COLUMN

自毛植毛は施術時にどのくらいの痛みがあるの?

前頭部や生え際、後頭部の薄毛で悩む方にとって、「自毛植毛」は選択肢の一つではないでしょうか。

一昔前に主流であった人工毛植毛とは異なり、自分自身の毛髪を移植するため安全性が高いと言われており、生着率も良いことから近年注目されています。

手術後、髪が生着した後は髪が成長し続けてくれるため、複数回の手術が不要であり、髪の増え方や生え方もとても自然である点も嬉しいポイントです。そんな安心感の高い自毛植毛ですが、実際に挑戦しようと検討し始めると、やはりいろいろと気になることが出てきますよね。詳しい手術内容や金額など、知っておきたいポイントはいくつかありますが、その中でも第一に気になることといえば、やはり手術中の「痛み」ではないでしょうか。

今回は、自毛植毛の手術中や術後には痛みがあるのか、またそれを緩和するためにはどのような方法があるのか、親和クリニックではどのような工夫を行っているのかをご紹介いたします。

自毛植毛には「痛み」がある?

自毛植毛を検討される中で、多くの方が手術中の「痛み」について気になっていることでしょう。しかし、痛みの感じ方には個人差があります。

また、術中や術後など自毛植毛を受ける過程により、痛みの発生しやすさに違いがあるため、全く「痛みはない」と断言することはできません。しかし、手術中は麻酔を使用するため、痛みを感じるという方はほとんどおらず、当院では多くの方がほぼ無痛状態で手術を終えています。

自毛植毛を検討されるうえで、術後直後の写真を見たり手術内容を調べていると、どうしても強い痛みがあるように思われるかもしれません。しかし、実際にはほとんど痛みを感じないと思っていただいて良いでしょう。

手術前の「麻酔」のチクッとした痛みだけを我慢して!

自毛植毛の手術前には、術中に痛みを感じないようにするために麻酔を打ちます。麻酔の種類はクリニックによっても異なりますが、局所麻酔や伝達麻酔、静脈麻酔などが主に使用されます。自毛植毛で手術を行うのは頭部だけですから、一般的な外科手術でイメージされるような全身麻酔を用いるようなことはありません。

しかし、手術前には麻酔を打つ際のチクッとした痛みを感じることはあります。健康診断の血液検査などと同様の一瞬の痛みであり、子どもでも耐えられる程度の痛みですので多くの方は我慢ができると思いますが、自毛植毛を受ける際、術前に注射があるということは知っておきましょう。

自毛植毛の術中に麻酔が切れてしまったら……?

自毛植毛の手術中は、鎮静剤や麻酔の効果によって意識が鈍り、眠ってしまう人がほとんどです。目覚めたときには、自毛植毛が終わっているというケースも多いですが、時には術中に意識が戻る人もいます。意識が戻ったとしても痛みを感じることはほぼないため大きな心配はありませんが、万が一手術中に麻酔が切れてしまった場合には、鎮静剤や麻酔の追加をすることができます。

術後の痛みには注意が必要!?

手術中には痛みを感じないことがほとんどですが、術後の痛みは人それぞれ異なるようです。術後は全く痛みを感じなかったという人もいれば、頭部に痛みを感じてしまったという人もいます。とはいえ、手術後にはクリニックによって痛み止めの処方があるため、痛みを感じた場合や痛みの予感があるときなどは、薬を服用して緩和させることができますよ。また、術後に痛みがあったという人の多くは、植毛した部分よりもドナーを採取した部分に痛みを感じています。夜寝るときなどに傷口が枕に当たったり、無意識のうちに傷部分を手で触ってしまった場合に痛みが感じられやすいため注意しましょう。

痛みはなくても突っ張った感覚や出血があることも……?

自毛植毛を経験した方の中には、「術中も術後も痛みを感じることはなかったが、しばらく突っ張り感があった」という方もいます。このような突っ張り感は、抜糸を行うことで元に戻ることが多いですので、ご安心ください。他にも、痛みを感じないものの、「縫合部分から血がにじんでしまって心配になった」という方もいます。しかし、この出血は自毛植毛を受けた後の経過としては正常なものですので、ご安心ください。もし出血が起こった場合はタオルで圧迫すると止血ができますので、もしご自宅で出血が起こってしまった場合は慌てずに対応いただくことが重要です。数日経っても術後に違和感があった場合には、手術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

痛みやトラブルを避けるためにできることは?

手術前や手術後の痛みを避けることはもちろん、術後のトラブルなどを避けるためには、自毛植毛の手術法やクリニックの選び方にポイントがあります。 実際に自毛植毛を受けるクリニックを選ぶ際、どうしても価格を重視しがちな傾向があるようですが、自毛植毛の実績や口コミなどを参考にするのも1つの方法です。特に最近では、メスを使わずに自毛植毛ができるという手術法に注目が集まっています。メスを使わない場合、術後に縫合する必要がないため、腫れや痛み、傷跡の目立ちなどをできる限り抑えることができます。痛みや出血などが心配な方におすすめです。

痛みが少ない親和クリニックの自毛植毛

従来の自毛植毛(FUSS法)との違い

従来の自毛植毛の手術方法としては、FUTストリップ法(FUSS法)という手術法が主流でした。この手術方法では、まずは移植する毛を頭皮ごと切除します。そこから「株」という移植単位に細かく毛を分け、その毛を薄毛の部分に移植するという方法です。毛の生着率が高いというメリットもありましたが、移植時はメスで頭皮を切除するため、移植元の部分に帯状の傷が残ってしまい、また術後の痛みが強い点が難点でした。当院でも開院当初はこのFUSS法での手術を行っていましたが、より患者さまにとって身体的・精神的に負担の少ない自毛植毛を提供するため、メスを使わない独自の手術方法での手術が主流となりました。

メスを使わない独自の手術方法「MIRAI法」とは

メスを使わない自毛植毛(FUE法)

当院が患者さまへの負担が少ない手術方法を模索する中で、自毛植毛の技術は大きく発展し、メスを使わずに小さなパンチを使用して移植を行う「FUE法」が登場しました。FUE法では、移植元の髪を採取する際に、小さなパンチを使って株を1つずつくり抜きます。FUSS法と異なり皮膚を切り取ることがないため、手術後の傷跡が目立ちにくく、痛みも感じにくいのがメリットでした。

FUE法をさらに進化させた高密度自毛植毛「MIRAI法」

FUE法による自毛植毛では、メスを使わないことで痛みや大きな傷跡、出血のリスクは少なくなったものの、移植できる髪の密度には限界があり、自然な仕上がりという観点ではまだまだ改良の余地がありました。そこで、当院では「MIRAI法」という独自の術式を開発しました。「MIRAI法」は、パンチブレードという細い管状の医療機器を使って移植元の毛をくり抜きます。ここまでは従来と同様の形式ですが、0.5mm-0.6mmと極細のマイクロパンチブレードを使用している点が、当院ならではのポイントです。この細さによって高密度な移植ができ、ボリューム感のある自然な仕上がりになります。

高密度自毛植毛「MIRAI法」なら術後の痛みも起こりにくい

せっかく採取した株も、傷んでダメージを受けてしまうとうまく生着しません。そのため当院では、空気圧を利用して、株に傷をつけないよう、短時間で移植していきます。自毛植毛に精通した当院のドクター陣、看護師陣だからこそ実現可能なスピーディな移植で、頭皮の腫れや身体への負担は軽減されます。そのため大量の毛髪も一度に植毛でき、施術範囲が広い場合でも日帰りでの手術が可能です。

また、傷跡が残りにくいため、術後の強い痛みや大量の出血などは起こりにくくなります。とはいえ、手術直後の患部をご自身で触ることに不安を感じる患者さまもいらっしゃいますので、アフターケアとして手術翌日の洗髪サービスを行っています。専任の美容師が最新の創傷治癒理論に基づき丁寧に洗髪しますので、目立つかさぶたの形成を防ぎ、手術後の外見上での違和感や不快感が軽減されます。

高密度自毛植毛「MIRAI法」による費用の目安

親和クリニックの自毛植毛の費用は、術式に応じた基本治療費と、患者さまの状態やご要望に応じた移植本数によって算出されます。

  • 表示価格は税込です。
初診料 無料
MIRAI法の基本治療費 220,000円
1グラフトにつき 990円
浅めのM字修正
Ⅲ型
必要なグラフト数(目安) 400~600グラフト
毛髪本数目安 1,000~1,500本
基本治療費+植毛費用(目安) 616,000円~814,000円

刈り上げないからバレにくい「NC-MIRAI法」

従来のFUE法をさらに進化させ、高度な技術力により高密度自毛植毛を実現した「MIRAI法」ですが、さらに当院のドクターが研鑽を重ねた結果、刈り上げない自毛植毛「NC-MIRAI法」が誕生しました。

「MIRAI法」では高密度の自毛植毛による自然なボリューム感や、日帰りでの大量移殖などは実現できましたが、移植元の髪を採取する際に刈り上げる必要があるため、手術直後は刈り上げた部分へのカバーシート(カツラ)装着が必須でした。

これを解決したのが「NC-MIRAI法」です。移植元の髪をドクターが見極め1本1本採取することで、カバーシートの装着が不要に。手術直後も自然な髪で日常生活に戻ることができます。人前に出ることが多い職業の方でも、手術直後の見た目を気にせずに当院の自毛植毛を受けていただけます。

刈り上げない「NC-MIRAI法」による費用の目安

  • 表示価格は税込です。
初診料 無料
NC-MIRAI法の基本治療費 330,000円
1グラフトにつき 2,200円
浅めのM字修正
Ⅲ型
必要なグラフト数(目安) 400~600グラフト
毛髪本数目安 1,000~1,500本
基本治療費+植毛費用(目安) 1,210,000円~1,710,000円

コストパフォーマンス重視の方へ「United MIRAI法」

  • 表示価格は税込です。
初診料 無料
United MIRAI法の基本治療費 275,000円
1グラフトにつき(MIRAI法/NC-MIRAI法) 990円/2,200円
浅めのM字修正
Ⅲ型
比率(MIRAI法:NC-MIRAI法) 7:3
必要なグラフト数(目安) 400~600グラフト
MIRAI法による植毛費用(目安) 277,200円~475,200円
NC-MIRAI法による植毛費用(目安) 264,000円~396,000円
基本治療費+植毛費用(目安) 816,200円~1,146,200円

痛みの起こりにくい自毛植毛なら親和クリニックで

安心感や安全度が高く、多くの人々から支持されている自毛植毛。当院の「MIRAI法」なら、痛みがほぼない状態で自然なボリューム感を出し、理想の髪型に近づくことができます。大きなコンプレックスとなってしまう薄毛を解消し、今後の人生を謳歌するためにも、ぜひ当院での自毛植毛をご検討ください。疑問点や不安な点がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

親和クリニック総院長 音田 正光

監修医師
親和クリニック 総院長

音田 正光 MASAMITSU ONDA

大学を卒業後、一般外科、消化管外科、乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、植毛手術を開始。

FUE手術の症例数は約2,000例超に上る。平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、この分野の先駆的報告となった。

親和クリニックの自毛植毛と
他の自毛植毛との違い

親和クリニックの自毛植毛と他の自毛植毛との違い

親和クリニックの自毛植毛手術「MIRAI法」「NC-MIRAI法」と、従来の「FUE法」、メスを使う「FUT法」、「ロボットによる植毛」との違いとは?基本的な違いをわかりやすく一覧表にまとめました。

こちらのページを見た方におすすめのコンテンツ

COUNSELING 信頼のカウンセリング

信頼のカウンセリング

最善の医療で、 患者さまのお悩みにお応えします

髪のお悩みの中でも特に薄毛は、誰にも相談することができず、長年一人で悩まれている方が多い印象があります。
私たちはどんな方にも安心してご相談いただけるよう、話しやすい雰囲気を大切にし、患者様に最善の医療をご提供するため、専門知識、技術の研鑽に努め、本質的な問題解決に導く最大限のお手伝いを心がけています。
どんな些細なことでも結構ですので、私たち専門スタッフにご相談ください。

お電話でのお問合せ

電話受付:9:30 - 19:00

新宿院直通  0120-2323-24
銀座院直通  0120-3888-77
名古屋院直通 0120-3737-57
大阪院直通  0120-1212-16
福岡院直通  0120-6767-69