COLUMN

自毛植毛にはどのようなダウンタイムがあるの?症状や期間とは

薄毛の悩みやコンプレックスを抱えている方にとって、強い味方となってくれる自毛植毛。
後頭部や側頭部に生えている元気な髪と皮膚を移植するため、定着率が高く、髪の成長を期待することができます。また、髪の増え方がとても自然な上に、一度手術を行えば基本的にはメンテナンスが必要なく、抜け毛の心配も少なくなるのも魅力です。
そんなメリットたっぷりの自毛植毛ですが、術後には“ダウンタイム”と呼ばれるものがあります。ダウンタイムとは一体どんなものなのか、またどのくらいの期間にわたるのかなどをご紹介いたします。

自毛植毛後に起こる“ダウンタイム”とは?

ダウンタイムとは、手術を終えてから普段通りに日常生活が送れるようになるまでの時間のこと。自毛植毛は、安全性や成功率が高いものではありますが、頭皮を移植して皮膚組織を埋めこむという大掛かりな手術です。もちろん移植した部分には傷ができるため、その部分が治癒するまでは普段よりも気を遣って生活を送らなければなりません。
傷が治って移植部分が定着し、普段の生活に戻るまではダウンタイム期間なのです。
また、自毛植毛だけではなく、豊胸手術や脂肪吸引、二重整形などの美容整形後にもダウンタイムがあります。何らかの手術を行ったときには、ほとんどの場合ダウンタイムがあると言えます。

術後のダウンタイムはどれくらいの期間なの?

自毛植毛の手術法には、ストリップ法やFUE法などがありますが、どちらの場合でもダウンタイムが短いという特徴があります。
具体的な期間を挙げると、約1~2日程度。自毛植毛の手術後は、頭に包帯を巻いて安静にすることが義務付けられますが、手術から2日経てば日常生活を送ることができます。 とはいえ、傷の治癒や施術箇所の定着の早さには個人差があり、人によっては少し長引くことがあります。腫れや軽い痛、かゆみ、かさぶたなどの症状が起こりやすいため、気になる場合には早めにクリニックに相談しましょう。

ダウンタイム中に起こる症状は?

美容整形や人工毛植毛などと比べると、ダウンタイムが短い自毛植毛ですが、人によっては短いダウンタイムの中にも何らかの症状が起こる場合があります。一般的にはどのような症状が起こるかチェックしておきましょう。

  • 麻酔が切れたあとの痛み
    自毛植毛の手術を行うときには麻酔を使用しますが、手術が終わって麻酔が切れると多少の痛みを伴う場合があります。痛みの大きさは個人差がありますが、クリニックから鎮痛剤をもらうことができるため、痛みが気になる場合には薬を使用しましょう。
  • 出血
    手術が終わって間もなくのダウンタイム中には、傷口から出血する可能性もあります。
    時間が経っても出血があるときには、清潔なタオルで傷口をおさえてください。
    また、シャンプーや就寝時の枕などで患部に刺激を与えないよう注意することも大切です。
  • 頭皮の腫れ
    ダウンタイム中に頭皮が腫れるという症状もよく見られます。また、頭皮だけでなく目元周辺が腫れることもありますが、時間とともに落ち着いていきます。3日程度は様子を見て、それ以上腫れが長引くときにはクリニックに相談しましょう。
  • 頭皮のかさぶた、痒み
    自毛脱毛の手術によってできた傷口が、かさぶたになると痒みを伴うこともあります。
    かさぶたが気になると手で触りたくなりますが、治癒を早めるためにも極力触れないように注意しましょう。また、かさぶたによる痒みがあるからといって掻いてしまうと、さらに傷ができてしまう可能性があります。絶対に掻かないようにしてください。
  • 抜け毛
    「自毛植毛をしたのに髪が抜けてしまった……」とショックを受ける方もいますが、術後に抜け毛があるのはよく見られる症状だと言えます。移植部分の周辺の毛も一緒に抜けてしまうこともありますが、時が経つにつれて映えていくので安心を。どうしても気になるという方はクリニックに相談しましょう。

ダウンタイム中~術後しばらくのアフターケア方法

自毛植毛のダウンタイム中は、頭皮に刺激を与えないことが大切です。シャンプーはもちろんNGですが、激しい運動なども避けましょう。
また、包帯を取って生活が戻ったとあとも、術後から2週間程度は普段よりも頭皮や髪の扱いに注意することが大切です。
シャンプーは低刺激のアイテムを使って優しく行い、洗い流すときのシャワーの水圧は弱くします。また、帽子やカツラなどをつけることも刺激となるため、頭に装着するものは避けてください。

自毛植毛のダウンタイムの過ごし方によって、その後の定着の仕方が変わることもあります。余計な刺激を加えないようにし、安静に過ごしましょう。

親和クリニック大阪院院長 滝田 賢一

監修医師
親和クリニック大阪院院長

滝田 賢一 KENICHI TAKITA

音田総院長の医局時代の同門であり、薄毛治療専門医となってからは4年で1,500件以上の自毛植毛手術を経験。

術後生え揃う頃に患者さまよりいただく「満足しています」「自毛植毛をやってよかった」の声をやりがいに、患者さまのご希望に合う適切なアドバイスやサポートを心がけた診察、施術を行っている。

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