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自分では気づきにくい?つむじの薄毛に自毛植毛は効果的?

ふとした瞬間につむじの薄毛に気が付き、ギョッとした経験があるという方はいませんか?
自分ではなかなか見る機会の少ないつむじの薄毛は、気が付いたときにはかなり進行している……なんてことも少なくありません。
今回は、つむじ部分が薄毛になってしまう原因と、効果的な対策方法をご紹介いたします。

つむじ薄毛の原因は?

つむじ部分が薄毛になってしまう主な原因は、AGA(男性型脱毛症)。思春期以降の男性に多く見られるAGAは、額の生え際やつむじ部分から薄毛が進行していくのが特徴です。
AGAによって薄毛が進行してしまう理由は、男性ホルモンである“テストステロン”が、“5a-リダクターゼ”という酵素によって“ジヒドロテストステロン(DHT)”というホルモンに変えられてしまうため。
ジヒドロテストステロンが髪の毛の生え変わる周期、ヘアサイクルを狂わせてしまうことにより薄毛が進行していってしまうのです。
つむじは他の部分に比べて血管が少なく、さらに5α-リダクターゼが多いためにAGAによる薄毛が起こりやすいとされています。
またAGA以外にも、ストレスや生活習慣の乱れによって頭皮の血行が悪化し、血管の少ないつむじ部分に栄養がまわらなくなってしまうことで薄毛が進行してしまう場合も少なくありません。

つむじの薄毛は気が付きにくい!

通勤中の電車内や勤務中に椅子に座った際など、人からつむじを見られる機会は意外にも多いもの。しかし、自分自身のつむじをチェックする機会はそうそうありませんよね。
そのため、つむじ部分の薄毛は前頭部の薄毛に加えると気が付きづらく、さらに本来のつむじの様子も良く分からないため、薄毛か否かの判断が難しい場合も少なくありません。
家族や友人から言われて初めてつむじの薄毛に気が付く方も多いのです。
しかし、薄毛の改善には「早期発見・早期治療」が重要なポイントとなります。
「気が付いたときには手遅れだった!」なんていう事態を避けるため、つむじが薄毛になりやすい人の特徴を確認し、当てはまる場合には定期的につむじチェックを行うことをおすすめします。

つむじが薄毛になりやすい人の特徴

母方の祖父が薄毛

「禿げは遺伝する」という話を聞いたことがある方は多いと思いますが、実はこの噂は事実です。未解明な部分もありますが、薄毛には“本人の母親が父親から受け継ぐ遺伝子”が関わっていると考えられています。
そのため、母方の祖父が薄毛であるという方は、薄毛になりやすい遺伝子を引き継いでいる可能性があるのです。

男性ホルモンの分泌量が多い

先ほどご紹介したように、薄毛(AGA)を引き起こす原因は、男性ホルモン“テストステロン”が“5α-リダクターゼ”という酵素によってヘアサイクルを乱すホルモン“ジヒドロテストステロン”に変わること。
男性ホルモンの分泌量が多ければ、その分ジヒドロステロンに変換される量も多くなってしまいます。
体毛が濃い方は、その分男性ホルモンの分泌量が多いため要注意です。

生活習慣が乱れている

睡眠不足や食生活の乱れ、喫煙習慣や過度の飲酒といった日々の生活は、薄毛に大きな影響を及ぼします。
睡眠の質が悪ければ髪を育てるホルモンの分泌が妨げられ、食事の栄養バランスが偏れば頭皮にまで栄養を届けることができません。
さらに、喫煙は頭皮の血行不良を招き、過度の飲酒は髪の毛に必要なアミノ酸を不足させてしまいます。
また、ストレスも血行を悪くする原因のひとつであるため、日常的にストレスを感じている方も薄毛になりやすいと言えるでしょう。

つむじの薄毛治療

万が一つむじの薄毛に気が付いた場合、一体どのように改善していけば良いのでしょうか? 
まず大切なのは、一度生活習慣を見直してみることです。睡眠と食事、適度な運動によるストレス解消を意識して、心身を健康な状態へと導くことからはじめましょう。
生活習慣を改善しただけで薄毛が治るといったことはありませんが、その他の治療の効果をしっかりと得るためには生活の見直しが欠かせません。
基本である生活習慣の見直しとあわせて育毛剤の使用やクリニックへの通院をはじめるのがおすすめです。

つむじの自毛植毛は難しい?

現在の薄毛治療の主流は、服薬や自毛植毛といった方法。中でも、文字通り自身の髪の毛を移植・定着させる自毛植毛はかなりの人気を集めています。
しかし実は、この自毛植毛をつむじ部分に行うのは難易度が高いとされているのです。
その理由は、つむじの髪の生え方にあります。
頭頂部の中心辺りから、全方向に渦巻き状に生えているつむじ部分は、ある程度の量を移植して髪を伸ばすことで大体の薄さをカバーできる他の部分に比べ、つむじはなかなかごまかしがききません。
そのため、本来のつむじのように自然に見せるためには、移植する医師の腕前が非常に重要となるのです。

普段はなかなか自分で目にする機会のないつむじですが、今回ご紹介した情報を参考にして薄毛に素早く対策していきましょう。
自毛植毛をお考えの方は、つむじへの植毛経験の豊富な医師が在籍する、信用できるクリニックを探してみてくださいね。

親和クリニック総院長 音田 正光

監修医師
親和クリニック 総院長

音田 正光 MASAMITSU ONDA

大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。

FUE手術の症例数は約2,000例超に上る。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。

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