【前髪が薄い男性】原因と見分け方、生え際の薄毛を改善する画期的な治療法とは？

男性の前髪が薄くなる原因

男性には、前髪から薄毛が進行しやすいという特徴があります。まずは薄毛の原因を知ること、そして原因に応じた適切な対策を取ることが大切です。男性の前髪が薄くなる主な原因は以下の5つです。

• AGA（男性型脱毛症）
• 牽引性脱毛症
• 生活習慣の乱れ
• ストレス
• 誤った洗髪やヘアケア

それぞれを解説します。

AGA（男性型脱毛症）

男性の前髪が薄くなる主な原因の1つ目は、AGA（男性型脱毛症）です。

日本人男性の薄毛の原因の9割以上がAGAであると言われていて、3人に1人の確率で発症する進行性の脱毛症です。特に前髪の薄毛が気になる場合は、AGAが原因である可能性が高いと考えられます。

前髪の薄毛はAGAの特徴

牽引性脱毛症

男性の前髪が薄くなる主な原因の2つ目は、牽引性脱毛症です。

牽引性脱毛症とは、髪を引っ張り過ぎることによって引き起こる脱毛症で、オールバックやカチューシャ、ポニーテールなどの頭皮や髪に強いテンションがかかる髪型によくある症状です。常に同じ位置に分け目をつけたり、帽子やヘルメットをよく被ったりする場合にも見られます。

牽引性脱毛症は、髪型や分け目の位置を変えることで改善できる場合も多いです。しかし、髪を引っ張り過ぎたことによって毛根が死滅してしまった場合やAGAを併発している場合もあります。髪型や分け目の位置を変えても前髪の薄毛が改善しない場合は、親和クリニックまでご相談ください。

生活習慣の乱れ

男性の前髪が薄くなる主な原因の3つ目は、生活習慣の乱れです。

生活習慣とは、食事・睡眠・運動などの基本的な活動をいいます。毛髪の健康や成長は、食事による栄養や血行、ホルモンバランスなどによって維持されているため、乱れた生活習慣は前髪の薄毛の原因になる可能性があります。

食事について

睡眠について

睡眠時間が不足すると、髪の健康や成長を維持するために必要な成長ホルモンの分泌が減少し、薄毛や抜け毛の原因になると考えられます。また、睡眠不足によって疲れやストレスが溜まりやすくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなったりします。その結果、血行不良やホルモンバランスの乱れが引き起こされ、髪の健康や成長が阻害される可能性が高まります。

睡眠不足は心身の健康に多大な悪影響を及ぼしますので、十分な睡眠時間を確保することが大切です。1日7時間以上の睡眠時間を確保し、どんなに忙しくても睡眠を削ることがないようにしていきましょう。睡眠時間が足りない場合は、昼休みや休憩時間に仮眠を取ることもおすすめです。

また、夜はゆったりと入浴を楽しみ、読書やストレッチをしてリラックスタイムを過ごしましょう。入眠の妨げになりますので、寝る前はスマートフォンを見ないようにしたり、カフェイン入りの飲み物を飲まないようにしたりすることも大切です。

運動について

ストレス

誤った洗髪やヘアケア

男性の前髪の薄毛を治療する3つの方法

男性の前髪の薄毛は、クリニック治療で効果的な改善が期待できます。日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』で紹介されている主なAGA治療法は以下の3つです。

• 内服薬治療
• 外用薬治療
• 自毛植毛

それぞれを解説します。

内服薬治療

男性の前髪の薄毛を治療する1つ目の方法は、内服薬治療です。

AGA治療に用いられる内服薬には、フィナステリドとデュタステリドがあります。いずれも5αリダクターゼに作用することで、テストステロンがDHTに変換されることを阻害し、AGAの進行を抑える働きがあります。

フィナステリドは、5αリダクターゼⅡ型に作用することで、AGAの進行を抑えることができます。一方、デュタステリドは、5αリダクターゼⅠ型とⅡ型の両方に作用し、より強力にAGAの進行を抑えることができます。そのため、フィナステリドはAGAによる薄毛の進行が初期の段階で、デュタステリドは薄毛の範囲が広い場合やAGAの進行が早い場合に用いられます。

いずれの内服薬もAGAの治療効果が医学的に認められていて、日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、フィナステリド・デュタステリドともにA（行うよう強く勧める）と推奨されています。

内服薬治療の注意点

ただし、フィナステリド・デュタステリドともに、まれに肝機能障害や勃起不全などの副作用を起こすリスクがあるため、必ず医師の処方のもと正しく使用することが大切です。ネット通販や個人輸入で入手し自己判断で服用することは、非常に危険ですので絶対におやめください。

また、男性ホルモンへの影響が強いため、女性や未成年に使用することはできません。特に妊娠中の女性が服用すると、胎児に悪影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。

なお、フィナステリド・デュタステリドともにAGAの進行を抑える効果はありますが、AGAそのものを完治する効果はありません。そのため、薄毛の進行を抑えたいと思う限り、長期継続的な服用が必要になります。また、AGAが進行し、毛根の細胞が死滅した段階では効果を発揮できないため、早めに治療を開始することが大切です。

外用薬治療

男性の前髪の薄毛を治療する2つ目の方法は、外用薬治療です。

AGA治療に用いられる外用薬には、ミノキシジルがあります。ミノキシジルには血管を拡張し、血流を促進する効果があるため、頭皮に塗布することで毛髪に栄養を送る毛細血管の血流が促進され、毛母細胞の働きを活性化することで発毛を促すことができます。

ミノキシジルの効果は日本の厚生労働省も承認済みであることから、高い発毛効果が期待できます。また、日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、ミノキシジルの外用をA（行うよう強く勧める）と推奨されています。

外用薬治療の注意点

ただし、ミノキシジルは循環器系に与える影響が大きいため、医師や薬剤師の指導のもと正しく使用することが大切です。また、男性は5%、女性は1%と推奨されるミノキシジルの配合量に違いがあるためご注意ください。

なお、ミノキシジルにはAGAの進行を抑えたり、AGAを完治させたりする効果はありません。そのため、一般的なAGA治療では、内服薬と併用することで効果的な薄毛改善が期待できます。また、ミノキシジルも使用をやめると効果が薄れてしまうため、薄毛を改善したいと思う限り、長期継続的な使用が必要になります。

ミノキシジルについては、タブレット型の内服薬が市場に出回っていますが、日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、ミノキシジルの内服をD（行うべきではない）と警告しています。ネット通販や個人輸入でミノキシジルタブレット等を入手し、自己判断で服用することは大変危険ですので絶対におやめください。

自毛植毛

男性の前髪の薄毛を治療する3つ目の方法は、自毛植毛です。

自毛植毛とは、AGAになりにくい後頭部や側頭部の毛髪を、毛根の組織ごと薄毛の部分に移植する外科手術です。自分の毛髪を移植するため、拒絶反応などの副作用がほとんどありません。移植した毛髪の多くはその場で生着し、その後は生え変わり続けることができます。自分の毛髪で薄毛が改善できるので、自毛植毛は薄毛のお悩みを根本から解決できる画期的な治療法です。

日本皮膚科学会がまとめた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では、自毛植毛をB（行うよう勧める）と推奨されていて、薄毛の改善効果が医学的に認められています。

自毛植毛のメリット

例えば、前髪の薄い部分に自分の毛髪を移植すれば、薄毛になる前のふんわりした前髪の状態に近づくことができます。自分の毛髪を移植するため風合いが自然でバレにくく、かつらやウィッグのように周囲に違和感を与える心配がありません。洗髪や散髪も今まで通りに行え、パーマやヘアカラーなどのおしゃれも楽しめるようになります。

親和クリニックが提供する最新式の自毛植毛なら、メスを使わずに超極細のパンチブレードで毛髪の採取と移植を行います。頭皮を切り取る必要がないため、痛みや傷が残りにくく、ダウンタイムもほとんどありません。日帰り手術が可能で、翌日にはクリニックで洗髪ができるほど回復が早いというメリットがあります。

さらに、自毛植毛は基本的に1回の手術で完了できます。その後は定期的な通院や日々の手間暇が必要ありませんので、AGA治療薬のように毎日欠かさずに薬を飲んだり塗ったりすることもありません。そのため、長期継続的に薬を使うことに不安を感じる方や毎日欠かさずに手間暇をかけることを難しいと感じる方に、自毛植毛は非常におすすめの治療法となります。

自毛植毛のデメリット

自毛植毛のデメリットは、費用が高いことです。親和クリニックで1000株を移植した際の費用は、121万円～となっています。高度で精密な技術を要する外科手術であるため、決して安い金額とはいえません。

しかし、自毛植毛は1回の治療で完了できるというメリットがあるため、長期的に考えればトータルコストが薬物治療よりも安く済む場合もあります。例えば、30代前半から月1万5千円の薬物治療を50代前半まで継続した場合、20年間のトータルコストは以下のようになります。

月1万5千円×12か月×20年=360万円

自毛植毛	薬物治療
1000株移植の場合 121万円	月1万5千円の薬を20年間継続 360万円

自毛植毛は、日々の手間暇もなく、ストレスフリーな毎日が過ごせるため、コストパフォーマンスは高いといえます。なお、自毛植毛の費用に関しては、医療ローンやモニター料金のご案内もできますので、詳しくは親和クリニックまでご相談ください。

自毛植毛で前髪は取り戻せる

自毛植毛なら、AGAが進行して毛根が死滅した部分であっても発毛させることができるので、AGA治療薬が効果を発揮できない薄毛も改善できます。また、もともと毛が生えていない部分であっても発毛させることができるので、生え際のライン矯正や生まれつきの薄毛でも自毛植毛なら改善が可能です。

前髪の薄毛が進行してしまい、一般的なAGA治療で効果を感じられなかった方や薄毛治療を諦めていた方でも、自毛植毛なら改善が期待できます。そのため、自毛植毛は薄毛治療の最後の切り札として近年注目を集めています。

親和クリニックでは、最新式のFUE法を、さらに進化させたMIRAI法を提供しております。国内最少レベルの0.5mm級のパンチブレードを使用するため、術後の速やかな回復が可能です。また、後頭部を刈り上げずにドナーを採取するNC-MIRAI法、リーズナブルなMIRAI法とNC-MIRAI法を部分的に使い分けるハイブリッドなUnited-MIRAI法もご用意しています。

前髪の薄毛を違和感なく改善したいなら、自毛植毛がおすすめです。親和クリニックでは、前髪の薄毛でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案いたしますので、どうぞお気軽にご来院ください。

前髪の薄毛のよくある質問

前髪の薄毛に関するよくある質問をまとめました。