DOCTOR COLUMN

側頭部の薄毛の原因と対策医療機関を受診して正しい知識で治療を

側頭部の毛髪は、AGAの影響を受けやすい頭頂部や前頭部とは違って、薄毛になりにくいというのが定説でした。
しかし最近では、側頭部の薄毛に悩む人が増えているようです。側頭部の薄毛はAGAとは異なる原因によって引き起こされるので、正しい知識を得て対処していく必要があります。
また、他の病気が隠れている恐れがあるので、必要に応じて医療機関を受診することが大切です。
ここでは、側頭部の薄毛の原因と具体的な対策法について解説していきます。

側頭部の薄毛の特徴と日常生活における原因

まずは、側頭部の薄毛の特徴と、日常生活に潜むリスクについてみていきましょう。

側頭部の薄毛の特徴

一般的な薄毛の原因として多いのがAGA(男性型脱毛症)です。
日本人男性の実に3割がAGAによる脱毛症に悩まされていると言われています。AGAの症状としては、男性ホルモンの影響下にある頭頂部や生え際の毛髪が軟毛化して細く短くなり、しっかりと成長することなく抜け落ちるパターンがほとんどです。
側頭部の髪の毛はAGAの影響をあまり受けないため、薄毛になりにくいとされてきました。
したがって側頭部に薄毛がみられた場合は、AGAと異なる原因が隠れていると考えられます。

日常生活における主な原因

直接的な原因ではありませんが、日常の過ごし方が薄毛の症状進行に影響を与えているのではないかという説があります。
日々の過ごし方を気を付け、薄毛が発症しにくい生活を送るよう心がけましょう。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンを長時間使用するなどして目の疲れが溜まると、目の周りの筋肉が固まりやすくなり、血行不良を起こします。
血行が悪くなることによって側頭部周辺の毛根の状態が悪くなれば、薄毛につながる可能性があります。

肩こり

首回りの筋肉が硬くなると、血流が悪くなって頭皮に必要な酸素や栄養が行き届きにくくなります。栄養不足になった髪の毛は細くなり、抜け毛が増えるようになり、結果として、薄毛になってしまいます。
運動不足や長時間同じ姿勢でいることが多い人は、肩が凝り固まりやすいので要注意です。

ストレス

肉体的、精神的に大きなストレスがかかるのは、やはり髪にとって良くないと考えられています。
ストレスが溜まると、血行不良や円形脱毛症を引き起こし、薄毛になる可能性が高まります。

側頭部の薄毛を引き起こす主な病気

側頭部が薄毛になったときは、脱毛症や病気を発症している可能性があります。
実は薄毛とは別に重大な病気が隠れているかもしれないので、少しでも症状が気になったら早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。

甲状腺のホルモン異常

側頭部全体が徐々に薄くなっていく症状がみられる場合、甲状腺機能亢進症、もしくは甲状腺機能低下症の発症が疑われます。
この2つは甲状腺のホルモンの分泌量が多すぎる・少なすぎることによって起こる病気で、どちらも抜け毛の症状が現れるのが特徴です。
側頭部の薄毛とともに慢性的な疲労感やむくみを感じたら、甲状腺ホルモンの検査を受けてみましょう。

牽引性脱毛症

女性に多くみられる脱毛症です。エクステやポニーテール、お団子ヘアなど、髪の毛を強く引っ張るヘアスタイルを長期間続けることによって、その部分に過度の負担がかかり、髪が抜けて薄くなっていきます。
こまめに髪型や分け目を変えるだけでも改善が見込めるでしょう。

脂漏性皮膚炎

カビの1種であるマラセチア真菌が皮脂を餌にして増加し、炎症を引き起こす病気です。
脂漏性皮膚炎を発症した場合、頭皮にフケやかゆみを伴う湿疹などがみられるようになります。頭皮環境が悪化するため、放っておくと脱毛症の原因にもなりかねません。
偏った食生活やストレスは皮脂の大量分泌につながるので、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。

蛇行性円形脱毛症

複数の円形脱毛症が連なり、髪の毛が帯状に抜けていく病気です。
主に自己免疫疾患やストレス、ホルモンバランスの乱れによって起こると考えられています。痛みは少なく、髪の毛が簡単に抜け落ちてしまうのが特徴です。
通常の円形脱毛症では自然治癒も望めますが、蛇行性の場合は難治性のものが多いため、早い段階で医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。

側頭部の薄毛対策

側頭部の薄毛を解消するには、それぞれの症状に合わせた対策が必要です。頭皮の状態や症状をチェックして、どのような対策を取るべきか判断することが求められます。

日常生活でできる側頭部の薄毛対策

医学的にはその関連性は未だ解明されていませんが、日々の習慣を改善することが薄毛の予防につながる可能性があります。
薄毛の予防には以下の点を気を付けると良いと考えられています。

目の疲れや肩こりを解消する

現代人は目を酷使しがちです。また、デスクワークの増加などにより肩こりを訴える人も増えています。
パソコンやスマートフォンなどを長時間使用する際は、こまめに休憩をとり、できるだけ目を休ませる工夫をしましょう。
眼精疲労を和らげる方法として、蒸しタオルの利用がおすすめです。
蒸しタオルの作り方はいたって簡単で、水に濡らしたタオルを絞って、電子レンジで1分ほど温めるだけです。
温めたタオルを目の上にのせることによって血流が促進され、凝り固まった筋肉がほぐれていきます。

姿勢が悪いと肩こりの原因になるので、デスクワークを行う際は姿勢よく座ることを心がけましょう。
また、1時間に10分程度の休憩をとることも重要です。
軽い運動やストレッチ、マッサージなどをして体をほぐすことは、頑固なこりや痛みの解消に役立ちます。

ストレスを発散する

ストレスを溜め込むと体にも頭皮環境にも良くないと考えられています。
まずは、上手にストレスを発散する方法を見つけましょう。
スポーツやダンス、楽器演奏、創作などの趣味に打ち込むのが良いのではないでしょうか。
自然や植物に触れる機会を持つと、心身ともにリフレッシュできるのでおすすめです。

食生活の改善

過度なダイエットを行うと、頭皮に必要な栄養が不足して抜け毛を増やす原因になる可能性があります。
また、脂っぽいもの中心の食生活も良くありません。
頭皮から皮脂が過剰に分泌され、脂漏性の脱毛症を発症する可能性があります。
無理な食事制限や過度の偏食を避けて、1日3食バランスよく食べることが大切です。

洗髪方法の見直し

正しい洗髪をし、頭皮環境を改善することで、薄毛が改善される可能性があります。
刺激の少ないシャンプーを使って、優しくマッサージするように髪を洗いましょう。
スカルプシャンプーや弱酸性のアミノ酸シャンプーがおすすめです。
また、濡れた髪をそのまま放置していると雑菌が繁殖しやすくなります。シャンプー後はなるべく自然乾燥を避け、ドライヤーを使って髪と頭皮を素早く乾かしましょう。

病院の皮膚科や薄毛治療専門クリニックを受診する

側頭部の薄毛を発見したら、症状に応じて受診する医療機関やクリニックを選択してください。脂漏性皮膚炎や円形脱毛症が疑われる場合は皮膚科を受診しましょう。
自分では原因が特定できず、側頭部も含めた薄毛全般について悩みを抱えているときは、薄毛治療専門のクリニックに相談することをおすすめします。

側頭部の薄毛の放置は危険!気づいたら早めの対策を

側頭部の薄毛はAGAとは脱毛のメカニズムが異なります。
自分の抜け毛の原因を見極めた上で、それぞれに合った対策を行うことが回復への近道です。
一般的には、生活習慣やストレスなどが原因であることが多いのですが、もしかすると重篤な病気が隠れているかもしれません。
薄毛以外の症状があれば、早めに病院を受診しましょう。

自分1人では判断がつかない場合、薄毛治療専門のクリニックで原因を突き止めてもらうのが得策です。
具体的な対策をとれずに放置していると、手遅れになる可能性があります。
少しでも気になる症状があれば、早めに相談しましょう。

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