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薄毛や抜け毛に関する情報を調べていると、一度は必ず目にするのが「薄毛に悩んでいる人はトリートメントを使わないほうが良い」という内容。
リンスやコンディショナー、トリートメントといったヘアケア用品は、美しい髪を保つための重要なアイテムです。しかし、一体なぜそんなトリートメントが薄毛に良くないとされているのでしょうか?
今回は、トリートメントが与える効能と、頭皮に悪影響を与えない正しい使い方についてご紹介します。
トリートメントの効果と薄毛への影響
トリートメントを頭皮に揉み込む
髪の内側に浸透するとともに、外側をしっかりとコーティングすることで潤いを閉じ込めるトリートメント。その効果は、あくまでもダメージを受けた髪の毛をケアするためのものです。頭皮にトリートメントを揉み込んでしまえば、毛穴を塞いで髪の成長を妨げてしまいます。
丁寧に洗い流していない
トリートメントを使う方の中には、「完全に洗い流すと効果が消えてしまうような気がするから」と、完全に洗い流していない方も少なくありません。 しかし、髪や頭皮にトリートメントが残っていれば、雑菌の繁殖や毛穴の詰まりの原因となってしまいます。
正しいトリートメントの使い方は?
使い方によっては抜け毛や薄毛の原因になってしまうとはいえ、ツヤとコシのある若々しい髪を保つためにはトリートメントが欠かせないもの。
トリートメントの正しい使い方を確認して、上手に良い効果だけを引き出すことが大切です。
1番のポイントは、適量を毛先中心につけていくこと。髪の毛の中でも特にダメージを受けやすい部分は毛先です。自分の毛量や髪の長さに合わせてトリートメントの量を調整し、毛先に揉み込むようにしてつけていきましょう。髪に残った水気を利用し、トリートメントを薄く伸ばすイメージで行うと良いですよ。
いかがでしたか?
さまざまな噂が飛び交うトリートメントと薄毛の関係についてご紹介いたしました。
トリートメントもシャンプーと同じく、日々のヘアケアに欠かせない重要なアイテムです。髪のダメージを補修し、健康な髪の毛を育てるために、正しい方法でトリートメントを行ってくださいね。
監修医師
親和クリニック銀座院院長
安藤 善郎 YOSHIRO ANDO
外科医として30年近くの研鑽を積んだのち、植毛手術に携わる。
科学的根拠に基づく「傷を痛くなく、早く、きれいに治す湿潤療法」の実践、啓蒙活動を行っていた実績を活かし、十分なインフォームドコンセントのもとに患者さまの満足を第一にした自毛植毛手術を提供する。
外科医として30年近くの研鑽を積んだのち、植毛手術に携わる。
科学的根拠に基づく「傷を痛くなく、早く、きれいに治す湿潤療法」の実践、啓蒙活動を行っていた実績を活かし、十分なインフォームドコンセントのもとに患者さまの満足を第一にした自毛植毛手術を提供する。