IMPLANTATION

植毛とは

植毛とはどのような薄毛治療?

施術中の音田正光総院長

植毛とは、薄毛部分の頭皮に毛髪を直接植え付ける治療です。
「自毛植毛」「人工毛植毛」の2種類があり、どちらも植え付けるという意味では同じ「植毛」ですが、その方法は大きく異なります。

このページでは、自毛植毛・人工毛植毛それぞれの仕組みや、似た言葉である「発毛」「育毛」「増毛」との違い、一般的なAGAクリニックで行われる治療との違いについて解説していきます。

植毛の種類

自毛植毛

自毛植毛のフロー

「自毛植毛」は、ご自身の髪を採取して薄毛部分に「移植」する手術です。
ここだけ聞くと、「植えてもまた抜けてしまうのでは?」というご心配になる方もいるかもしれませんが、自毛植毛では、AGAの影響をほとんど受けない後頭部や側頭部の毛髪を採取します。毛髪は移植前の性質をそのまま引き継ぐため、移植後もAGAの影響を受けることはまずありません。
また、自毛植毛では毛髪を作る組織を包む「毛包」ごと移植するため、生着(髪が頭皮に定着し、正常に発毛すること)した毛髪は、半永久的に生え変わります。

自毛植毛について詳しくはこちら


人工毛植毛

「人工毛植毛」は、合成繊維(主にナイロンやポリエステル)で人工的に作られた毛髪を頭皮に植え込む手術です。手術を行ったその日から髪を生やせることが最大の特徴です。
また、あらかじめ用意された人工の毛髪を用いるため、素早く大量に植えることも可能です。

ただ、人工毛は人体にとっては異物のため拒否反応が出る可能性があり、定期的なメンテナンスが必要となります。その人体への影響から、植毛の進むアメリカでは法律で禁止されており、日本でも人工毛植毛を行っているクリニックはほとんどありません。現在「植毛」というと基本的に「自毛植毛」のことを指します。

植毛のメリット・デメリット

自毛植毛

メリット デメリット
自毛だから拒絶反応が起こりづらい 1回あたりの施術費用が人工毛植毛に比べ高い
移植した毛髪は生着後、半永久的に生え続ける 効果が出るまでに約1年かかる
パーマ・ヘアカラーといった施術もOK ドクターの技量によって仕上がりに差が出る
髪が生えなくなった部分も発毛可能  

自毛植毛の最大のメリットは、移植した毛髪が生着後、半永久的に生え変わり続ける点です。1回の手術で生着することがほとんどのため、術後のメンテナンスも不要であり、維持費がかかることもございません。
しかし、1回あたりの効果が大きい分、その費用も高く、1回あたりの施術費用が最低でも数十万円かかってしまいます。また、手術を受けてから効果を感じるまで約1年ほどかかります。即効性を求める方には向かないでしょう。

詳しく知りたい方はこちら


人工毛植毛

メリット デメリット
一度に大量の本数を生やせる 化学繊維を植えるため、拒否反応が起こる
移植する部位、本数に合わせて自由に施術可能 定期的なメンテナンスが必要で、維持費がかかる
手術を受けたその日からヘアスタイルを変えられる 汚れが溜まりやすく、感染症を起こしやすい
1回あたりの施術費用が自毛植毛に比べ安い  

人工毛植毛のメリットは、その即効性です。希望の部位に希望の本数を好きなだけ生やすことができます。強度もそこそこあるため、自由にヘアスタイルを変えられます。
しかし、化学繊維を頭皮に植えるという性質上、拒否反応が起こりやすく、定期的に植え替えなければなりません。また、自然に生え変わらないため汚れや皮脂が溜まりやすく、細菌による感染症にかかりやすいデメリットもあります。

育毛・発毛・増毛との違い

育毛・発毛

発毛に使われる薬品(イメージ)

「育毛」は、頭皮マッサージや、外用薬・内服薬による「投薬治療」により、毛髪を抜けにくくして生育を助けることを指します。「発毛」は、同じく投薬治療により、新たに毛髪を生やすことを言います。

AGAクリニックで受ける治療も「投薬治療」が基本になります。定期的に通院して薬をもらう必要がありますが、気軽に始められることがメリットと言えるでしょう。しかし現在の薬学では毛髪を太く強くして、これ以上薄毛が進行しないようにする効果は期待できますが、髪が生える「発毛」までの効果はあまり期待できません。

親和クリニックの発毛治療


増毛

結毛式の図

「増毛」人工毛や人毛を、残っている地毛に結びつけたり(結毛式)、頭皮にシートで貼りつけたり(接着式)することで、髪が増えたように見せる技術です。施術を受けたその日からボリュームが出るので、すぐに効果を実感できます。

しかし生きた髪が増えたわけではないため、地毛の伸びに合わせて定期的なメンテナンスが必要です(1~2ヶ月に一度ほど)。また、地毛に結びつけたり、頭皮に貼り付けたりするため、毛髪やその土台となる頭皮に負荷がかかります。

また、自分で購入できて手軽に使えるパウダータイプの薄毛カバーもありますが、触ったり水に濡れたりすると取れてしまうという欠点があり、毛穴を塞いでしまうなど頭皮への負担も懸念されます。

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