親和クリニックでは、自毛植毛の手術後も定期的な経過観察を行い、移植した毛髪・頭皮の状態に合わせて適宜フォローやアドバイスを行っております。
実際に親和クリニックで自毛植毛手術を受けられた患者さまの写真とともに、術後の経過についてご紹介いたします。
施術名 | 自毛植毛(MIRAI法) |
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移植本数(グラフト数) | 2,000株 |
施術の費用 | 2,200,000円 |
施術治療日 | 2018/01/04 |
施術期間・回数 | 半日(日帰り) |
施術内容 | 後頭部や側頭部のAGAにならない生物学的性質を有する毛組織を毛包単位で採取し、薄毛が気になる前頭部や頭頂部などに移植する手術です。 |
主なリスク・副作用 | 毛組織移植手術に伴う、外科手術一般に生じる症状、たとえば、 痛み、赤み、既存毛のショックロス、切れ毛、抜け毛、つっぱり感、知覚鈍麻、毛嚢炎、皮膚面の膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じる可能性があります。症状の改善には個人差はありますが、数日から数年以上の時間を要する場合があります。 |
手術当日は執刀医と綿密な打ち合わせをしていただいた上で手術を行っていきます。
そのため、術前に執刀医とお話いただく時間を1時間程度設けております。
患者さまがご希望されるデザインの元、最終的な株数・デザインを決めてまいります。
移植する部位へデザインのマーキングをした上で手術開始となります。
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親和クリニックの自毛植毛は移植毛の安定感が強く、従来の植毛では考えられなかった、手術翌日の洗髪が可能となっています。
手術翌日から洗髪を開始することにより、術後の創傷部位を清潔に保ち、回復をより早めることができます。
術後当日は頭部全体に包帯を巻いて患部を保護します。包帯は手術翌日に外すことができます。親和クリニックでは、専任のスタッフによる施術翌日の洗髪を行い、ご自宅での洗髪方法のレクチャーさせていただくとともに、見た目の違和感や頭皮の不快感を軽減します。
移植毛をしっかり頭皮に生着させるため、術後3〜4日は激しい運動や過度の飲酒、過度の喫煙も控えましょう。
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術後1週間ほどで移植部・採取部の傷跡がほぼ回復し、普段通りのシャンプーや長時間の入浴、運動、飲酒などが可能となります。
この時期を迎えると移植した髪の毛が安定するため、脱落や出血の心配がほとんどなくなります。患者さまの不安がなくなってくる時期です。
術後2週間ほど経ちますと、頭部に直接衝撃が加わるサッカーやその他の激しいスポーツ、またはサウナなど、ほぼすべてのことが解禁となり、普段とまったく変わらない生活が送れるようになります。
取れたかさぶたに毛がついていたら、きちんと髪を移植できたのか不安になってしまいますよね。
しかし、この際の抜け毛に関して心配は無用です。施術後2週間ごろにかさぶたと一緒に髪が取れてしまっても、基本的に髪を作る細胞は頭皮にきちんと生着しています。そのため、半年後あたりからまた新しい毛が生えてくるのです。
髪が抜けたからといって過度に不安になったりストレスを抱えたりせず、「また生えてくるのが楽しみ」という前向きな気持ちで成長を待ちましょう。
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移植した髪の毛は生着していますが、一時的に毛が抜け落ちる時期に入ります。
この時期は移植した毛の大半が脱落を始めます。
移植した髪の毛は、そのまま成長するのではなく1度抜け落ち、新たに発毛して長く生え揃っていきます。この移植毛が1度抜け落ちる現象を、「一時的脱毛」と呼びます。
対して同時期に、移植した周りにもともと生えている髪も抜けることがあります。これが「ショックロス」です。ショックロスの原因ははっきりと解明されていませんが、一時的脱毛と同じく術後4ヶ月~半年ほどで発毛し、その後は正常に生え変わっていきます。
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術後2~3ヶ月目までに移植毛の90%ほどが抜け落ちます。(移植毛脱落の程度は個人差があります)
あくまで移植した毛が抜けるだけですので、見た目的には手術前の状態に戻る感じです。
個人差はありますが、3ヶ月を越えた辺りから移植部に発毛が始まります。
生え始めの毛は細い産毛のような感じですが、成長するに従って太く長く伸びていきます。
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術後6ヶ月になると、ほぼすべての移植毛が発毛し、2~3cmほどの長さになります。
移植部全体に発毛がみられ、自毛植毛の効果を実感しやすい時期になるかと思います。
また、移植部の毛髪は太さを増しながら長く伸びていきます。
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術後9ヶ月になると、大半の移植毛が太く長く成長し、見た目も大きく変わってきます。
植毛前はできなかったヘアスタイルに挑戦し始める患者さまもいらっしゃいます。
しかしまだ完成ではありません。これ以降、新たに成長を始める毛髪もあります。
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一般的には、移植した毛髪の密度・太さ・長さが十分に成長し、ひとつの完成形として評価できる時期となります。
この時期には、医師による術後1年目の検診を設けております。
多くの患者さまは結果に満足されますが、更なる密度アップを求め、追加の自毛植毛をご希望される患者さまもいらっしゃいます。
カツラや増毛のように、特別なメンテナンスが必要になることはありません。
ただし、自毛植毛で移植した髪以外の髪は、生活習慣の乱れやストレスなどの薄毛の要因が重なると、再び薄毛になってしまう恐れがあります。
植毛によって改善したヘアスタイルをより長くお楽しみいただけるよう、頭皮や毛髪の健康を維持するための生活習慣などについてもアドバイスさせていただきます。
Q
植毛と自毛植毛って何が違うの?
A
「植毛」は、合成繊維などの人工物で作った偽の毛髪を頭皮に植え込む「人工毛植毛」と、後頭部や側頭部などの薄毛の影響を受けにくい自分の毛髪を植え込む「自毛植毛」とを含む、自毛植毛より広い概念です。
Q
手術中や術後に痛みはあるの?
A
自毛植毛手術の方法には、自毛を移植するためにメスで頭皮を切り取る「FUSS法」と、メスを使用せず小さなパンチで移植を行う「FUE法」「MIRAI法」とがあります。一般にFUE法、MIRAI法は手術の傷跡が極めて小さいため痛みを感じにくく、術後の回復が早いのがメリットです。
また、手術に際しては麻酔を使用します。そのために、親和クリニックで行われるMIRAI法の手術では、手術前に麻酔を打つときの「チクッ」とした痛みを除けば多くの方がほぼ無痛状態で手術を終えます。
手術後に関しては、全く痛みを感じなかったという人もいれば、やや痛みを感じたという人もいて人それぞれです。ただし、手術後はクリニックで痛み止めが処方されます。痛みを感じたとき、あるいは痛みの予感があるときは、痛み止めの服用で痛みを緩和できるでしょう。
Q
みんな複数回受けるの?料金はその度にかかるの?
A
1度の施術で移植できる株数は患者様の当初の状況やクリニックの技術力に依存するため、各クリニック、患者様の薄毛の進行状態によっても異なります。
親和クリニックのMIRAI法であれば、多くの場合1度の施術でご満足していただける株数を移植することが可能ですが、クリニックによっては2回に分けられるケースもあるでしょう。
2回目の基本治療費等についても基本的に1回目とは変わらず発生するため、当院なら1度で済む株数の場合、無駄な費用と言えます。事前に複数院で相談することおすすめいたします。
また、料金を抑えたい場合は、親和クリニックではモニター制度を利用することにより手術費用の割引を受けることもできますので、お気軽にご相談ください。
Q
移植した毛髪を定着させるために注意するべきことは?
A
自毛植毛した毛髪が生え揃うためには、毛がしっかりと定着することが重要です。そのために注意すべき点として
術後の過ごし方は毛髪の定着率にも大きく影響します。個人差もあるため、詳しくは担当医師にしっかりと確認するようにしましょう。
親和クリニックにて自毛植毛手術を受けられた患者さまの様々な部位の症例写真を、下記ページにてご紹介しております。ぜひご参照ください。
手術後の頭皮はデリケートです。頭皮にダメージを与えないために、手術直後は以下の点に注意しましょう。
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