びまん性脱毛症とは
女性の薄毛の原因で最も多いのが、40代以上に多く見られるびまん性脱毛症です。「びまん」とは、広範囲に薄く広がるという意味です。額や頭頂部など一部の毛が集中してなくなる男性の薄毛と異なり、女性の薄毛の場合は全体的に髪の毛が薄くなります。
びまん性脱毛症の薄毛の特徴は、抜け毛による毛量の減少と、髪の毛が細くなることによってハリやコシが失われることです。ふんわりした髪のボリュームが減り、スタイリングをしても分け目を中心にペタンとしてしまいます。頭皮が薄く見えてしまい、周囲の視線が気になってしまう方も多いです。
親和クリニックでは、女性の患者さまのご相談も増えています。分け目が次第に広くなり、地肌が見えてきたことを不安に思って来院される方の多くは、びまん性脱毛症を発症しています。
びまん性脱毛症の見分け方
以下の特徴に当てはまる場合、びまん性脱毛症を発症している可能性が考えられます。
- 分け目が広がっている
- 抜け毛が増えた
- 髪のボリュームが減った
- 頭皮が薄く見えている
- 髪が細くなった
- ヘアスタイルが決まりにくい
びまん性脱毛症は急激に進むことは少なく、徐々に進行していく場合が多いです。自然に治癒したり、薄毛の進行が途中で止まることは難しい場合も。そのため、びまん性脱毛症を治したい場合は、早めにその兆候を掴むことが大切です。
びまん性脱毛症の原因にはさまざまなものが考えられ、複数の原因が複雑にからみ合う場合も多いです。そのため、市販の育毛剤やエステのヘッドスパなどでは薄毛が改善されない可能性もあります。また、かつらやウィッグといった対策もありますが、唐突な変化で周囲をざわつかせてしまう心配もあります。
ただし、びまん性脱毛症は早期治療で効果的な改善が期待できます。薄毛治療で大切なことは、できるだけ早く始めること。薄毛は加齢やホルモンバランスの影響などで時間の経過とともに進行していく場合が多いので、薄毛を治したいとお考えであれば早期治療がおすすめです。残存する毛髪が多く、薄毛の部分が少ない方が、より効果的な治療ができるからです。
びまん性脱毛症の治療法について
前頭部や頭頂部の頭皮は薄く、血流量も少ないことから、びまん性脱毛症による薄毛の症状が現れやすい部位です。
一方で、後頭部や側頭部の頭皮は分厚く、血流量も豊富です。また、薄毛の原因の1つであるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響も受けにくいため、後頭部や側頭部の毛髪は薄毛になりにくいという性質があります。
びまん性脱毛症の効果的な治療法としておすすめしたいのが、自毛植毛です。薄毛になりにくい後頭部や側頭部の毛髪を使って、生え際や分け目、つむじなどの薄毛になりやすい部位に生きたまま移植し、薄毛を根本的に治す画期的な治療法です。
自毛植毛治療
自毛植毛とは、後頭部など薄毛の影響を受けていないご自身の毛髪を毛根の組織ごと採取し、薄毛の部分へ生きたまま移植する外科手術です。非常に高度で精密な移植手術の一種ですが、ご自身の毛髪を移植するため、身体の拒否反応のリスクは極めて低いとされています。
髪を作り出す細胞ごと移植するため、「自分の本物の髪」が特別なメンテナンスをせずとも何度でも生え変わり続けることが特徴です。自分の生きた毛髪で薄毛を治せるため、増毛やウィッグとは違って周囲をざわつかせる心配もありません。
洗髪やヘアカットも今まで通りに行え、パーマやカラーリングなど様々なヘアスタイルを楽しむこともできます。自毛が頭皮から生えていきますので、髪のプロである美容師さんにも気付かれにくいほど非常に風合いが自然です。
新しい毛髪が伸びていくためには半年〜1年程度の期間が必要ですが、時間をかけて徐々に髪が伸びていくため唐突な変化を起こさないことも大きなメリットです。自毛なので太さや色、手触りにも違和感がなく、女性らしいふんわりとした豊かな髪のボリュームが回復できます。
日本皮膚科学会のガイドラインによると、一般的な自毛植毛の生着率(移植した毛髪が生着する確率)は82.5%以上とされています。例えば、1,000本の毛髪を移植すれば、825本以上が生着する計算です。自毛植毛ならほぼ確実な発毛効果が期待できるので、びまん性脱毛症による薄毛をしっかりと治すことが可能です。
難しい頭頂部への植毛や、
ピンポイントの植毛も可能
女性の薄毛はまばらに髪が残っていることが多く、髪と髪の隙間を埋めるような繊細な植毛技術が必要になります。
親和クリニックの自毛植毛は、マイクロパンチブレードと経験豊富な医師の熟練の技術により、女性特有の薄毛にも対応いたします。
より自然で女性らしいふんわりとした仕上がりにするには、出来るだけ濃い密度で移植をすることも大切です。親和クリニックでは経験豊富な医師が手術を行うため、高密度な植毛を可能としています。
また「分け目の頭皮が特に目立つ」「おでこの生え際が気になる」といった一人ひとりの薄毛のお悩みにも個別で対応させていただいております。
もちろん、美容的な面にも細心の注意を払っており、より自然に見えるように移植する際の分量や角度も意識して手術を行っています。親和クリニックなら、ヘアラインの矯正も可能です。お顔の印象を柔らかくしたい、小顔に見せたいなど、女性特有のご要望にもお応えしております。
気になる箇所を中心に、迅速かつ丁寧に移植を行いますので、お気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
自毛植毛についてもっと詳しく知るなら...
びまん性脱毛症の症例
施術内容
後頭部や側頭部のAGAにならない生物学的性質を有する毛組織を毛包単位で採取し、薄毛が気になる前頭部や頭頂部などに移植する手術です。
施術期間・回数
半日(日帰り)
主なリスク・副作用
毛組織移植手術に伴う、外科手術一般に生じる症状、たとえば、 痛み、赤み、既存毛のショックロス、切れ毛、抜け毛、つっぱり感、知覚鈍麻、毛嚢炎、皮膚面の膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じる可能性があります。症状の改善には個人差はありますが、数日から数年以上の時間を要する場合があります。
びまん性脱毛症の原因について
びまん性脱毛症の大きな原因の1つは、加齢による女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンの1つであるエストロゲンには、毛髪の成長を持続・発達させ、頭皮環境を整える働きがあります。このエストロゲンは28歳頃をピークとし、その後次第に年齢とともに減少していきます。特に、出産や閉経、更年期のタイミングでエストロゲンはさらに激減し、髪の毛が細くなったり、髪のボリュームが減るといった現象が起こります。
出産後の薄毛は、時間の経過とともに回復する場合もあります。しかし、最近では若い方でもホルモンバランスの乱れからびまん性脱毛症になる方が増えてきています。また、女性の脱毛にはホルモン以外にも様々な要因が関係しています。原因は1つとは限らず、以下のような複数の原因が複雑にからみ合う場合も多いです。
食生活
偏った食生活や過剰なダイエットも髪に悪影響を及ぼします。これらが原因で髪の毛の成長に必要なアミノ酸や亜鉛が不足すると、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなり抜け毛が増えたりボリュームが減ってしまいます。
毛髪の主成分はケラチンというタンパク質の一種で構成されているため、タンパク質やタンパク質の合成に必要なビタミン、ミネラルなどの栄養素を含む食品を積極的に食べましょう。
タンパク質:肉、魚、卵、大豆、チーズ、牛乳など
ビタミン:野菜、果物、レバー、ウナギなど
ミネラル:貝類、海藻類、ナッツ、納豆、玄米など
脂っこいものや甘いものは、頭皮環境を悪化させる原因になります。揚げ物や脂身の多い肉、甘いジュースやお菓子などはなるべく摂取を控えましょう。
睡眠不足
髪の毛の健康は、睡眠中に分泌される成長ホルモンとも深い関わりがあります。成長ホルモンの分泌が多いと、頭皮環境が整い、太く強い髪の毛に成長します。逆に睡眠が不足すると十分な成長ホルモンが分泌されず、頭皮の血流も悪くなり、毛髪の成長に必要な栄養素やホルモンが届きにくくなります。
そのため、1日7時間以上の睡眠時間を確保し、寝不足にならないように注意しましょう。睡眠の質を高めるためにも寝る時間と起きる時間を決め、規則正しい生活のリズムを刻むことが大切です。
間違った頭皮ケア
過度なカラーリングやパーマは、髪の毛や頭皮に大きな負担をかけます。また日々のシャンプーやリンスも、1日に何度も行うと頭皮への刺激が強くなりすぎます。すすぎが十分ではない場合も、頭皮の乾燥や毛穴のつまりの原因になり、抜け毛やフケが増える可能性があります。
洗髪は基本的に1日1回、弱酸性の洗浄力がマイルドなシャンプー剤がおすすめ。シャンプーやリンスはしっかりと洗い流してください。シャワーやドライヤーの熱で、頭皮や毛髪にダメージを与えないように注意しましょう。
頭皮の乾燥が気になる場合は、保湿効果のある育毛剤を使ってみるのも良いでしょう。カラーリングやパーマの間隔は2ヶ月以上空けることをおすすめします。
煙草
煙草に含まれるニコチンは、毛細血管を収縮する働きがあります。毛細血管が収縮すると頭皮の血流が悪くなり、髪の毛の根元にある毛母細胞に十分な栄養や酸素が届きにくくなります。
喫煙は心身の健康にも多大な影響を与えるため、できるだけ控えることをおすすめします。完全な禁煙が難しい場合でも、喫煙本数を減らすことから始めていきましょう。
ストレス
仕事や家庭の人間関係などによるストレスは、ホルモンや自律神経のバランスが崩れるため毛髪に影響を与えます。薄毛を気にしすぎてしまい、それがますますストレスになってしまうケースもあります。
ストレスを溜めないこと、ストレスを上手に発散することが大切です。
平日の夜や休日は、好きな趣味や運動を楽しむ予定を入れておきましょう。映画鑑賞やカラオケ、散歩、ジョギング、読書、ショッピングなど好きなことなら何でもOKです。家族や友人と団らんしながら食事を楽しむのも、効果的にストレスを発散できます。
薄毛が気になる場合は、早めに医師のカウンセリングを受けることをおすすめします。
親和クリニックでは、びまん性脱毛症でお悩みの女性のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。