植毛手術を進化させる最新技術

親和クリニックでは、パンチブレードを動かすハンドピースの改善も常に行っています。
頭皮のくり抜きはモーターの高速回転によって行われますが、より精度の高い手術の実現には、この回転が安定していることが重要です。
当院で使用しているハンドピースは、医療メーカーと共同で改良を重ね、よりブレのより少ない安定した回転を追求しています。
現在のハンドピースは第4世代で、回転の安定はもちろん、モーターの位置を変更することで、手術中に発生する水分や油分が施術に影響しない、よりスムーズな施術を実現する構造となっています。

自毛植毛手術は、医師が株を採取し、植毛ホールを開けた箇所に、看護師が植毛を行っていきます。その際問われるのは技術とチームワークです。
採取した株の「虚血時間（頭皮から切り離されて栄養を届ける血液が途絶えている時間）」が短いほど生着率が高まるため、素早く植毛を行えるかどうかが、満足感のある植毛手術の要となります。
親和クリニックではグループ全体で年間1,500件以上の自毛植毛手術を行っているため、その中で培った技術とチームワークでスピーディな植毛を実現。
手術時間の短縮と生着率の向上を記録し続けています。

親和クリニックには、オリジナル自毛植毛手術「MIRAI法」をさらに進化させた「NC-MIRAI法」があります。この術式は、移植毛を採取するためにバリカンで短く刈るのが当たり前だったこれまでの自毛植毛手術から脱却した、新しい術式です。
移植する周辺の髪すべてを刈るのではなく、移植する髪だけを短くカットし、移植株を採取します。時間と根気のかかる作業ですが、親和クリニックの医師陣の素早い手技と、スピーディな施術を可能にする医療設備が整っていることで実現しました。
バリカンで刈ることに抵抗がある、女性や人前に出るご職業の患者様からご好評をいただいております。