フィナステリドの副作用とは？

フィナステリドには、まれに副作用を起こすリスクがあります。フィナステリドの主な副作用は以下の通りです。

• ・肝機能障害（AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇）
• ・過敏症（じん麻疹、発疹、血管浮腫など）
• ・性欲減退
• ・勃起機能不全、射精障害、精液量減少
• ・睾丸通、血精液症、男性不妊など
• ・乳房圧痛、乳房肥大
• ・抑うつ症状、めまい
• ・血清PSA濃度の低下

参考：医療用医薬品 : フィナステリド
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066205

フィナステリドは厚生労働省が承認した安全性と効果が立証されたAGA治療薬です。そのため、フィナステリドの服用によって、重篤な副作用が起きるリスクはほとんどありません。医師が処方するフィナステリドを服用する限り、過度な心配をする必要はないでしょう。

ただし、肝機能の数値に問題がある方、これから子作りをしようと考えている方、前立腺の病気を治療されている方は、フィナステリドの服用を控えた方が良い場合があります。フィナステリドは、肝機能障害や男性不妊症、血清PSA濃度の低下のリスクがあるからです。

フィナステリドの副作用が気になる方は、処方を受ける前に主治医に相談しましょう。また、フィナステリドを服用中に心身に不調を感じた場合は、いったん服用を中止して主治医に相談することをおすすめします。

フィナステリドの副作用が
心配な方におすすめの治療法

フィナステリドの副作用が心配な方におすすめの治療法は、親和クリニックが提供する最新式の自毛植毛です。自毛植毛は、自分の毛髪を薄毛の部分に移植するため、薬を使わずに薄毛を改善できます。薬を使わないため、薬による副作用の心配はありません。また、自分の毛髪を移植するため、拒絶反応などの副作用もほとんどありません。

フィナステリドの副作用が心配な方は、親和クリニックまでご相談ください。薄毛を改善する最適な治療プランを無料でご提案いたします。どうぞお気軽にご来院ください。

フィナステリドの注意点

フィナステリドは、男性ホルモンの働きに作用するため、以下の点に注意が必要です。

• ・男性型脱毛症以外には適用されない
• ・20歳未満は使用できない
• ・女性は使用できない
• ・6ヵ月の連日投与が必要
• ・妊活中の男性は念のため服用を避ける
• ・ネット通販や個人輸入で入手しない
• ・不調や異変を感じたら主治医に相談する

それぞれを解説します。

男性型脱毛症以外には適用されない

フィナステリドの1つ目の注意点は、男性型脱毛症以外には適用されないことです。

フィナステリドは、AGA（男性型脱毛症）の治療に使用される薬物です。他の種類の脱毛症（円形脱毛症や瘢痕性脱毛症など）には適用されません。また、生まれつき薄毛である場合や脱毛症以外の病気が原因による薄毛の場合も、フィナステリドによって改善することはできません。

AGA以外の薄毛については、フィナステリド以外の対策を検討する必要があります。なお、フィナステリドによる改善が難しい薄毛であっても、自毛植毛なら効果的な改善が期待できる場合があります。フィナステリドの副作用や効果に不安を感じる方は、親和クリニックまでご相談ください。

20歳未満は使用できない

フィナステリドの2つ目の注意点は、20歳未満は使用できないことです。

フィナステリドの使用は、成人男性に限られています。20歳未満の方に対する安全性や有効性は確立されていません。また、小児に対する臨床試験も行われていないため、成人男性以外の方がフィナステリドを使用することはできません。

フィナステリドは、男性ホルモンに影響を与えるため、成長途上にある未成年者には予期せぬ副作用が起こる可能性があります。フィナステリドは成人男性向けの薬物であり、20歳未満における安全性や有効性は確認されていませんので、20歳未満の方が自己判断で服用することは絶対におやめください。

なお、自毛植毛であれば、特に年齢制限はありません。未成年の方やお子さまであっても自毛植毛は可能です。20歳未満の方で薄毛でお悩みの場合は、親和クリニックまでご相談ください。

女性は使用できない

フィナステリドの3つ目の注意点は、女性は使用できないことです。

フィナステリドは成人男性用の薬物であるため、女性は使用することができません。女性に対する有用性も確認できておりません。

特に、妊娠または妊娠している可能性のある方、授乳中の方はフィナステリドが禁忌となりますのでご注意ください。フィナステリドは、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす恐れがあります。

なお、女性がフィナステリドの錠剤に触ることもNGです。フィナステリドの成分が経皮吸収される可能性があるからです。通常の薬剤はコーティングがされているため、フィナステリドに触れたとしても問題はありません。しかし、誤って女性がフィナステリドに触れてしまわないよう、カギ付きの戸棚や保管箱などで管理することをおすすめします。

6ヵ月の連日投与が必要

フィナステリドの4つ目の注意点は、6ヵ月の連日投与が必要なことです。

フィナステリドの効果を最大限に発揮するためには、通常、6ヵ月以上にわたり連日服用する必要があります。毛髪の成長はゆっくりとしたものなので、古い毛髪が抜け落ち、ライフサイクルが正常化された毛髪が生え揃うまでには時間がかかってしまいます。そのため、フィナステリドによるAGA治療には、即効性は期待できません。

また、6か月以上の継続的な服用を行った場合でも、フィナステリドをやめてしまえばAGAは再び進行を始めてしまいます。そのため、フィナステリドによってAGAによる薄毛を改善したい場合は、6か月経過後も長期継続的な使用が必要となります。

なお、自毛植毛であれば、1回の治療で完了できるため、長期継続的な努力が必要ありません。自毛植毛も即効性はありませんが、手術後は通院や投薬の必要がありませんので、毎日をとても楽に過ごすことができます。

妊活中の男性は念のため服用を避ける

フィナステリドの5つ目の注意点は、妊活中の男性は念のため服用を避けることです。

フィナステリドの副作用には、性欲減退や勃起機能不全、射精障害、精液量減少などのリスクがあります。いずれも副作用が起きるリスクは数%程度と低いものの、妊娠の確率が下がってしまう可能性があります。パートナーのためにも、妊活中は念のためフィナステリドの服用を避けた方が良いでしょう。

妊活が終われば、フィナステリドの服用は問題ありません。また、妊活中であっても、自毛植毛なら妊娠に影響を与える心配はありません。

ネット通販や個人輸入で入手しない

フィナステリドの6つ目の注意点は、ネット通販や個人輸入で入手しないことです。

フィナステリドをネット通販や個人輸入で入手して服用することは絶対におやめください。フィナステリドは、医師の処方のもと正しく使用することが大切です。医師の診断を受けたうえで、処方通りに服用することで、AGAの改善効果を最大限に発揮できます。

フィナステリドはネット通販や個人輸入でも入手できる場合があります。しかし、医師の処方を受けずに入手すると、効果のない偽物を購入してしまったり、副作用が強く出てしまったりする可能性があります。

AGA改善の効果が得られない可能性があるだけでなく、安全面でのリスクも伴います。従って、フィナステリドをネット通販や個人輸入で入手して服用することは絶対におやめください。

不調や異変を感じたら主治医に相談する

フィナステリドの7つ目の注意点は、不調や異変を感じたら主治医に相談することです。

フィナステリドの使用中に心身の不調や異変を感じた場合は、直ちに主治医に相談することが大切です。特に肝機能の数値上昇、じん麻疹や発疹、性欲減退、睾丸通、抑うつ症状、めまいなどを感じた場合は、いったん服用を中止して主治医に相談しましょう。

フィナステリドの効果を得るためには、継続的な服用が必要となりますが、薄毛治療のために心身のバランスを崩してしまっては元も子もありません。フィナステリドの服用後に不調や異変を感じた場合は、無理をせずに早めに主治医にご相談ください。

フィナステリドのよくある質問

フィナステリドに関するよくある質問をまとめました。

フィナステリドを飲んでいるのにすぐに薄毛が治らないのはなぜですか？

フィナステリドには即効性がないため、最低でも半年程度の継続が必要となります。毛髪の成長は非常にゆっくりとしたもののため、古い毛髪が抜け落ち、新しい毛髪が伸びていくためには、時間がかかってしまうからです。

フィナステリドを1年程度飲み続けていても薄毛が改善しない場合は、治療方針を変更する必要があるかもしれません。より強力なデュタステリドへの変更やミノキシジル外用薬の併用、自毛植毛手術などをご検討ください。詳しくは親和クリニックまでご相談ください。

フィナステリドは男性機能を低下させますか？

フィナステリドは副作用として、性欲減退や勃起機能不全などを起こす可能性があります。発生頻度は高くありませんので、日常生活には大きな問題はないでしょう。

ただし、妊活中の場合は妊娠の確率が下がる可能性があります。念のため、妊活中の場合はフィナステリドの服用を控えた方が良いでしょう。

フィナステリドで抜け毛は減りますか？

フィナステリドは抜け毛が減る効果が期待できます。フィナステリドは、AGAの進行を食い止め、毛髪のライフサイクルを正常化させる効果があるからです。

ただし、AGAの進行が早い場合や薄毛の範囲が広い場合は、フィナステリドによる改善が難しい可能性があります。フィナステリドの効き目が実感できない場合は、自毛植毛をご検討ください。

フィナステリドをやめたら薄毛になりますか？

フィナステリドは継続的な服用が必要であり、中断すると薄毛が進行する可能性があります。薬の変更や中断には医師の判断が必要となりますので、自己判断での中止は避けた方が良いでしょう。

なお、フィナステリドの副作用が心配な場合や長期継続的な治療に挫折しそうな場合は、親和クリニックが提供する最新式の自毛植毛をご検討ください。

フィナステリドは精液量を減少させますか？

フィナステリドは、まれに精液量が減少する可能性があります。全ての患者さまに当てはまるわけではありませんが、副作用が気になる場合は主治医にご相談ください。

妊活中の方で薄毛を改善したい場合は、性機能の副作用の心配がない自毛植毛がおすすめです。

フィナステリドは体に悪いですか？

フィナステリドは、日本の厚生労働省が安全性と効果を承認したAGA治療薬です。医師の処方に従って正しく使用すれば、重篤な悪影響が起きることはありません。

ただし、まれに副作用を起こすリスクがありますので、ネット通販や個人輸入などで入手して使用することは絶対におやめください。

フィナステリドはM字型の薄毛を治せますか？

フィナステリドは、生え際に多く存在する酵素5αリダクターゼⅡ型に作用するため、M字型の薄毛の改善が期待できます。

ただし、剃り込み部分の薄毛が広がっている場合やAGAの進行が早い場合は、フィナステリドによる改善が難しい可能性もあります。M字型の薄毛を改善したい場合は、自毛植毛もご検討ください。