DOCTOR COLUMN

増毛と植毛の方法の違い
始める前にメリット・デメリットの検証を

薄毛の悩みを一時的、または根本的に改善する方法として、「増毛」と「植毛」が挙げられます。
しかし、この2つの方法にどんな違いがあるのか、どのような方法で髪を増やしていくのかを、明確に理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
なかには、どちらも似たようなものであると解釈している人もいるかもしれません。
増毛と植毛では「薄毛を改善する」という目的は共通していますが、薄毛に対するアプローチ方法はまったく異なります。
ここでは、増毛と植毛の違いや、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

「増毛、植毛、発毛、育毛」それぞれの方法の違いとは?

一口に薄毛治療といっても、その方法は「増毛」「植毛」「発毛」「育毛」と多岐にわたります。
治療を始める前にそれぞれの違いを理解して、自分の症状に合った対策法を見つけましょう。

増毛

自分の毛髪以外の毛を利用して、人工的に髪の毛を増やす施術方法です。
増毛にはさまざまなタイプがあり、自分の薄毛の状態や体質、予算などを考慮して選択できます。
主な増毛方法として、以下のものが挙げられます。

結毛式

自分の髪の毛1本に5〜6本の人工毛を結びつけて、髪にボリュームを出す方法です。
通気性がよいので蒸れにくく、肌トラブルになりにくいのがメリットです。自然な仕上がりで、違和感はほとんどありません。 主に生え際や分け目の薄毛が目立つ人におすすめです。
自毛を活用する増毛法なので、髪の毛があまりない人は向いていない場合があります。
また、自毛が伸びると結んだ毛も一緒に浮いてくるため、1カ月に1〜2回の定期メンテナンスが必要です。

接着式

人工毛を植え込んだシートを頭皮に付着する方法です。
結毛式や編み込み式のように、人工毛を結びつけたり、編み込んだりする手間がかからない分、短時間で増毛を実現します。
シートを頭皮に貼るだけなので、自毛がない広い部分への増毛も可能です。
しかし、シートが頭皮を覆ってしまうので、蒸れやすく、赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる可能性があります。
時間が経つとシートの粘着力が弱まるため、月に1回程度のメンテナンスが必要です。

編み込み式

髪の毛の根元に特殊な糸を編み込んで土台を作り、さらにその土台に人工毛を結びつけていく方法です。
自毛に直接毛束を結着していくわけではないので、頭皮への負担を最低限に抑えることができます。
汗や水にも強く、激しいスポーツをしても抜け落ちる心配がほとんどありません。約1カ月は自然な状態を保つことができるでしょう。
主に頭頂部の薄毛が目立つ人におすすめです。

着脱式

ピンなどの金具を使って、自毛に人工毛を取り付ける方法です。
いつでも取り外しが可能で、不要なときは自分で外すことができます。
ただし、着脱が自由にできる反面、ずれたり外れたりするリスクも高くなりがちです。
長く使用していると徐々に劣化していくため、定期的なメンテナンスやスペアの用意、買い替えが必要になります。

かつら、エクステンション

かつら(ウィッグ)やエクステンション(つけ毛)も増毛の一種です。
かつらは、頭全体にすっぽりとかぶるフルウィッグタイプや、頭の1部分につける部分ウィッグなど、さまざまな種類があります。
取り外しは簡単ですが、着用中にずれたり外れたりする可能性があるでしょう。
エクステとはつけ毛のことです。自毛に直接つけるため取れる心配はあまりありません。 しかしその分、髪の毛や頭皮に少なからず負担がかかります。

植毛

髪の毛を直接頭皮に植え込む施術方法で、医療行為にあたります。
また、植毛手術は基本的に保険の適用外です。
例外として「円形脱毛症」などの病気を治療するための行為として認められた場合は、保険が適用される可能性があります。

植毛には、自毛植毛と人工毛植毛の2種類の方法があります。
人工毛を頭皮に植えつける場合、アレルギーや拒絶反応が起こるリスクがあるので、あまりおすすめできません。
自毛植毛であれば、自分の毛根を皮膚ごと移植するため、拒絶反応などが起きる心配もなく、自然で理想に近い仕上がりを求めることができます。
薄毛の根本的解決にもなります。

発毛

発毛とは、抜け落ちた髪の毛を新たに生やすことを意味します。
これから生えてくる毛が育ちやすくなるための土壌作りと考えてもらうとわかりやすいでしょう。
その方法としては、AGAの外用薬ミノキシジルや、内服薬フィナステリドなどを用いた薬物治療が中心になります。
発毛治療のデメリットは、半年以上治療を続けなければ効果を実感できないところです。
また、医薬品を服用する以上、副作用のリスクもゼロではありません。

育毛

発毛と似ていますが、育毛の場合は現在生えている髪の毛の成長を助け、育てることを目的としています。
具体的な方法として、生活習慣の改善や育毛剤、育毛シャンプー、育毛マッサージなどが挙げられます。
髪の毛は生えているものの、毛が細く、短く、すぐに抜けてしまう人におすすめの対策法です。

増毛と植毛のメリット・デメリット

ここからは、増毛と植毛のメリット・デメリットについてご紹介します。 治療を開始する前に、しっかり把握しておきましょう。

増毛のメリット

手軽に毛量を増やすことができるのがメリットです。処置を行った直後に毛量がアップするので、すぐに効果を実感できます。
編み込みの場合、髪の毛が外れたり、ずれたりすることが少なく、シャンプーやスポーツなども普段どおり行えます。
施術が短時間で済むのも魅力です。

増毛のデメリット

増毛は時間の経過とともに劣化していくので、定期的なメンテナンスに費用と手間がかかります。
自分の髪の毛に人工毛を結びつけたり、頭皮に直接シートを貼ったりするなど、髪の毛や頭皮への負担が大きいことは否めません。

また、施術中に痛みを伴うこともあるようです。そうした痛みや刺激が、抜け毛を引き起こす原因となる場合があります。
さらに、元々結びつける髪の毛がなければ増毛することはできません。

植毛のメリット

自然な仕上がりが期待できます。一度移植した毛は、その後自毛として生え続けるため、基本的に面倒なメンテナンスは必要ありません。
植毛では、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛根から髪の毛を移植させます。
毛髪が移植先に定着した場合、もともとあった場所の性質を受け継ぐので、再び薄毛になる可能性は少ないでしょう。
かつらやウィッグと違って、ずれたり外れたりする心配がないので安心です。

植毛のデメリット

植毛手術は自由診療に該当し、基本的には保険の適用外です。そのため治療費がどうしても高額になりがちです。
しかし、メンテナンスフリーになる為、ランニングコストがかからず、長い目で見るとメリットは多いかもしれません。
自毛植毛の場合、髪が残っている部分からドナーを採取して薄毛部分に移植していきますが、そもそもドナー部分に髪の毛が残っていなければ移植はできません。
ドナーの数によって植毛できる本数が左右されるので、必ずしも理想のヘアスタイルになるとは限らないでしょう。
施術前に医師ときちんと話し合い、無理のない範囲で納得がいくヘアスタイルにしてもらいましょう。

自然な仕上がりを目指すなら高品質な自毛植毛がおすすめ

違和感のない自然な仕上がりを求めるのであれば、自毛植毛がおすすめです。
かつての自毛植毛は毛髪を頭皮ごと切り取り移植する方法が主流で、患者への負担が大きいのが問題でした。
しかし現在では、技術の進歩により、身体への負担を最小限に抑えた施術を受けることが可能です。

参考までに、親和クリニックで行っている3種類の方法をご紹介しましょう。

MIRAI(ミライ)法

薄毛治療に精通した医師が直径約0.6mmのマイクロパンチブレードを用いてドナー株を採取し、薄毛が気になる部分へ移植していきます。
メスを使わないので痛みを最小限に抑えられるのが特徴です。
1日に4,000株の大量植毛が可能。1回の施術で自然なボリューム感を実感できるでしょう。

基本料金 200,000円
植毛費用 900円 × 株数

※費用は税別です。

NC-MIRAI(ナチュラルカバーリングミライ)法

MIRAI法をさらに進化させた術式です。
後頭部の髪の毛を刈り上げることなく、熟練したドクターが毛髪1本1本を見極めた上で、1つずつ株を移植していきます。
髪型が変わらないため、誰にも気づかれることなく自毛植毛をすることができます。
翌日もヘアスタイルに変化がないため、多忙な方やビジネスマン、人前に出る職業の方におすすめです。

基本料金 300,000円
植毛費用 2,000円 × 株数

※費用は税別です。

United MIRAI(ユナイテッド ミライ)法

メスを使わず痛みを最小限に抑えたMIRAI法と、後頭部を一切刈り上げないNC-MIRAI法を組み合わせた、いわば「いいとこ取り」の術式です。
一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの自毛植毛で、コストを最小限に抑えることができます。

基本料金 250,000円
植毛費用 MIRAI法とNC-MIRAI法の組み合わせ比率によって変動します。

※費用は税別です。

増毛か植毛か?迷ったときはメリット・デメリットで選ぼう

薄毛が気になったときに、増毛すべきか植毛すべきか迷ったら、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
増毛のメリットは、手軽に増毛ができる点です。
薬物治療の場合は、継続することが大事になりますが、増毛であればすぐに毛量を増やすことができます。
デメリットとしてはメンテナンスが必要なことや、髪や頭皮への負担が大きいことが挙げられます。

一方、自毛移植の場合、気になる部分にピンポイントで、自分の髪の毛を増やせるので、カツラやウィッグにはない満足感があります。移植した毛が定着すれば、メンテナンスも不要です。
ただし、植毛手術は増毛と比べてかなり高額となるため、お金に余裕がないと難しいでしょう。
しかし、長い目で見ると低コストになる場合もあります。
支払い方法も様々なので、今では年代問わず幅広い層の患者さまが自毛植毛の治療を行っています。

納得のいく薄毛治療を受けるためには、病院やクリニックでしっかり説明を受けて、治療に対する疑問や不安をすべて払拭することが大切です。
多くのクリニックでは無料相談を受け付けているので、まずは一度相談してみることをおすすめします。

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