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薄毛に悩む方の強い味方として注目されている「自毛植毛」。ウィッグや人工毛を植えるというものではなく、自分の毛で薄毛が解消できるとして人気になっています。
しかし、実際に自毛植毛を行うとなると、「本当に生えてくるの?」「もっと簡単な方法があるのでは?」など、さまざまな疑問や不安が浮かんでくるでしょう。
実際に、僕は30代になった頃から若ハゲを実感し始め、34歳で自毛植毛を行いました。
もちろん、自毛植毛をしようと決断をする前はとても悩んでいましたが、今では「もっと早くやっておいても良かったのでは?」と思うほど。薄毛が解決できると、これまで喪失していた自分への自信を取り戻すことができ、毎日がとても楽しいです。
かつての僕のように薄毛に悩んでいる方がいたら、すぐにでも自毛植毛に挑戦して欲しいと思います。そこで今回は、僕の若ハゲ発症から自毛植毛までの体験談を紹介します。
30代になって薄毛が気になり始めて……
大学を卒業して社会人になり、一人暮らしを始めてとにかくがむしゃらに働いていた20代。彼女も作らず、朝早くから夜遅くまで仕事に集中していました。もちろん、生活習慣や食生活は乱れる一方で、1日の平均睡眠時間は3~4時間、1日2食をカップラーメンで済ませるという生活が当たり前に。仕事のストレスや疲れが溜まったときには、好きなお酒を飲んで解消していました。
そんな生活を続けていたせいか、30代になってしばらく経ったある日、ふと鏡を見たときに「なんか額が広くなっている……?」と思ったのです。
一度気になってしまうと、それからは鏡を見るたびに額に注目するようになります。人と顔を合わせて会話するときにも「この人若ハゲだ」と思われているのではないかと心配になってしまうのです。
僕が辿り着いた若ハゲの原因
「これ以上薄毛になるのは、見た目的にも精神的にもまずい!」と思い、若ハゲの原因を自分なりに調べました。すると、やはり20代の頃から続けていた生活習慣の乱れがまずかったようでした。カップラーメンばかりに頼る偏った食事や、忙しい仕事へのストレス、大量の飲酒などは薄毛の原因になるようです。
また、運動不足や血行不良、喫煙、頭皮への刺激、遺伝なども薄毛を引き起こす原因だといわれています。僕の場合、遺伝的に薄毛の心配はありませんが、喫煙や運動不足、血行不良には心当たりがありました。
この薄毛の原因と直面してしまった僕は、とにかくこの乱れきってしまった生活習慣を正そうという動きを開始するのです。
薄毛改善を目指して生活習慣の見直しをしたけど……?
まず僕が取り組んだのは、食生活の改善です。自炊は滅多にしませんでしたが、自宅で白米を炊き、スーパーで購入したお惣菜を食べるという生活に変えてみました。今思えば、それでいいのかとツッコミたくなりますが、当時の僕にはこれが精一杯でした(笑)
それと同時に、睡眠時間を6時間以上はとるようにし、さらにお酒とタバコの量も減らしました。これも完全に封印することはできませんでしたが、相当我慢をしていたことは覚えています。1~2年程度はこの生活を続けていましたが、鏡を見て髪をチェックしても、薄毛であることは変わらず。減ることはないけど増えることはない。現状維持ができてるならセーフと思えますが、この当時まだ僕は32~33歳ですから、やはり若ハゲであることには変わりないのです。
僕が自毛植毛を決断した理由
33歳ですでに薄毛になっている僕は、今はまだ現状維持ができているものの、この先どうなるかは分からないと思うようになりました。35歳、40歳、50歳と年を重ねたときに、徐々にハゲが広がっていく姿を想像してしまったのです。
そこで生活習慣の改善と並行して行ったのが、育毛剤と育毛シャンプーの使用。月並みな方法ではありますが、やはり薄毛に悩むと頼りたくなってしまうんです。とはいえ、僕はすぐにその効果と値段に対して疑問を持つようになりました。育毛剤と育毛シャンプーを購入して8,800円。これを月に1回ペースで支払い続けていたら、累計額が恐ろしいことになってしまいます。それならもっと確実かつ効率的な方法はないかと探したときに見つけたのが「自毛植毛」でした。
悩みやコンプレックスから解放! 自毛植毛をして明るくなった!
自毛植毛を検討してからというものの、僕は毎日のように自毛植毛を経験した人のブログを読み漁り、信頼できるクリニック探しに打ち込みました。
ネット上の体験談などでは賛否両論ありますが、僕は間違いなく自毛植毛をして正解だったと言えます。現在は植毛から1年半ほど経っていますが、髪が自然に伸び、自由にヘアアレンジを楽しんでいます。やはり髪型が決まると、気持ちも明るくなって毎日が楽しいです。気分的に余裕が出ているので生活にもメリハリがつき、薄毛に悩んでいたときよりも理想的な生活ができているほど。自毛植毛は、僕の見た目だけでなく、生活までをも大きく変えてくれたのです。
薄毛に悩んでストレスを感じている方は、これ以上髪が薄くなる前に、ぜひ自毛植毛に挑戦して欲しいと思います。
監修医師
親和クリニック大阪院院長
滝田 賢一 KENICHI TAKITA
監修医師
親和クリニック大阪院院長
滝田 賢一 KENICHI TAKITA
音田総院長の医局時代の同門であり、薄毛治療専門医となってからは4年で1,500件以上の自毛植毛手術を経験。
術後生え揃う頃に患者さまよりいただく「満足しています」「自毛植毛をやってよかった」の声をやりがいに、患者さまのご希望に合う適切なアドバイスやサポートを心がけた診察、施術を行っている。