COLUMN

AGA治療薬は副作用を知った上で使おう!

今やAGA治療薬は、コマーシャルがテレビなどで流れるほど私たちにとって身近な存在になっていますが、実はAGA治療薬を服用することで副作用が出てしまう場合があります

日本で有名なAGA治療薬としては「プロペシア」「ミノキシジル」があります。

今回はそれぞれのAGA治療薬が髪に与える効果と、発生してしまう恐れのある副作用について見ていきましょう。

髪の成長バランスを整える「プロペシア」

錠剤タイプの飲む育毛剤であるプロペシアはAGA治療における代表的な薬の1つで、国内の臨床試験では3年間の使用で70%以上の人に改善傾向があったと報告されています。

プロペシアの主な成分となっているフィナステリドは当初、前立腺肥大症を治療するための薬として作られていましたが、その後抜け毛抑制作用があることが分かり、薄毛用の薬として使われるようになっていきました。

プロペシアには脱毛の発生を引き起こすプロペシアには脱毛の発生を引き起こすジヒドロテストステロンを抑えて、髪の成長バランスを整える効果があるといわれています。 を抑えて、髪の成長バランスを整える効果があるといわれています。

副作用

プロペシアの主な副作用は性欲減退勃起機能低下の2つです。

それらの副作用に科学的な根拠はありませんが、科学者たちの間ではプロペシアを飲んだ人の精子が減少して、それによって性欲も減少しているのではないかと考えられています。

日常生活を送る上で特に問題が無い副作用ではありますが、子どもを作ろうとしている時期などには影響が出てしまいます。

プロペシアは以下のような人は服用しないよう、注意が必要です。

  • 女性
  • 未成年の方
  • 前立腺の病気を患っている方

髪に栄養を与えやすくする「ミノキシジル」

髪の毛を作り出す毛母細胞やその働きをサポートしている毛乳頭細胞は、血液の流れが滞ると働きが鈍って髪に必要な栄養素や血液などを行き届かせることができなくなってしまいますが、そこで育毛剤の成分として注目されたのがミノキシジルでした。

ミノキシジルもプロペシアと同様に、もともとは別の病気の治療薬(高血圧の治療薬)として使われていました。

しかし血管を拡張して血行を促進する効果があったことから、毛母細胞や毛乳頭細胞の働きを活発にして発毛を促す育毛剤の成分として使われるようになっていったのです。

副作用

ミノキシジルの入った育毛剤を使用すると、かゆみかぶれじんましん皮膚炎などの副作用が発生する場合があります。

その発生率は含有量が多いほど高まっていき、ミノキシジル1%の場合は利用者の約5%が、ミノキシジル5%の場合は利用者の9%に上記のような副作用がみられたといいます。

また、もともと高血圧の方に処方していた薬であるため、低血圧の方が摂取すると血圧が低くなり過ぎる危険性もあります。

ミノキシジルは以下のような人は使用しないよう、注意が必要です。

  • 心臓病を患っている方
  • 未成年の方
  • 頭皮にトラブルのある方
  • 高血圧の治療薬を服用している方

治療する前に専門家に相談を!

このようにAGAの治療薬は髪に刺激を与えますが、それ相応の副作用も持っています。

治療薬の処方や自毛植毛など、AGAの治療にはさまざまな方法がありますが、いずれの治療をする場合でもまずは専門家に相談をしてから行うようにしていきましょう。

親和クリニック名古屋院院長 福島 俊彦

監修医師
親和クリニック名古屋院院長

福島 俊彦 TOSHIHIKO FUKUSHIMA

「患者さま本位で考える」をモットーに、患者さまお一人おひとりの薄毛の状態をじっくり見極め、それぞれに合った治療計画を提案。

大学病院の医療安全管理部での勤務経験を活かし、徹底した安全管理で安心できる自毛植毛手術を体現している。

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