はじめての自毛植毛のさまざまな疑問について、会話形式でわかりやすく解説する「疑問解消講座」。
今回は、「自毛植毛」の基本的な仕組みや、なぜ薄毛が治るのかをわかりやすく解説します。
音田先生。「自毛植毛」とはどんな手術なのでしょうか?本当に薄毛が治るのですか?
自毛植毛とは、読んで字のごとく、ご自身の毛髪を採取し、薄毛が気になる部分に移植する技術です。採取する髪は薄毛になりにくい部位の毛髪で、確実に薄毛を治せる、現状ではほぼ唯一と言っていい治療法です。移植するのはご自身の一部なので、拒絶反応のリスクもありません。
自毛植毛は、薄毛(AGA)になりにくい後頭部や側頭部の髪を採取し、薄毛が気になる部分へ移植して生やす治療です。
自分の髪を植え替えるということですか?
そうです。男性の薄毛の主な原因であるAGA(男性型脱毛症)の場合、薄毛になるのは頭頂部やおでこの生え際で、後頭部や側頭部は影響をほとんど受けません。その薄毛になりにくい後頭部や側頭部の髪を、髪の毛を作り出す組織ごと薄毛が気になる部分に植え替えるのが、この治療の仕組みです。
自毛植毛は髪を作る毛根まわりの組織ごと移植するため、移植した髪が生着すれば、その場所で他の髪と同様に伸びたり生え変わったりするようになります。
髪の毛を作り出す組織ごと移植、ということは植えた髪はまた伸びますか?
はい。通常の髪と同じように伸びますし、抜け落ちたあともまた生えてきます。髪は大体2年~6年のサイクルで生え変わりますが、植え替えて生着した髪は元からあった髪と同じように半永久的に生え変わり続けます。特別なメンテナンスも不要です。
メンテナンスがいらないのはラクですね!後頭部などの移植元になった部分はどうなりますか?
髪の細胞ごと移動してしまうので、残念ながらそこにはもう髪は生えてきません。しかし、目立たないようにまんべんなく移植株を採取するので、心配する必要はありません。
薄毛を治すために別の場所が薄毛になったら本末転倒ですもんね。採取した部分も目立つことがないなら安心です。
テレビCMとかでよく観る「増毛」とはどう違うのですか?
増毛とは、自分の髪の根元に人工毛を結んで、髪が増えたように見せる技術です。髪がない場所に新たに生やすことはできません。また、つけ毛のようなものなので、髪の伸びに合わせて月に一度のメンテナンスが必要になります。ただ、すぐに見た目を変えられるのはメリットですね。
自毛植毛の場合はすぐには増えないのですか?
はい。自毛植毛で移植する髪は、毛根部分のみを植物の「種」のように植えます。この“髪の種”にあたる毛髪組織を「グラフト(株)」と呼びます。植物の発芽と同様、これがしっかり根付かないと髪は発毛しません。自毛植毛では、根付くことを「生着」といいます。
より多く生着させて発毛させるためには、適切な保存とスピーディな移植が重要です。
髪が伸びた状態で移植するわけではないのですね。
移植する髪は基本的にバリカンかハサミで根元まで短くし、採取します。それを薄毛部分に開けた「植毛ホール」と呼ばれる穴に植えていきます。そのため、自毛植毛直後は髪が生えていないような状態です。
なるほど。その髪の種から髪が生えてきたら、発毛が実感できるというわけですね。
そういうことです。ただひとつ知っておいていただきたいのが、植毛してすぐの髪は、伸びてきても基本的には一度抜け落ちます。しかしこれは失敗ではなく、毛根が生着したあと、新しい髪が生える準備期間に入るためです。その後再び髪が生えてきて、おおよそ術後6ヶ月くらいから徐々に自毛植毛の効果を実感しはじめ、術後1年ほどで移植した毛髪の密度・太さ・長さが十分に成長し、完成となります。
結構気の長い治療なんですね。
そうですね。その代わり発毛効果は確実ですし、その間に特別なメンテナンスも不要です。だんだん生えてくる様子を楽しみながら、一年後の喜びをお待ちいただければと思います。
ちゃんと自分の髪でボリュームアップできてしかも生え変わり続けるというのはとても魅力的ですね。
実際はどんな手術になりますか?
親和クリニックの自毛植毛「MIRAI法」は、「パンチブレード」と呼ばれる極細のストロー状の医療器具を使って、毛髪の採取と植毛ホールの作成を行います。メスを入れるわけではないので、痛みや傷を極限まで抑えることができます。
メスを入れない
高密度自毛植毛
患者さまにとってのメリットを徹底的に追求した高密度自毛植毛。術後の赤み・傷跡を極限まで軽減しつつ、日帰り手術が可能です。
メスを使わない
高生着率&高密度
理想の
ヘアスタイルを実現
メスを使わないんですか!「手術」と聞くと切るイメージがありますが、頭皮を切るわけではないんですね。
自毛植毛の術式は、大きくFUT法とFUE法に分けられます。FUT法は、皮膚をメスで帯状に切り取って植毛株を切り分ける方法です。一方、FUE法は、毛髪を一本一本パンチブレードでくり抜いて採取する方法です。親和クリニックのMIRAI法はFUE法をもとにした術式で、メスを使いません。
| FUT法とFUE法の違い | ||
|---|---|---|
| 術式 | FUT法(従来) | FUE法(MIRAI法含む) |
| 図 |
|
|
| 採取方法 | 移植する毛をメスで帯状に切り取って採取。採取後に切り分けて使用する。 | 移植する毛を極細のパンチブレードでくり抜いて採取する。 |
| 植毛方法 | 頭皮にスリットを入れ、ピンセットで植毛 | パンチで頭皮にホールを開け、ピンセットで植毛 |
| 処置 | 切り取った部分は縫い合わせるため、痛みが出やすい。 | くり抜いた穴はごく小さいため縫合不要で、FUT法に比べて痛みが出にくい。 |
さらに当院で採取に使用するパンチブレードは直径0.8mm台、植毛ホール用のパンチブレードに至っては0.5mm台のものを開発しました。これは他院で主に使用されている0.6mm台よりさらに細い、極小となります。超極細の穴なので、ほとんど出血もありません。縫合もしないので抜糸等の処置も必要ありません。
だから痛みも少ない?
より詳しくは痛みについての回でも説明しますが、術中も術後も、一般的な手術とは比べ物にならないほど痛みもダメージは少ないと言えます。
自毛植毛についてなんとなくわかってきました。ただ決断するにはもっと個人的なことも色々聞いておきたいのですが、そういう時はカウンセリングを受ければいいですか?
その通りです。自毛植毛の仕組みや不明点などを丁寧に説明させていただくのはもちろん、現在の髪の状態のチェックも行います。すべて無料です。自毛植毛の経験があるカウンセラーも在籍しているので、発毛がどんな感じか実際に見ていただくことが可能です。すべて正直にお話しますので、色々お尋ねいただいた上で、今回は手術は見送る、というご判断をいただいても構いません。
早めに治療を始めたほうがいいのは間違いないので、一度いらしていただければと思います。生活習慣などのアドバイスも行います。
ぜひお気軽にお越しください。
相談者
ホワイトベース
二宮祥平さん
人気バイクショップ「ホワイトベース」店長兼バイクYouTuber。おでこの面積が年々広がっていることが気になる。
自毛植毛について興味を持ったものの、手術らしいので、少し怖いと思っている。
回答者
親和クリニック総院長
音田医師
自毛植毛の最前線で施術を行う総院長。
数千にものぼる施術経験を元に、自然かつ確実に生える自毛植毛を実現する。
カウンセリングではどんな疑問にも丁寧に解説することを心がけている。
回答者
親和クリニック 看護師
柳世
親和クリニックで自毛植毛手術をサポートしているベテラン看護師。
自毛植毛施術はチーム医療が要であるため、日々のトレーニングは欠かさない。
薄毛治療を終えた患者さまの笑顔を見るのが何より楽しみ。
回答者
親和クリニック カウンセラー
奥田
親和クリニックの経験豊富なカウンセラー。
自身も薄毛に悩み、自毛植毛を経験した者として、患者さまの悩みに真摯に向き合い、疑問や質問には実体験を元に正直にわかりやすくお答えすることを信条としている。
電話受付:9:30 - 19:00