COLUMN

再生医療で毛髪が復活?
薄毛治療を変える「iPS細胞」

薄毛に悩む人が「薄毛が進行する前の髪に戻りたい」と願うことは自然なことです。
一昔前なら、儚い希望だったかもしれません。 しかし、再生医療の発達やiPS細胞の発見により、毛髪の再生は夢物語ではなくなりつつあります。 そこで今回は、iPS細胞が薄毛の改善に役立つ理由や、再生療法を使用した最先端の治療方法についてご紹介します。

iPS細胞と薄毛のかかわり

ips細胞の発見がノーベル賞を受賞し、その存在が脚光を浴びたことは記憶に新しいですよね。 ips細胞が薄毛の治療にどうかかわってくるのかわからないという人や「実現するのはまだずっと未来の話」と思っている人も多いかもしれません。 しかし、2013年には慶応大学でマウスにips細胞を使って、毛根を包む組織である毛包を部分的に再現させる実験が成功し、2014年には資生堂が、発毛する力を失った毛根にはたらきかけ毛髪成長力を向上させるための再生医療製品の開発に乗り出しています。 全国で薄毛に悩む人の数は1600万人以上いるともいわれています。 マーケットが大きいことを考えれば今後の研究が加速度を増し、薄毛治療の分野が飛躍的な発展を遂げることは充分に想像できるのではないでしょうか? これから先、ips細胞を使った治療や研究が進んで育毛剤や増毛剤の品質が向上すれば、誰もが簡単に毛髪を再生できる時代がやってくるかもしれませんね。

ダイレクトに頭皮に作用するノンニードルガンHARG(R)

これまで、自分の後頭部の毛髪を、皮膚細胞ごと薄毛部分に移植する手術は、患者にとって負担の大きいものでした。 移植手術を受けるためには仕事を休まねばならなかったり、痛みや炎症が起こる可能性のある範囲が広かったりと、懸念材料がゼロではありません。 HARG(R)療法とは、人の幹細胞の中から抽出した成長因子を直接頭皮に注入し、毛髪を作る元となる毛母細胞に影響を与えて発毛を促進させる技術のことです。 安全性と高い効果が期待できる最先端の薄毛治療として認知されつつあります。 特にノンニードルガンHARG(R)は、針の代わりに炭酸ガスの圧力を利用して、わずか0.03mmという小さな侵入点を作って注入するため麻酔や長時間の冷却などの必要がないことから、大きな注目を浴びています。

脂肪由来幹細胞移植による毛髪治療

脂肪由来幹細胞移植は、特別な方法で自分の脂肪の中から採取した脂肪組織由来幹細胞を抽出して、加齢によるしわをとるためのアンチエイジングケアに利用したり、乳がんなどで失った乳房を再生させるための療法に使用されています。 脂肪由来幹細胞移植は、毛髪を再生するための技術としても注目され、脱毛症に関しても充分な効果が期待できるかどうか、臨床試験の結果が待たれます。 薄毛治療を専門的に行っているクリニックの中にはこうした施術を試験的に行い、毛髪再生医療の研究をしたり、より薄毛治療の分野を発展させるために検証しているところもあります。 毛髪再生のための研究が進めば、薄毛の原因を根本的に治療することができるようになるかもしれません。

監修:名古屋院 院長 福島 俊彦

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