の方でも注意が必要です。
近年専門クリニックや市販薬も増え、CMなどでも当たり前のように耳にするようになったAGAですが、進行性であるため薄毛を治したい場合は早めに治療を始めることが大切です。
AGAの原因は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、頭皮に存在する酵素5αリダクターゼの影響を受けて、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで引き起こされます。
DHTは毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合し、発毛を抑制する作用を持つTGF-β1という成分が産生されます。脱毛因子であるTGF-β1が活性化することで、ヘアサイクル(毛周期)が乱れ、毛髪のハリやコシが弱くなったり、抜け毛が増えたりします。
ただし、5αリダクターゼの活性度や男性ホルモンレセプターの感受性は遺伝による影響が大きく、AGAの発症には個人差があります。特に男性ホルモンレセプターの感受性はX染色体によって引き継がれるため、母方の祖父や曽祖父に薄毛の人がいる場合、AGAを発症する可能性が高くなります。
AGA(男性型脱毛症)が発症していない健康な頭髪でも、脱毛は自然に起こります。一日の抜け毛が100本くらいまでは自然脱毛と言えますが、それ以上の脱毛が認められた場合は、AGAの発症、ヘアサイクルの乱れが起きている可能性があります。
髪が発毛してから脱毛するまでのサイクルのことを「ヘアサイクル」と言います。ヘアサイクルは「成長期」→「退行期」→「休止期」という過程を繰り返してやがて脱毛しますが、毛髪の太さや長さ、丈夫さはこのうち「成長期」の期間の長さによって決まります。
通常のヘアサイクルであればこの「成長期」の期間は2~6年ありますが、AGAが発症すると数ヶ月から長くても一年ほどで「退行期」に移行してしまいます。
つまりAGAによる脱毛症は、今ある髪がいきなり抜けていくというよりは、「成長期」が短くなることで十分に成長できないまま退行期に入って抜け落ちていく髪が増えて、結果として徐々にボリュームが減り、薄毛が目立つようになるという形です。
AGAによって成長期が短縮化されると、細く短い状態の毛髪が増え、全体のハリやコシが弱くなります。毛髪の密度が低下するため、スカスカして頭皮も見えやすくなります。しかし、問題はこれだけでは終わりません。
成長期が終わった毛髪は抜け落ちていきますが、退行期と休止期を経て、再び成長期に入ります。このように、毛髪は脱毛と再生を繰り返しています。しかし、成長期が短縮化されているため、すぐにまた退行期を迎えて脱毛します。そして、毛根の細胞は残念ながら無限に再生できません。
短期間で脱毛と再生を繰り返してしまうと、やがて毛根の細胞が寿命を迎えて死滅します。毛根の細胞が死滅した毛穴からは、再び毛が伸びていくことはありません。毛根の細胞が死滅した毛穴が徐々に増えると、薄毛の範囲が拡大していくことになります。毛根の細胞が死滅した部分には、薬物治療は効果を発揮できません。そのため、AGA治療は時間が勝負。早く治療を始めた方が、より効果的な改善ができるのです。
ただし、すでに薄毛の範囲が広がっている場合でも治療を諦める必要はありません。薄毛治療には、自毛植毛という切り札が残っているからです。
「最近髪が薄くなっている気がする」と気になっている方であれば、ご自身がAGAかどうか知りたいと思われますが、AGAの薄毛の形は特徴的であるため、比較的わかりやすいです。
AGAが発症するきっかけのひとつである酵素「5αリダクターゼII型」は、頭頂部~前頭部に集中的に存在しています。
そのため、AGAは額の生え際から後退していくか、頭頂部が薄くなって広がっていくか、あるいはその両方が混合して薄くなっていくタイプがあります。
進行具合によってことなりますが、以下のいずれかの状態で薄毛となっている場合がほとんどです。
AGAは進行性の病気であり、一度発症したら自然と完治するのは難しいと言われています。
ただし、AGAの治療法は確立されていますので、早めに治療を始めれば効果的な改善が期待できます。一般的なAGA治療では、薬物を用いてAGAの進行を抑え、発毛を促します。また、親和クリニックが得意とする自毛植毛では、AGAになりにくい自分の毛髪を毛根の組織ごと採取し、薄毛の部分に移植することで薄毛を根本的に治してしまうことも可能です。
AGAを発症したからと言って諦める必要はありません。
親和クリニックでは、「トータルサイエンスヘアケア(総合科学頭髪医療)」をかかげています。薄毛の根本治療を可能にする自毛植毛をはじめ、AGAの原因のひとつである生活習慣の見直しのアドバイス、内服・外用薬を組み合わせた投薬治療など、医学的エビデンスに基づいた多角的な治療プランを、お一人おひとりに合わせてご提案します。
以下でその詳しい治療方法を説明します。薄毛治療は早ければ早いほど進行を食い止め、髪のボリュームを取り戻すのに有利ですので、ぜひ受診をご検討ください。
生え際や頭頂部など、薄毛が気になる箇所に確実に髪を生やしたいと思うなら「自毛植毛」がおすすめです。
自毛植毛手術は言葉の通り、薄毛になっていない部分の「自分の毛」を、薄毛が気になる箇所に「植え替える」手術です。
毛髪を作り出す細胞、いわば髪を作る工場ごと移植するので、元の髪と同じように長さが伸びたり生え変わったりするのが特長です。
植え替えるのは、AGAが発症しにくく多く残っている「後頭部」や「側頭部」の毛髪です。後頭部や側頭部の毛髪は、5αリダクターゼⅡ型の影響を受けにくく、半永久的に生え変わり続けることができます。そのため、移し替えるために採取された所は見た目上薄くなりませんし、移植後もヘアサイクルが乱れるAGAにもなりにくいのです。
自分の髪であるため、移植に伴う拒絶反応の心配もありません。親和クリニックなら、国内最小級のパンチブレードを使って採取と移植を行うので、傷や痛みが残りにくく、ダウンタイムもほとんどありません。翌日にはクリニックで洗髪ができるほど回復が早いので、手術は日帰りで完了できます。
植え替えた毛髪は、一度生着すればあとは普通の髪と同じように成長、生え変わりをします。
そのため、自毛植毛なら1回の治療で完了できます。薬物を長期で服用し続ける手間がないので、毎日をとても楽に過ごせます。手術後一年ほどで新しい髪が生え揃うため、定期的な通院やメンテナンスの必要もありません。洗髪や散髪も今まで通りに行えますし、パーマやヘアカラーも楽しめるようになります。
頭皮から毛髪が伸びていくため、風合いが自然でバレにくく、プロの美容師さんでも自毛植毛に気づくことは難しいでしょう。自毛植毛は、AGAのお悩みを根本から解決できる画期的な治療法と言えます。
自毛植毛にはいくつかの種類があり、クリニックによって採用している方式が異なります。自毛植毛の種類によっては、傷や痛みが残りやすかったり、生着率が低かったりしますので、最新の術式を選ぶことが大切です。
専用のニードル(針)を使用し、移植ホールの作成と植毛を同時に一本一本行う術式。手術効率が良くないため、費用が高額になりがち。
メスで頭皮ごと切り取ることで移植毛を採取したのち、株ごとに切り分け、移植先の頭皮にスリットを入れて植え込んでいく術式。頭皮をメスで切り取るため、痛みや傷が残りやすい。
パンチブレードで株ごと丸くくり抜いて移植毛と採取したのち、多くの場合、移植先もパンチブレードで丸く極細の穴を開け、植毛していく術式。頭皮へのダメージが小さく、痛みや傷が残りにくい。
FUE法の一種。移植毛の採取を専用のロボットで自動的に行う。採取した移植毛を植え込む作業は医師が手作業で行う。移植毛の採取技術は熟練した医師には遠く及ばず、不自然な仕上がりになる可能性も。
親和クリニックの自毛植毛手術は、パンチブレードと呼ばれるパンチ状の刃でくり抜く「FUE法」を、さらに進化させたオリジナルの「MIRAI法」を採用しています。
使用するパンチブレードは0.5mm-0.6mmと極小の超極小で、痛みを最小限に抑えつつ、経験豊富な医師の植毛技術で高密度な植毛を行います。
また、自毛植毛は移植する髪を採取する際、採取しやすいようにバリカンで短くする必要がありますが、刈り上げることに抵抗がある方のために、一本一本カットして採取する「NC-MIRAI法」というメニューもご用意しています。
年間2400件以上の自毛植毛手術を行う親和クリニックには、ホームページでは紹介しきれないほどの症例があります。より詳しい症例については、親和クリニックの無料カウンセリングにてご確認ください。
AGAの投薬治療は、内服薬を使って内から、外用薬を使って外からアプローチして脱毛の進行の抑制や、発毛の促進を行います。
確かなエビデンスによって安全性が保証され、かつ発毛効果が認められている成分はそう多くはありません。親和クリニックなら、自毛植毛とAGA治療薬の併用も可能です。組み合わせ治療を行えば、より効果的な薄毛改善が期待できます。
使用するのは主に、AGAの原因となるホルモンや酵素に作用する薬です。男性と女性で推奨される薬が異なるので注意しましょう。
また、ネット等で出どころ不明な薬を安易に購入すると副作用などの心配があるため、必ず医療機関で処方されたものを服用しましょう。
デュタステリド |
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AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を作り出す5α還元酵素を阻害する内服薬。 5α還元酵素Ⅰ型・Ⅱ型共に阻害する。 |
フィナステリド |
デュタステリドと同様DHTを作り出す5α還元酵素を阻害する効果がある。ただし5α還元酵素Ⅰ型のみ。 |
パントガール |
女性用の飲む治療薬で、主成分はビタミンBやタンパク質、アミノ酸などの基本栄養素。 |
現状、発毛効果が認められている外用薬は「ミノキシジル」のみです。
頭皮に直接塗布する形で外用します。
元々は降圧剤として開発されたものですが、発毛効果が認められたことから、発毛薬として認可された血管拡張作用がある薬です。
1日2回の使用で半年ほど使用すると産毛が生えたり、髪が太くなる効果が期待できます。
投薬治療は、その効果が患者様によって異なります。劇的に効く方もいらっしゃれば、まったく生えてこない患者様もいらっしゃいます。
その点、自毛植毛は一度手術をすれば移植本数のうち80%~90%は確実に生えてくるため、確実性という点では軍配が上がります。
自毛植毛は一度の支払いが高額になるため、金額がネックになるかと思われますが、投薬治療は辞めてしまうと再び脱毛が進行してしまうため、薄毛治療を諦めない限り継続して飲み続ける必要があります。
そういった面まで考えたトータルコストで考えると、実は自毛植毛手術は費用対効果に優れた治療法と言えます。
自毛植毛とAGA治療薬の違いについて、金銭面を含 めてメリット・デメリットを表にまとめました。 ぜひ参考にしてみてください。
自毛植毛 | AGA薬治療 | |
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改善できる 効果 |
移植した自毛が生え変わり続ける | AGAの予防効果、毛髪の太さの回復効果 |
改善までの 時間 |
半年~1年 |
半年~1年 投薬を続けないと効果は無くなり、元に戻る |
1回あたりの費用 | 715,000円/500株 | 66,000~132,000円/年 |
10年間のトータルコスト |
715,000円 (※1回の手術日のみ) |
660,000~1,320,000円 |
ケアの手間 | 特になし | 毎日の内服や塗布の 手間が必要 |
メリット | 1回の手術で効果が出る | 気軽に始められる処方薬なので、市販薬より効果が期待できる |
デメリット | 1回あたりの費用が高い効果が実感できるまでに半年~1年ほどかかる | 自毛がしっかり生えるまで服用が必要。長期契約を結ばされることもある |
親和クリニックのAGA治療の主な流れは以下の通りです。
STEP 1
まずは無料カウンセリングにご来院ください。完全予約制・完全個室となっておりますので、安心してお悩みをご相談いただけます。
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STEP 2
薄毛専門の医師やカウンセラーが、患者さまのお悩みや症状を確認させていただきます。自毛植毛のメリットやデメリット、薬物治療との違いなどもご説明いたします。
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STEP 3
患者さまの症状やお悩みに合わせて治療プランを無料でご提案いたします。低利率の医療ローンや最大50%オフになるモニター料金のご提案も可能です。
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STEP 4
自毛植毛を行うことが決定した場合は、安全な治療を行うために採血による検査をお願いしております。手術日のご予約もお取りいただけます。
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STEP 5
手術日当日は診察から始めます。体調や自毛植毛の手術内容についてご確認いたします。
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STEP 6
治療プランに同意いただけましたらお支払いとなります。現金、クレジットカード、医療ローンがご利用いただけます。
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STEP 7
痛み止めなどを服用していただき、自毛植毛手術を開始します。後頭部や側頭部からグラフトを採取し、1つ1つを丁寧に移植していきます。自然な風合いに仕上がるよう、角度や密度、毛の流れを考慮して手術を行います。
手術は日帰りで完了します。
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STEP 8
患部を清潔に保つために、翌日に洗髪を行います。洗髪後は患部のケアを行います。
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STEP 9
抗生物質や痛み止めをお渡しして手術は完了です。あとは半年~1年程度で新しい髪が生え揃うのをお待ちいただきます。徐々に毛量が回復し、薄毛のお悩みが解消されていきます。
Q
AGAは治せますか?
A
AGAの治療法は確立されていますので、早めに治療を行えば効果的な改善が期待できます。親和クリニックなら、自毛植毛で薄毛のお悩みを根本から解決できます。
Q
AGAの原因は何ですか?
A
AGAの原因は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで、ヘアサイクルの短縮化が起きることです。AGAは進行性の脱毛症なので、早めの治療が大切です。
Q
AGAは自分で治せますか?
A
AGAは体内のホルモンが変化することによって引き起こされるため、セルフケアでの改善が難しい脱毛症です。市販の育毛剤や頭皮マッサージで改善されることは期待できませんので、早めに親和クリニックまでご相談ください。
ここまで、AGA(男性型脱毛症)のメカニズムと、その治療法について解説してきました。
AGAは人体に重篤な危険を及ぼす病気ではありませんが、髪型を気にして積極的になれなかったり、ストレスを感じてしまったりと、精神的な負荷となる場合があります。
一人で悩まず、まずは無料相談を受けてみてください。
頭皮の状態や薄毛の種類を特定し、ご予算と相談しながらお一人おひとりに最適な治療プランをご提案いたします。
もちろん、相談を受けてすぐに治療を始める必要はありません。
まずは「こういう治療をすれば薄毛が治る可能性があるんだ」と知っていただくだけでも心が軽くなるかと思います。
不安な点や疑問は経験豊富な医師が丁寧に説明いたします。ぜひ一度お越しください。
当院では、患者さまのご要望に合わせて自毛植毛が行えるよう3つの自毛植毛よりお選びいただけます。 治療内容は、患者さまの髪の毛の状態などを的確に判断し、最適な治療法を患者さまと共に導きだします。
「気が付いたら若い頃よりも額が広くなってきた気がする」
実際にそう感じた時には、すでに生え際や前頭葉から薄毛がかなり進行している可能性があります。毎日洗顔や髭剃りの際に鏡で自分の顔を見ているとはいえ、以前よりも額が広くなっているかどうか意識してチェックしている人は少ないため、鏡を見て薄毛になっていることに気づくのは、相応に薄毛が進んでからになるケースが多いです。
頭頂部やつむじ付近の薄毛は、生え際や額と異なりある程度意識しないと目が届かない部分のため、なかなか薄毛になっていることに気づきにくい部位です。そのため頭頂部付近に違和感が出るようになった頃には、薄毛がかなり進行していたというケースもよくあります。
つむじ付近の薄毛は、毛の流れによっては若い頃から頭皮が見えている方もおり、生まれつきなのか、薄毛が進行したことで地肌が見えているのか判断が付きにくいこともあります。この場合は専門の医療機関に相談してみることをお勧めします。
けがや火傷の傷跡で無毛となった部位にも自毛植毛することが可能です。また、美容外科手術(フェイスリフト)よりできてしまった傷跡にも適応することで、傷跡を目立たなくすることが可能です。
ご自身の毛髪を移植するため生着率は高く、一度植毛を行えば毛はほぼ永久的に生え変わります。手術の際は、毛の流れや方向を調整しながら植毛を行うため、理想のラインに近いデザインにすることが可能です。
親和クリニックでは、原因が複雑な女性の薄毛に対しても、お一人おひとりに合った治療法を一緒に探して解決に導きます。
親和クリニックの自毛植毛なら、「びまん性脱毛症」により、まばらに残った髪の中への植毛も実現。生え際のヘアラインや、地肌が見えたりペタンとしがちなつむじ周りにも植毛可能で、お好きなヘアスタイルを、ご自身の髪で、いつまでも楽しめる人生をご提供します。
電話受付:9:30 - 19:00