コロナ後遺症の脱毛とは？

新型コロナウイルス感染症は、回復した後も後遺症に悩むケースがあります。コロナ後遺症で多く見られるものは、咳や呼吸困難、倦怠感のほか、嗅覚障害、味覚障害があります。また、これらの他に脱毛するケースも見られます。

2021年6月23日に国立国際医療研究センター病院がまとめた資料によると、コロナで入院した患者58名のうち、14人（24.1%）に脱毛が見られたとの報告がされています。14人の内訳は、女性が5人、男性が9人で、コロナ発症から脱毛出現までは平均58.6日、脱毛の平均持続期間は76.4日となっています。

参考：新型コロナウイルス感染症の後遺症
https://www.mhlw.go.jp/content/11127000/000801415.pdf

コロナ後遺症による脱毛のメカニズムは解明されていませんが、発熱や感染による不安やストレスの増大、食欲低下による栄養バランスの乱れ、睡眠不足や運動不足によるホルモンバランスや血行の乱れなどが原因となり、急性の休止期脱毛が引き起こされたと考えられます

急性の休止期脱毛とは、ストレスや発熱、感染症などの心身の負担が引き金となって引き起こされる一時的な脱毛症です。何らかの原因で毛髪のライフサイクルが一気に休止期に入ってしまい、次々と抜け毛が引き起こされる症状です。

しかし、急性の休止期脱毛は一時的なものとなります。コロナ後遺症による脱毛は、発症から1～2ヶ月ほど経過して現われますが、その後は数ヶ月程度で改善する場合がほとんどです。そのため、ストレスや疲れを溜めないようにして、自然に治っていくのを待つと良いでしょう。毛髪に十分な栄養や酸素、ホルモンが供給されるよう、栄養バランスの良い食事や十分な睡眠時間の確保、適度な運動を心がけることが大切です。

コロナ後遺症による薄毛や抜け毛
が治らない場合は？

コロナ後遺症による脱毛は一時的なものである場合がほとんどですが、薄毛や抜け毛が治らない場合も考えられます。コロナがきっかけとなって毛髪のライフサイクルが乱れたままになってしまったケースが考えられるからです。

コロナ後遺症による脱毛が気になる方は、親和クリニックまでご相談ください。親和クリニックは、年間多くの薄毛治療を行っていますので、コロナ後遺症による脱毛も効果的な改善が期待できます。まずは無料カウンセリングにご来院いただき、症状やお悩みの確認をさせてください。

親和クリニックは、新宿、銀座、名古屋、大阪、福岡に5院あります。どの院もターミナル駅から数分の好立地なので、お仕事帰りやおでかけのついでに立ち寄れます。無料カウンセリングは、完全予約制・完全個室となっていますので、安心してお悩みをご相談いただけます。

なお、当院が遠方の場合は、無料メール相談にも対応しております。どうぞお気軽にご利用ください。

コロナ後遺症のよくある質問

コロナ後遺症に関するよくある質問をまとめました。

コロナ後遺症で脱毛する人はいますか？

コロナ後遺症のひとつに脱毛があります。コロナ後遺症による脱毛は、多くの患者さまで見られています。コロナを発症してから1～2ヶ月ほど経過してから脱毛する場合が多いようです。

コロナ後遺症には他に、咳や呼吸困難、倦怠感、嗅覚障害、味覚障害なども報告されています。

コロナ後遺症による脱毛はいつまで続きますか？

コロナ後遺症による脱毛は、数ヶ月続く場合が多いようです。コロナ後遺症による脱毛が治まらない場合は、親和クリニックまでご相談ください。

コロナ後遺症による脱毛は自然に治りますか？

コロナ後遺症による脱毛は一時的なものなので、数ヶ月程度で自然に回復する場合が多いです。コロナ後遺症による脱毛を早く治すためには、体調に無理のない範囲でストレスの発散や生活習慣の改善に取り組むことをおすすめします。

コロナ後遺症による脱毛はAGA治療薬で治りますか？

AGA治療に用いられるフィナステリドやデュタステリドは、乱れた毛髪のライフサイクルを正常化する作用があるため、コロナ後遺症による脱毛を改善できる場合があります。また、ミノキシジル外用薬は、頭皮の毛細血管を拡張することで、毛根の細胞に供給される栄養や酸素の量を増やす効果があるため、発毛を促すことが期待できます。

ただし、AGA治療薬はコロナ後遺症の脱毛を治療する薬ではないため、効果を発揮できない場合も考えられます。

コロナ後遺症による脱毛を治すにはどうすれば良いですか？

コロナ後遺症による脱毛が治らない場合は、親和クリニックまでご相談ください。自毛植毛なら、病気やケガによる薄毛や生まれつきの薄毛も改善できるため、コロナ後遺症による脱毛も効果的な改善が期待できます。