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『AGAの初期症状とは?』
『どうすれば薄毛が治せるの?』
薄毛を治したい場合は、AGAの初期症状を見逃さないことが大切です。早めに治療を始めれば、AGAは効果的な改善が期待できるからです。しかし、薄毛は自分で気づきにくい場合もあり、治療が遅れてしまうケースも。また、AGAの初期症状の見分け方がわからず、治療を始めるべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、年間2,400件以上の薄毛治療を行う親和クリニックが、AGAの初期症状の見分け方や原因、対策について解説します。
この記事を読めば、AGAによる薄毛を根本から治す画期的な治療法もわかります。
親和クリニックでは、AGAでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
AGAの初期症状の見分け方とは?
AGAの初期に見られる症状には、主に以下の5つがあります。
- 髪にハリやコシがなく、手触りが柔らかい
- ヘアスタイルが決まりにくく、崩れやすい
- 生え際やつむじの周辺の頭皮が透けて見える
- 抜け毛の中に細く短いものが多く含まれる
- 1日の抜け毛の本数が軽く100本を超えている
それぞれを解説します。
髪にハリやコシがなく、手触りが柔らかい
1つ目のAGAの初期症状は、髪にハリやコシがなく、手触りが柔らかいことです。
AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、頭皮に存在する酵素5αリダクターゼの影響を受けて、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで引き起こされる進行性の脱毛症です。DHTは毛根の男性ホルモンレセプターと結びつき、TGF-β1という脱毛因子を生成します。これにより毛髪のライフサイクルが短縮化され、細く短い毛髪が増えていきます。
AGAになると毛髪が太く長い状態にまで成長できないため、髪全体にハリやコシがなくなります。また、手触りも柔らかくなり、ふわふわと弱々しい感触に徐々に変わっていきます。
前髪のボリュームが減ってきたり、つむじのあたりがペタンとしてきていると感じた場合は、AGAを発症している可能性が高いと考えられます。
ヘアスタイルが決まりにくく、崩れやすい
2つ目のAGAの初期症状は、ヘアスタイルが決まりにくく、崩れやすいことです。
AGAを発症すると、通常2~6年ほどある毛髪の成長期が半年~1年程度にまで短縮化されます。成長期が短縮化された毛髪は、太く長い状態にまで成長できません。すると、整髪料やドライヤーを使ってもヘアスタイルが決まりにくくなり、今までよりもセットに時間がかかるようになります。
また、汗をかいたり、風が吹いたりしただけでも髪型が崩れやすくなります。今までは手ぐしでさっと元に戻せたのに、AGAを発症すると崩れたヘアスタイルがなかなか戻らなくなります。
特に前髪や頭頂部のセットが決まりにくい場合は要注意。AGAの薄毛の特徴は、生え際やつむじのあたりから薄毛が進行を始めるという特徴があるからです。
生え際やつむじの周辺の頭皮が透けて見える
3つ目のAGAの初期症状は、生え際やつむじの周辺の頭皮が透けて見えることです。
AGAは男性ホルモンの一種であるテストステロンがDHTに変換されることで引き起こされますが、そのきっかけを作っているのは頭皮に存在する酵素5αリダクターゼです。特にAGAに大きな影響を与えるのはⅡ型の5αリダクターゼで、これは前頭部や頭頂部に多く見られるという特徴があります。
そのため、AGAを発症すると5αリダクターゼⅡ型が多く存在する生え際やつむじのあたりから薄毛が進行を始めます。生え際やつむじの周辺の頭皮が透けて見えやすくなっている場合は、AGAを発症している可能性が考えられます。剃り込み部分やつむじは自分では見えにくいため、AGAの初期症状に気づきにくい場合がありますので注意しましょう。
抜け毛の中に細く短いものが多く含まれる
4つ目のAGAの初期症状は、抜け毛の中に細く短いものが多く含まれることです。
AGAを発症すると、毛髪の成長期が短縮化され、細く短い毛髪が増えていきます。成長期が短縮化された毛髪は、すぐに退行期に入ってしまうため抜け落ちていきます。抜け毛の中に細く短いものが多く含まれるということは、十分に成長できなかった毛髪が抜け落ちているサイン。AGAを発症している可能性が高いです。
脱毛した毛髪は再生されますので新しく伸びていきますが、成長期が短縮化されているため細く短い状態でまた抜け落ちてしまいます。毛根の細胞は無限に再生できないため、短期間で脱毛と再生を繰り返すと、やがて毛根の細胞は死滅してしまいます。毛根の細胞が死滅した部分が増えると、薄毛の範囲が拡大していくことになります。
抜け毛の中に細く短いものが多く含まれる場合は、早めにAGA治療を始めることが大切です。
1日の抜け毛の本数が軽く100本を超えている
5つ目のAGAの初期症状は、1日の抜け毛の本数が軽く100本を超えていることです。
通常、1日に抜ける髪の毛の本数は50〜100本程度とされています。毛髪は脱毛と再生を繰り返していますので、1日に100本程度の抜け毛は正常な範囲内です。しかし、1日の抜け毛の本数が軽く100本を超える場合は、異常な脱毛を引き起こしている可能性があります。
枕元や洗面所、お風呂場などに落ちている毛髪がざっと数えて100本以上ある場合は、毛髪のライフサイクルが乱れ、脱毛する毛髪が増えていると考えられます。1日の抜け毛の本数が軽く100本を超えている場合、十分な毛髪の量が維持できなくなり、薄毛が目立つようになっていきます。
抜け毛の本数が増えていると感じた場合は、AGAの可能性があります。薄毛を効果的に改善したい場合は、早めにAGA治療を始めることが大切です。
AGAの原因と対策
AGAの原因は、男性ホルモンのテストステロンがDHTに変換されることです。しかし、AGAを発症するかどうかは、5αリダクターゼの活性度と、特に男性ホルモンレセプターの感受性が大きな影響を及ぼします。5αリダクターゼの活性度が高いと、DHTが大量に産生されます。しかし、男性ホルモンレセプターの感受性が低ければ、AGAの発症は抑えられます。
男性ホルモンレセプターの感受性は、母方のX染色体によって引き継がれることがわかっています。X染色体の影響は隔世遺伝として現れますので、母方の祖父や曽祖父に薄毛の人がいる場合、AGAを発症する可能性が高くなります。
なお、AGAは体内のホルモンが変化することで引き起こされますので、市販の育毛剤やエステのヘッドスパなどで改善されることはありません。また、自然に治癒したり、薄毛の進行が途中で止まったりすることもありません。
AGAによる薄毛の有効な対策は、医療機関によるAGA治療のみとなります。そのため、高額な育毛剤やエステの施術などにお金を投じてしまわないようにご注意ください。日本皮膚科学会がまとめたガイドラインでは、AGAの効果的な治療法として主に以下の3つを推奨しています。
- 内服薬治療
- 外用薬治療
- 自毛植毛
内服薬治療
AGAの内服薬には、フィナステリドとデュタステリドがあります。いずれも5αリダクターゼに作用し、テストステロンがDHTに変換されるのを阻害することで、AGAの進行を抑える働きがあります。
AGA内服薬を服用することで、短縮化された毛髪の成長期が正常な状態に近づき、太く長い毛髪の成長を促します。これにより抜け毛が減り、薄毛が徐々に改善されていきます。
ただし、AGA内服薬にはAGAを完治する効果はないため、薄毛を改善したいと思う限り、長期継続的な服用が必要となります。AGA初期には有効な対策となる場合も多いですが、対策が長期になる場合は費用が高額になってしまう可能性が考えられます。
また、AGA内服薬にはまれに肝機能障害や性欲減退、抑うつ症状などの副作用が起きる可能性があります。そのため、必ず医師の処方に従って正しく服用してください。AGA内服薬を長期で継続することが心配な場合は、拒絶反応などの副作用が少ない自毛植毛がおすすめです。
外用薬治療
AGAの外用薬には、ミノキシジルがあります。ミノキシジルは、もともと高血圧症の薬として開発されました。血管を拡張して血流を促進する効果がありますが、副作用として多毛が見られたため、発毛剤として転用されるようになりました。
ミノキシジルを頭皮に塗布することで、毛根の細胞に栄養や酸素を供給する毛細血管が拡張します。これにより血流が促進され、毛根の細胞が活性化することで発毛が促されます。
ただし、ミノキシジルにはAGAの進行を遅らせたり、AGAを完治したりする効果はないため、AGA治療では内服薬と併用することが一般的です。内服薬によってAGAの進行を抑え、ミノキシジル外用薬で発毛を促すことで、より効果的な薄毛改善が期待できます。
なお、ミノキシジルもまれに発疹やかゆみ、かぶれなどの副作用が起きる可能性があります。そのため、医師や薬剤師の指導のもと正しく使用することが大切です。また、AGAの進行度によっては十分な発毛効果が得られない場合もあるため、より確実な方法で発毛させたい場合は自毛植毛をご検討ください。
自毛植毛
自毛植毛とは、AGAになりにくい自分の毛髪を毛根の組織ごと採取し、生きたまま薄毛の部分に移植する外科手術です。移植した毛髪の多くはその場に生着し、その後は半永久的に生え変わり続けることができます。
後頭部や側頭部の毛髪は、5αリダクターゼⅡ型の影響を受けにくいため、AGAになりにくいという性質があります。AGAになりにくい性質は移植後も引き継がれるため、自分の生きた毛髪でしっかりと薄毛を改善できます。
自毛植毛のメリット
移植に使う毛髪は自分のものなので、太さや色、手触りに違和感がなく、見た目の風合いも自然なのでバレにくいというメリットがあります。頭皮から自分の毛髪が伸びていきますので、プロの美容師さんでも自毛植毛と気づくのは難しいでしょう。拒絶反応などの副作用がほとんどないことも、自毛植毛の大きなメリットと言えます。
洗髪や散髪も今まで通りに行え、パーマやヘアカラーなどのおしゃれも楽しめるようになります。1回の手術で完了できるため、日々の手間暇が不要。定期的な通院やメンテナンスもありません。薄毛になる前のストレスフリーな状態に近づくことができるので、毎日をとても楽に過ごしていただけます。
自毛植毛の注意点
自毛植毛は高度な外科技術を必要としますので、症例数が豊富な信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。また、しっかりとした髪のボリュームを回復するためには、移植後の毛髪の生着率が高いクリニックであることも大切な選定基準となります。
親和クリニックは、年間2,400件以上の手術実績があるため、安心して自毛植毛手術をお任せいただけます。また、平均的な自毛植毛手術の生着率は82.5%ですが、親和クリニックでは熟練した医師と優秀な医療スタッフが連携してスピーディに手術を行いますので、生着率は90~95%という高い成績を誇ります。
親和クリニックが提供する最新の自毛植毛術は、メスを使わず、頭皮を切り取ることもしません。国内最小級の超極細パンチブレードを使って丁寧に採取と移植を行いますので、傷や痛みが残りにくく、ダウンタイムもほとんどありません。翌日にはクリニックで洗髪ができるほど回復が早いので、手術は日帰りで完了します。
AGA初期の方はもちろん、薬物治療による薄毛の改善が難しい方も、自毛植毛ならより確実に発毛することができます。親和クリニックでは、AGAでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
AGA治療のよくある質問
AGA治療に関するよくある質問をまとめました。
-
Q
AGAの初期症状は?
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A
AGAの初期には、髪にハリやコシがなくなり、ヘアスタイルが決まりにくくなるという症状が現れます。生え際やつむじの周辺の頭皮が透けて見えたり、抜け毛の中に細く短いものが多く含まれる場合は要注意。1日の抜け毛の本数が軽く100本を超えている場合も、AGAを発症している可能性が高いです。
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Q
AGAは発症したら終わりですか?
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A
AGAは治療法が確立されていますので、初期に治療を始めれば効果的な改善が期待できます。薬物療法では、AGAの進行を抑えつつ発毛を促すことで、薄毛を改善します。自毛植毛では、AGAになりにくい毛髪を移植することで、AGAのお悩みを根本から解決できます。
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Q
AGA治療のやめどきはいつですか?
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A
薬物治療は、やめてしまうとAGAが再び進行してしまいます。そのため、薬物治療のやめどきは、薄毛が気にならない年齢や気持ちになった時が多いでしょう。
自毛植毛であればAGAになりにくい毛髪が半永久的に生え変わり続けるため、やめどきを意識する必要はありません。
-
Q
AGAの一番の原因は何ですか?
-
A
AGAの一番の原因は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼの影響を受けて、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることです。5αリダクターゼの活性度やDHTと結合する男性ホルモンレセプターの感受性は遺伝の影響を大きく受けますので、遺伝が原因とも考えられます。
AGAは体内のホルモンが変化することで引き起こされるため、市販の育毛剤やエステのヘッドスパなどで改善されることはありません。また、進行性の脱毛症であるため、薄毛を改善したい場合はできるだけ初期の段階でAGA治療に切り替えることが大切です。
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Q
AGA治療は一生続きますか?
-
A
AGA治療は一生続ける必要はありません。AGAは完治できない脱毛症ですが、年齢とともに薄毛が気にならない気持ちになっていく場合が多いからです。
なお、AGAになりにくい自分の毛髪を移植する自毛植毛なら、1回の治療で完了できるのでAGA治療を長期で続ける必要はありません。半永久的に生え変わり続けることができる後頭部や側頭部の毛髪を、1回の手術で移植するからです。親和クリニックの自毛植毛なら、移植した毛髪のほとんどが生着しますので、より確実に発毛させることができます。
AGAによる薄毛でお悩みの方は、お早めに親和クリニックまでご相談ください。
まとめ AGAの初期症状が見られたら親和クリニックへご相談を
今回は、AGAの初期症状の見分け方について解説しました。
AGAは進行性の脱毛症であり、完治することもできません。しかし、初期段階で適切な治療を行えば、薄毛を改善することが可能です。薬物治療では、AGAの進行を抑えつつ発毛を促すことで、AGAによる薄毛を改善できます。
AGAになりにくい自分の毛髪を使って薄毛を治す自毛植毛なら、日々の手間暇もなく、薄毛になる前のストレスフリーな毎日を取り戻せます。
ただし、薄毛を治したい場合は、初期に治療を始めることが大切。残存する毛髪が多く、薄毛の範囲が狭いほど、治療の効果を発揮しやすいからです。
年間2,400件以上の自毛植毛手術を行う親和クリニックなら、移植した毛髪のほとんどを発毛させることができるので、AGAによる薄毛のお悩みを根本から解決できます。無料カウンセリングでは、患者さまの症状や目指したいゴールに合わせて最適な治療プランを無料でご提案しております。
AGAは時間の経過とともに症状が悪化していきますので、薄毛を治したい患者さまはどうぞお早めにご来院ください。